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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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なろう、カクヨムでは先行していましたが、過去にアンソロジー「僕らはいつだって本の虫なのサ6」に寄稿していた現代恋愛短編を、少しだけ改稿して掲載しました。

「ひとり」(全3話完結済/現代/恋愛)

"つまるところあの女は男から粗略に扱われることに慣れていて、慣れているのだからそのように扱ってもかまわないと、男に思わせるような女だった。"
 罵られても馬鹿にされても口答えひとつせず、いつもただ不幸せそうに笑っていた女は、出て行くときも恨み言ひとつなく、残していったのは短い書き置きと、古びた文庫本が2冊きりだった。

 サイト → http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/nebel_01.html
 なろう → https://ncode.syosetu.com/n6939fn/
 カクヨム → https://kakuyomu.jp/works/1177354054889785667
 
 お時間あればお好きなフォームでのぞいてみてやってください。



 オフライン生活のほうはどうだったかというと、例年恒例の繁忙期だったので、しばらく人間をやめていました。部屋の汚さがものすごかった……ここ一週間くらいようやく人間らしい生活に戻ってきましたので、また去年みたいなとんでもないブランクを作らないように、せっせとリハビリしたいなと思っています。仕事は、今年はここ数年の中では比較的落ち着いた環境になるんじゃ……ないかな……(願望形)
 本当に落ち着いて過ごせたら、これをチャンスと思って今年のうちに書けるだけ書きたいな。

 あとはなんか突然バジルをベランダで育てはじめたりしています。
 植物の世話にまったく向いた人間ではなく、純粋に突発的な衝動だったのですが(残業疲れでハイだった)、いざ育てはじめると毎日ようすが気になって、一日に何度もそわそわ見にいっています。実家の猫にもかまいすぎて嫌われそうなのを必死でこらえてるクチだしな……水やりすぎて根腐れさせないようにしないと。
 ちゃんと育つかな。育ったらパスタにのせたりカプレーゼとかしたいな。冷凍ピザにトッピングしてもいいな……夢が広がります。

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 昨日、こちらの拍手コメントからミケさんへの感想をいただいていました。ありがとうございます!
 末尾に返信がございますので、お心当たりの方は記事右下の「つづきを読む」からご確認いただければ幸いです。

「そういえばもともとこのブログって小説の話と読書感想文以外に何書いてたっけ……?」と遠い記憶を探ってみたりもしたのですが、怪しげな記憶力に頼らなくても読み返せばわかるだろっていう話ですよね。というので直近の記事をチラ見したら、辛気くさい話とか小説書けてない言い訳とか赤裸々すぎる仕事の愚痴とか書いてありますね。もうちょっとマシな話題なかったん……?

 読んだ本の感想とか書いたら平和でいいですよね。感想も、Twitterで書くかたまにブクログで書くかくらいで満足してしまうんですが。Twitterだとログに流れていくのが難点ですね。
 ここ数か月でいえば久しぶりに横山秀夫さんの新刊が出てびりびり痺れたりとか、十二国記新刊の報を受けて全作読み返して叫んだりとか、神様のカルテの新章が始まって小躍りしたりとかしてました。

 前ほどの量は読めてないんですけど、去年の後半から防水Kindle買って風呂読書するようになって、少しは血行改善して頭痛の頻度が減ったような気がします。

 しかしそうなるとkindle本を優先的に読むので、紙の積ん読の消化ペースが落ちてしまっているのが悩みどころです。転勤族でなくて無限の蔵書スペースがあれば、断然紙の本が好きなんですが。
 とはいえ、処分するか引っ越し先まで持っていくかでいちいち苦悩するので、「本を手放す」というストレスから解放されるのはものすごく大きいです。
 電子書籍の行く末が、ほどほどに緩やかに紙書籍の衰退と折り合っていったらいいなと願いつつ……


 ということで、つづきは返信です。


拍手

ものすごく久しぶりのサイト更新です。

「市役所のミケさん」http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/catnip_01.html
(SF/ラブコメ/猫/社会人/全10話完結済)

 市役所で働くイケメン巨大猫が、うっかり窓口で親身に対応した女性から惚れられてしまい追いかけ回されるドタバタ系ラブコメです。お時間ございましたらのぞいてみてやってください。

 なろう版はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n1505fj/

 カクヨム版はこちら→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054888756596

 ということで、またぞろすっかりご無沙汰していました。しばらく本気で何も書けなくて、もう自分がかつて小説を書いていたことさえ自分の脳内で捏造した記憶なんじゃないのかというレベルだったので、何はともかくまた書けてよかったです。
 次の繁忙期が終わったら今度こそファンタジー畑に戻ってきたい。

 ラブコメ、とても久しぶりでした。恋愛小説を書こうとしては気がつけば違うものになる病に罹患しているので、今回も自分で書きながら「本当にこれはラブコメか?」という気がする瞬間が途中で1回か2回か3回か4回はありましたが、最終的にラブコメに仕上がっているはずです。はず……多分。きっと!

