小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
読了。
『氷菓』と同じ<古典部>シリーズの二作目。先輩に呼び出され、古典部の四人が見させられたのは、二年生が文化祭に出展する予定の、自主制作ビデオ映画。館モノの密室殺人を描くミステリ映画だが、なぜか途中でぷつりと切れている。聞けば、撮影の半ばで脚本を書いた生徒が倒れてしまったのだという。
脚本を書いた生徒が、いったいどういう展開を考えていたのか、推理してほしいと頼まれる。そんな責任は負えないと、一度は断りかける主人公だが……
人が死んだりしない日常もののミステリ。ちょっとほろ苦くて、ちょっと心温まる、いい余韻のある作品でした。
前作を読んだときにも思いましたが、端々に出てくる小ネタというか小さなギャグのセンスがすごく好きです。
また、日常モノということで、それほど派手な展開はないにもかかわらず、丁寧に張られた伏線と回収のおかげで、続きが気になってどんどんページをめくってしまうし、気持ちよく読めます。日常ものということを強調してしまいましたが、だからといって内容は軽くもなく、主人公の内面の描写も濃くてよかった。
三作目の『クドリャフカの順番』まで借りているので、読むのが楽しみです。本好きなトモダチがいるというのは幸せだなあ!
『氷菓』と同じ<古典部>シリーズの二作目。先輩に呼び出され、古典部の四人が見させられたのは、二年生が文化祭に出展する予定の、自主制作ビデオ映画。館モノの密室殺人を描くミステリ映画だが、なぜか途中でぷつりと切れている。聞けば、撮影の半ばで脚本を書いた生徒が倒れてしまったのだという。
脚本を書いた生徒が、いったいどういう展開を考えていたのか、推理してほしいと頼まれる。そんな責任は負えないと、一度は断りかける主人公だが……
人が死んだりしない日常もののミステリ。ちょっとほろ苦くて、ちょっと心温まる、いい余韻のある作品でした。
前作を読んだときにも思いましたが、端々に出てくる小ネタというか小さなギャグのセンスがすごく好きです。
また、日常モノということで、それほど派手な展開はないにもかかわらず、丁寧に張られた伏線と回収のおかげで、続きが気になってどんどんページをめくってしまうし、気持ちよく読めます。日常ものということを強調してしまいましたが、だからといって内容は軽くもなく、主人公の内面の描写も濃くてよかった。
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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