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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。

河岸の月」に拍手コメント頂戴しました。ありがとうございます! 例によって末尾に返信ございますので、ご確認いただければ幸いです。

 平常運転といいつついきなり近頃ネットから消えがちですが(言行不一致)、別に忙しすぎてパソコンの電源を入れる暇がないとかいうわけではなくて、なんとなくぼけっとしているうちに時間が過ぎています。
 何かしら毎日文章を書く習慣を、というので、日々感じたことなど書きとめてもいるのだけれど、いざここに書こうとしてエディタに入力していたら、九割がた仕事の愚痴になったので、結局消しました。別に身バレするような話題ではないんですけど、まあ他人の仕事の愚痴なんか長々と読まされてもなあ、というので。(まあわかっててもちょいちょい愚痴るんだけど)(働きたくない)

 それでも書いておけば、もしかしたら同じようなことで悩み中の人が読まれたりするかもしれないので、あんまり悩まず思ったこと片っぱしからUPしたっていいんだろうとも思うんですけど。自分のブログなんだし。

 結果的にUPはしませんでしたが、UPするつもりでぐだぐだ書いたら、なんとなく気持ちの整理はつきました。日記の効用ってこういうことなんだろうなあ。

 昨日は朝から土砂降りの雨でしたが、出勤中、スズメが一羽、斜めに傾ぎながら目の前に下りてきました。それがいかにも雨の勢いに圧されての不時着という様相で、着地してからも二、三歩よろめいていたので、鳥は大変だなあと思いました。

 野良猫なんかはたいていそれぞれ雨宿りスポットを持っているけれど、鳥ってどうしてるんだろうなあ。たまに電線の上で雨に打たれて顔を上げている鳥を見かけるのですが、もしかしてみんな雨に打たれっぱなしなんでしょうか。鳥に雨宿りという概念はないのか。それともわたしが見たのがたまたまで、普通はどこかの木陰でじっとしているものなのか。
 水浴び? 鳥が水たまりでばしゃばしゃしてる映像なら見たことあるんですけど。

 ちょっと前から、なんとなく鳥に興味があるのだけれど、所詮はなんとなくなので、手元の野鳥図鑑を眺めてみても、なかなか往来で見かける鳥と一致させることができません。だいたい見かけるといっても、距離が遠いしね……シルエットしか見えなかったりするし。「これかな……いや違うような気もする……あっ、こっちか? いやでも大きさがなあ」みたいな感じです。バードウォッチャーの人はすごいなあ。

 その道に本格的に踏み入ろうとすると、結局は装備を背負って山登りせざるを得なくなりそうで、思いとどまっています。(運動きらい)
 双眼鏡のいいやつを持って鳥に会いにゆく旅、というのも楽しそうだなあとは思うんだけど、最終的には行軍だろうし、車で近くまで行けるとしても、その車道がまず間違いなく運転しづらい道だしな……


 つづきは返信です。

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 昨日UPした「河岸の月」にさっそく拍手コメ頂戴しました。ありがとうございます! 末尾に返信がありますので、お心当たりの方はこちらの記事に気付かれましたら、末尾の「つづきを読む」からご確認いただければ幸いです。

 また、ツイッターでお声をかけてくださった方々、なろうのほうで評価やお気に入り登録をしてくださった方、嬉しかったです。励みにいたします。

 美形修行第二段の具体的な予定はまだ何も決めていませんが、今回の挑戦が美少年だったから、とりあえず次は美青年だなと思います。難易度上がるけど……
 美形をメインキャラに据えて書くことの何が難しいって、残念なナルシストにしないのが一番難しいんじゃないでしょうか。
 まあ、なんかまたそのうち忘れたころに挑戦してると思います。

 

続きは拍手コメへの返信です。


 

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火の国より来たる者」に拍手をいただいていました。ありがとうございました!