 そんな調子で、今回はあくまでラブコメが主眼でSFは属性というつもりで書いていたのですが、自分のサイトの小説置き場に恋愛カテゴリを創っていなかったうかつさに、実際にサイトを弄りながらようやく気がつきました。じ、ジャンルなんて飾りよ!

 平日にサイト作業をする余力がなくて、カクヨム・なろう・セルバンテスで先行連載していました。すでに読んでくださった方々、ありがとうございました!


 過去に書いたラブコメはここらへんにありますので、ミケさんがお気に召しましたら、お時間あるときにでものぞいてみてやってくださいませ。

「去りゆく七月の空に」(現代中編/怖くない幽霊もの)


過去の猫小説はここらへんからどうぞ。

「猫の王様の話」(SF/宇宙船/未来)
http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/king.html

「いつか、この手を」(BL/リンク先R18サイト注意/社会人)
https://novel18.syosetu.com/n6200du/

拍手

 先日の記事に拍手からコメントいただいていました。ありがとうございます。お心当たりの方は記事右下の「つづきを読む」のところに返信がございますので、ご確認いただけましたら幸いです。

 先週はなんというかぼろぼろで、昨日などTwitterでは仕事の弱音が全部ダダ漏れになって方々にご心配をおかけしました……お騒がせしました(反省)。
 いまの時期に何かがすごく大変というのではないのですが、だましだましやってきたのが決壊したというか、疲労骨折的な参り方をしてしまったみたいで、今日はいろいろさぼって引きこもり、東北食べる通信から届いたラズベリーを美味しくいただいたり漫画読んだり、ひさびさにマイクラPEを立ち上げて地下を延々と掘ったりして(単純作業に没頭するタイプ)、ひたすらごろごろ過ごしていました。

 それでも午後に仕事のことを思い出してしまい、また辛くなって涙腺が決壊したりもしていたんですが、もうここまできたらちゃんと自分のしんどさに向き合おうという気になって、何がどうつらくてどう無理だと思うのか、鼻をかみかみ気持ちの整理的なことをしていました。泣くだけ泣いたら少し気が楽になって、またなんとかやっていけそうな気がしてきました。

 転勤族で定期的に異動があるので、多少仕事や人間関係に悩みが出来ても、そのうちまた環境が変わるのがいいところです。おおむね同僚にも恵まれてきたし、少しくらいしんどいことがあってもこれまでは騙し騙しやってこられたんですが、いまと同じ仕事のやり方をしていたらまた辛くなるのが目に見えているので、情けなくても自分にできないことを受け入れていくしかないなと思います。もともとが怠け者だし、これまでだってサボれるところはサボって無理なくを心がけてはいたんですけどね……もっと断固としてサボる。(決意)

 これもTwitterでは呟きましたが、NOVEL DAYSさんにアカウント作っています。
 https://novel.daysneo.com/author/harukaasahi/
 新作が仕上がる目処というのがまだ何もないので、当面はサイトからの転載ばかりになると思いますが、お気が向かれましたら向こうでもかまってやっていただけたら幸いです。



 続きは返信です。



拍手

 ブログ、またえらい放置してしまいました……小説書けてないとここで何を書くにも言い訳しか出てこないような気がして腰がひけるっていうだけなのですが。
 何も書けてないというか、ここしばらくは手書きでちょっと草稿めいたものを書いています。最終的にちゃんと公開できそうな形に仕上がるかどうかとか、いつ何が出せそうとか、そういうことを何か語れるようなレベルではないのですが、今年前半は本当に小説を書くということに向き合うの自体が、しんどくて考えられないような日が多かったので、少しはましな状態になってきたのかなと思っています。
 まだ時間がかかるかもしれないけれども、書くことに戻ってくる意思だけはある。その程度のことしか宣言できないのが、なんとも不甲斐なくはあります。
 でも不甲斐ないとか思って焦るとまたループにハマるので、淡々とリハビリします。

