ないものねだり

　残業……orz
　毎日職場を出るのが二十二時ごろというのは、体力のない私にとっては、それだけでもけっこうつらいんですが、通勤片道一時間が地味に痛いです。東京とかで働いているひとはすごいなあ……。
　実家から通えるから、なんていって不精してないで、職場の近くにアパート借りればよかったなあ。晩御飯も、なんだかんだで車の中でコンビニおにぎりをもそもそ食べていたり、食べそびれて家で胃痛と戦いながらカップスープでごまかしていたりしているので、体重が落ちましたひゃっほう！

　母に「お疲れー。まあ、もともとあんたは人よりちょっと太めだから、ちょっとくらい食べなくても死にはしないだろう」とか言われました。ひどくない？
　でも事実なので何一つ言い返せません。くっ……

　夜中にがつがつ夜食を食べても胃もたれしない頑丈な人が、けっこう本気でうらやましいです。ついでに偏頭痛もちで、仕事がハードな時期には、仕事中に気を張りすぎるのが悪いのか、休みの日に頭がガンガンします。困ったものです。
　……なんて愚痴を言っても、ないものねだりかなあ。そういう小さな不運は、それこそ誰にでもあるたぐいのものというか、結局は、自分が持っているものの中で満足するか、体質や環境の改善のための努力を払うか、二つに一つなんですよね。

　仕事をくふうして残業をちょっとでも削るとか、胃に優しい食事の研究をするとか、いい胃薬をさがすとか、仕事のプレッシャーに負けない鉄の神経＆ポジティブシンキングを身につけるとか、そういうことをひとつずつクリアしていってから、それでもどうにもならなかったときに、はじめて不運だと思うといいんじゃないかな。
　……そういうことをいちいち考える理屈っぽい性格が、そもそも胃痛もちの遠因なんだという気がしなくもないです。なんていうかこう、もっとゆるく生きたい。

　なんて、愚痴をこぼしてはみても、こうして土日はだらだらしているわけだし、それくらいでへこたれていては、本当に過酷な職場で働いておられる方に申し訳ない。例年通りなら、五月の連休明けくらいまでにはそこそこ落ち着いて、そんなに長時間の残業はしなくてすむようになると思われますので、それまでなんとかがんばります。