 そして美形修行あらため「河岸の月」、UPしました。(異世界ファンタジー/短編/少年/異民族)
 http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/vesper_07_01.html

 例によって「小説家になろう」様の方にもUPしています。向こうの方が読みやすいなという方はこちらからどうぞ↓
 http://ncode.syosetu.com/n0479bq/

 少年ふたりの友情もののような何かです。「鳥たちの楽園」と微妙に繋がっているといえないこともないくらいのスピンオフで、とこしえの黄昏の国と世界観を共有していますが、単独でお読みいただけます。
 あまり明るい話ではありませんが(流血がどうの残酷描写がどうのというのはありません)、お気が向かれましたら、お時間のあるときにでもちらっと読んでみてやってください。

 このごろ読んでいたものの影響もあってか、暑い国の河岸が舞台になったのですが、おかげで行き倒れの美少年を描写するのに垢だの臭いのと、美少年にあってはならぬワードがちょいちょい……いやうん。反省はしている。(ほんとに?)

 更新ついでに、半休止宣言もサイトトップから外してきました。だからといって「がつがつ書くよ!」といえるにはまだ仕事が落ち着いておりませんが、ぼちぼち無理なく通常営業に戻ります。とりあえずとこしえ最新作を書くためのイメージワークなど進めつつ、リハビリ兼ねてちょこちょこ短編・掌編なんか書けたらいいなと思います。

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 読み始めたらやっぱり続きを読みたくなって、昨日に引き続き黙々とオーフェン新章を読み倒していました。昨日のつづきから最新作の「鋏の託宣」まで一気に4冊読んだら、今度はそこに登場したコンスタンス・マギーが懐かしくなって、ついつい無謀編1巻まで読みかえして、そうしたら過去編のキリランシェロとハーティアのコンビにまた懐かしくなり……

 読み返しはじめる前まで、「実は思い出補正がかかっているだけだったりして、いま読んだらがっかりしたりしないだろうか……」とか思ってちょっと怖かったのですが、何のことはなく杞憂でした。やっぱり好きだなあー。面白いなあー。
 わたしにとっては読書体験の初期のほうで出会った小説だから、どうしても特別な思い入れがあるんですけど、どこからどこまでが思い入れの分の補正なのかなんて、どうせ自分じゃ区別がつけられないんだから、どっちでも同じことですね。気にせず思い入れごと楽しめばいいんだよなって、やっと気付きました。

 しかし、旧シリーズだけでも本編が20巻と番外編13巻、さらにミニ文庫まであったので、考えても見れば、けっこうな大長編だったんだなあ。一般書籍だと、そこまで長いものは数が限られてきますが(歴史ものや時代文庫なんかにはちらほらあるかな)、ラノベってシリーズ全何十巻とか、わりと普通にありましたね。商業戦略上の相違なんでしょうけど。最近もそうなのかな。

 近年、気にいった本を読み返すということがめっきり減っていて、そのことにこっそり危機感を抱いていたりもしていたのですが、そもそも長い小説を読むということ自体が、とんとなくなってしまっていたんだなと気付きました。なんとなく気ぜわしさに圧されて時間を惜しんでばかりいるのがいけないんですけど。前はよく時間をみつけてはシリーズものを読み返してたんだけどなあ……十二国記とかデルフィニア戦記とか、楽魔女とか創竜伝とか。(タイトルに世代が出ますね)

 小説を書くことを再開してからのここ数年、長い小説を読もうとすると、「だけどさ、その時間があるなら小説書くことに使ったら?」っていう自分の声がして、つい躊躇するんですよね。だからといって、読書自体を我慢できるわけじゃなし、我慢して作った時間のぜんぶで小説書いてるかというと、別にそんなことはないし。気の持ちようと、あとは時間の使い方の問題なのだと思うのですが。

 だけど、好きなシリーズに没頭して、大長編を何日も使って黙々と読むという行為には、ほかのものには代えがたい喜びがあるなと思います。好きな本を再読して新たな発見をすることにも。