 書けなくなった最初の発端は焦りとか、書くことへのモチベーションを疑ったりとか、そういう普段から陥りがちな不調からはじまっていたようなのですが。途中からは、仕事での消耗が主な原因だった気がします。残業量が多かったのは5月くらいまでだったんですが、残業以外のストレス要因が重なって、せっかく早く帰れるようになっても、もう生きるために必要な最低限のことと休養すること以外は何も考えたくないモードの日も多くて、無気力でした。

 何かを書こうとすると、面白くなければ小説を書く意味がないとか、まともなものを仕上げなくてはならないとか、意識的にも無意識的にもそういう「ねばならない」感覚に捕まってしまいます。それは平常時には大事な感覚なのですが、気持ちが磨り減っているときには、何かをしなくてはならないこと自体がひたすら苦痛で、「書くこと」を直視するのがもうつらくて思考停止する。そういうループだったんだと思います。

 本当はただ楽しんで書いて、それがいい具合に現実逃避になって仕事の気分転換になる、そういうループをつくれたら理想的なんだろうと思うのですが。何かひとつ気合い入れていいものを書いてやるぞというだけの気力がないときには、自分が楽しむためだけのものを、本当にひたすら自分のためだけに書くような。
 楽しむために書こうというのは、途中で何度か思った気がするのですが、もう何を書いたら楽しいのかもよくわからなくて、「こういうものを書いたら面白いかな」などとぼんやり思っても、出力しようとするとすぐにわからなくなって霧散することが続いていました。

 いまはとにかく「ねばならない」をいったん全部保留にして、書き上がるかどうかもわからない、ただぽろりと自分の中から出てきた話を、毎日少しずつ出力することだけ、とにかく続けています。
 なので、いま書いているものが最終的に小説として自分が納得して外に出せる体裁になるかどうか、自分でちっともわかっていないのですが、あえてつきつめて考えないようにしています。

 恥ずかしながらいまだにそんな段階ですので、何もご報告することがなくてブログを放置していたのですが、今日「かれの声」に拍手コメントをいただいたのが嬉しくなって、筆を取りました。

 拍手そのものはこの数か月も、複数の過去作にぽつぽついただいていました。何分にもこんな調子だったので、お礼もTwitterで書いたり書かなかったりしていましたが……。
 自分が小説を書く人間だったこと自体が、なんだかもう信じられないような気がする日もあったので、拍手が来るとはっとします。自分が書いたものを読んで、誰かが喜んでくれるかもしれないということを思い出して、戻ってきたいというモチベーションになっています。ありがとうございます。

 拍手コメントをきっかけに「かれの声」を、久しぶりに自分で読み返して、佐波はいい子だなあとしみじみしました。
 この話を書いた最初のきっかけは、ものすごく印象に残っています。車通勤をしていた8年前、どこのコンビニの前の交差点で信号停止しているときに思いついたということまではっきり覚えています。耳の奥で「おれはおれが気持ち悪い」って呟く、甘くて掠れた男の子の声が響きました。
 断っておかないと誤解されそうな言い回しですが、幻聴じゃないです。ちょうどいまとは真逆で、三語とか長編とか色々意欲的に挑戦していた時期で、空想脳がしっかり仕事をしていたんだと思います。この声の持ち主はどんな子なんだろう、なんでそんなふうに言うんだろう、っていうところからいっぺんに話が膨らんで、運転している意識の片隅でずっと展開していって、20分後に帰宅したときにはもう骨格があらかた出来ていました。自分が大学進学しなかったので、大学生の生態がよくわかっていないのが気に掛かりながらも、佐波がしゃべりはじめたのをひたすら書き留めていったら書き終わった、くらいの勢いでした。

紫鱗に透ける」もそうでしたが、わたしにとっては、なんというか、さずかりもののような話です。それが8年ごしにこうやって自分を励ましてくれるのが不思議な気がします。

 そういえば、TCと個人サイトにしか置いていない話でもあります。「かれの声」に限らず、たまにサイトの隅っこにそっとしまってある旧作に拍手をいただくことがあるのですが、サイトまで足を運んで小説を読んでくださる方がおられることが、有難いなあと思います。
 ……また戻ってくるよ! 時間かかっても!

拍手

プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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