 一人の人間が死ぬまでに読める本の数には限界があって(読書量が増えるにつれて一冊読むのにかかる時間が減るとはいえ)、この世にはまだ読んでいない面白い本がいくらでもあり、だからといって過去に出会った好きな本も、またいつか読み返したいなどと思って後回しにしているうちにあっさり死んでしまうかもしれなくて、ああもう、働いてる暇なんかないんだけどなあ!(働いてください)

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 せっかくの連休初日だというのに、例のごとく朝から頭痛が出たものだから、今日はふてくされて、一日じゅうオーフェンの旧シリーズを読んでいました。(頭痛は読んでいるうちに引いたが、その時点ではすでにのめり込んでいて読むのが止まらなかった)
 だいぶ前から少しずつ読みかえしていたのですが、今日は15巻からスタートして新シリーズ2冊目まで読み倒したので、ええと、計8冊? ライトノベルなので1冊当たりの分量はそんなに多くないんですが、それにしても読めば読めるもんだな……

 このシリーズ、10巻までが第1部、11巻~20巻が第2部ということで区切りがついていまして、新刊をリアルタイムで追いかけていた十代なかばの頃には、第1部の方が断然好きだなと思っていました。2部になるとキャラクターが増えて話が複雑になるのと、世界観も壮大に膨らんだ分だけ抽象的な描写が増えてくるので、ちょっとわかりづらかったのかな。

 そういいつつ、もちろん完結までずっと追いかけていたのだけれど、やっぱり1部を読んでいたときほどには熱中していなくて、穴が開くほど読み返した1部と比べると、2部以降は、何度も読み返してはいませんでした。
 最近になって再開された新章を楽しみに追いかけながらも、そういうわけで、いまでは2部の登場人物などをけっこう忘れてしまっていまして、ところどころで登場する脇役の名前に「ああこれ誰だっけ……うっすら覚えがあるんだけど……」という悲しい状態に。それがなんか、いかにも十全に楽しめていないなという気がして、悔しくて。

 ここにきて、新章があと一冊で完結するというので、もうこれは一巻から一度再読しなおして、ちゃんと頭に伏線を入れてシリーズ完結を万全に楽しまねば気が済まないぞと。

 そんなこんなで読み返しにかかっていたわけですが、あらためて通して読んでみると、二部、面白えなと思いました。むしろ一部よりも好きかもしれない……というか、こんなストーリーだったのかと、十数年越しに目から鱗がぼろぼろ落ちました。
 当時はだいぶニュアンスを読み落としていたんだなあ……。
 しかし逆に、当時の自分の心には強く訴えたにもかかわらず、いまの自分には読みとれなくなってしまっている何かも、きっとあるんだろうなと思います。第一部を連載されていたときの作者さんが、いまの自分よりも断然お若かったことを考えたら(時間の流れって怖い!)、その可能性は大きいなと思います。

 読むべき時期にその本に出会える、幸運。

 あと再読って大事だなと思いました。あるいは一気読み。さもないと鳥頭のせいで細かい伏線忘れちゃって、十全に楽しめないんだ……。
 初読でしか得られない感動もまたあるということを考えれば、自分のような鳥頭には、とにかく何でもかんでもシリーズ全一気読みするというのが、もっともその小説を楽しめるやり方なんではないかと思います。しかし実際には長いシリーズを一気買いするのって、よほど好きな作家さんの本でもなければなかなか思い切りがつかず……悩ましいです。

 それにしても、オーフェン新章を読んでから旧シリーズに立ち帰ると、やたらとコルゴンが可愛く思えて仕方ありません。なんだこの萌えキャラ……もう私を萌え殺すために書かれたとしか思えないよ! などというタワゴトを真顔で呟きながら、そういえば当時はチャイルドマン教師が好きだったことを思い出しました。いまでも好きだけど……(脇役好きは筋金入りです)

 なんか脇役がいちいちツボで、何気にプルートーとかすごいいいキャラだったんだなあと、しみじみしました。サルアも。マジクはむしろ新章に入ってからが萌えキャラの本領発揮だな……。

 とりあえずこのままぼちぼち新シリーズも再読して、最新刊の発売を待ちたいところです。ちなみに十二国記も同じことする気。

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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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