この間からぐだぐだ進捗をぼやいていたSF、ようやく連載開始しました。2話まで掲載中で、3話は数日後になりそうです。
「クローズド・アクアリウム」
(SF/恋愛/月面都市/少年少女)
http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/closed_01_01.html
女性だけが罹る、遺伝子異常をもたらす病気。罹患率、百パーセント。十五歳までの致死率、八十何とかパーセント。二十歳まで生きられる女性は、ほとんどいない。その凶悪なウイルスのせいで、僕らの社会はいまの形になった。
小説家になろうさんのほうにも登録させていただいてます。向こうのほうが読みやすいという方はこちらからどうぞ。
http://ncode.syosetu.com/n9695br/
あらすじどおりの暗い話ですが、それでもいいよという方がいらっしゃいましたら、お時間のあるときにでもおつきあいくださいませ。
恋愛もののはずなのに、思ったほど恋愛っぽくならなかった気がしないでもない……七月いっぱいかけてぼちぼち連載します。
短編や企画ものをのぞくと、ずいぶん久しぶりの新作です。前々から「新作書いたら広報する!」と思っていたので、胃痛でよたよたしながらサーチエンジンに登録さしてもらってきました。相変わらず宣伝おっかないです。うおー。
今回、初稿は勢いで三週間くらいで書いてしまったのですが、勢いまかせだっただけに、推敲に手間取りました。というかまだ実は最終話付近が微妙に納得いかなくて、手直し続行中です。これの続編の構想がぼんやりあるので(しかしまだオチが固まっていない)、書けたらそこまで書きたいです。
タイトル未定のファザコン話をひとつ書きかけているのと、あと前々から書く書く言っているとこしえ新作も、いいかげんどうにかしたいです。相も変わらず筆がちっとも追いついていません。ひとつ書くのに時間がかかりすぎてるんだよな……
もっと腕を上げて初稿でそれなりのクオリティを出せるようになりたいものですが、そう言い続けて何年も経つ気がします。もうずっとこんななんかなわたし……うう。
「天眼の鬼」に拍手頂戴していました。ありがとうございます!
SFの話、うまくいけばこの週末にでも連載を始めるつもりでいましたが、最終話の流れがまだ納得がいかなくて、あきらめ悪くいじり回していたら週末が終わりました……無念。
とりあえず前半はもう書き換えないかなと思うので、近いうちに連載開始したいです。そんで並行して終盤の手直しする。しかしそのためにはまずタイトルを決めないといけないわけで!(懲りない)
あと、ツイッターで「毎日五枚書いたら年間で一八〇〇枚いくよねー」とか寝ぼけたことをほざいてましたけど、推敲と並行して一日五枚は無理だというシンプルな事実にようやく気がつきました。まあそりゃそうだよね。
むしろ下手をすれば推敲のほうに日数を使いそうな勢いです。遅筆の呪いが解ける日はいつだ……
前年度の後半は、なんか地味に気持ちが不安定で、自分の書けなさに苦しみました。不安定といっても、べつに社会生活に大きな支障があるような大げさなものではないんだけれども、要するに自信喪失がいつにもましてひどくて、なかなか小説を書く気持ちになりませんでした。
やる気って、実際に手を動かさないとスイッチ入らないそうですね。やる気が出るのをじっと待っててもなかなか出てこないけど、嫌々でも作業に入ればだんだんエンジンが暖まってくるとか。そういう話を聞いて、ああそうだよなあって思うんだけど、思うんだけど……うだうだ。みたいな。
それでもどうにかその気になったタイミングを捕まえて、「嘆きの森」とか「鳥たちの楽園」とか、短~中編をいくつか書くことには書いたのですが、毎日「何か書きたいなー」と思って机に向かっても、結局ほとんど筆が動かず、ふらふらとネットをさまよったり、積読を読み始めたり。そんなことしてても、逃げているという自覚はあるので、「ああまた逃げてしまった……」という気持ちになるし。
何がきっかけだったっていうんでもないですけど、ここのところ回復してきました。とにかく毎日ちょっとでも書く習慣が身につき始めて、だいぶ気分が上向きになっています。
それはそれで、「ちくしょう巧く書けねえなあーもうー」みたいな気持ちにはなるんですけども……まあそれはそれで。
悔しいのはまがりなりにも向上心が残ってる証拠だよね。無理矢理でもプラスに考えておこう。せっかく書いてるんだから。
小説を書けないことに苦しむよりは、書いた小説が思うように書けなかったことに苦しむほうが、だいぶ気が楽なんです。そんなことはとっくに分かってるんですけど、なんでかな。なかなか戦う気力が湧いてきませんでした。
なんか、ずっと何かに拗ねてたような気がします。何に拗ねてたのか、抜け出してみたらもうよくわからないんですけど。
しかし「勢いのあるうちに!」と思って本当に勢いで、しかもうっかりSFを書いたものだから、真顔で自分に向かって「ところでこれ、考証とかどうなってんの朝陽さん……」と問いかける自分がいます。
多少考証がイイカゲンとかいうくらいならまあいいんですけど(いいのか)、一読するなりでっかい矛盾があったりとか、豪快に放置している伏線があったりしないか、自分では冷静に俯瞰できなくて、おっかないです。
それで久しぶりに、友に泣きついて下読みをお願いしました。(そして図々しく推敲も不十分なものを送りつけた)(ごめん……)
そんで、なんか送りつけておきながら、頼んで読んでもらうのって怖いなあって、久しぶりに思いました。自由意思で読む分には、合わないと思ったら途中でやめてもらえるだろうけど、意見をもらうためにお願いするとなると、そうもいかないし。
「この相手だったらこういうの好きなはず!」みたいな確信が持てる話だったらいいんでしょうけどね。(……言ってて思い出したけどわたし美形書くんでした美形。また忘れそうになってるし!)
わたしは失望されたり嫌われたり馬鹿にされたりすることを、むやみに怖がりすぎるなあと、ときどき反省します。悔しい思いをバネにするくらいの気概はないのか、気概は。
そもそも特定の誰かにとって面白くなくても、別の誰かにとって面白ければ、小説はそれでいいはずなんです。
ついついネガティブな意見のほうが強く印象に残りがちなんだけど、誰かにウケなくても気にしすぎないって、大事なスキルなんだよなあ。そろそろ身についてもいい頃なんじゃないのか。
ということで下っ腹に力を入れつつ返信を待ちます。そんでとにかく手を止めないで毎日ちょっとずつ書く!
その後の2号さん(万年筆)の話ですが、プラチナインククリーナーで徹底洗浄したあと1か月ほど経って、ひきつづき快調です。そしてここ重要なんですが、紙もほとんど選びません。
つまりあれだけ困ったインクスキップとカスレは、単純にインク詰まりが原因だったのか……。あの悪戦苦闘の日々は何だったんだ……
買った直後から水洗いは何度も繰り返していたんですけど、それでは落ちきらないインクが、どこかに固まってこびりついていたということなんでしょうか。
でも、買ってまもなくの時点ですでにカスレがひどかったわけですが……もしかして、試し書きのインクが残ってたの……?
なにはともあれ、インククリーナー液様々です。(プラチナ以外のメーカーの万年筆に使うときは自己責任で!)
インククリーナーというのは、ふつうは固まったらやっかいな特殊なインク(顔料インク)なんかをやっつけるときのもので、通常のメンテナンスは水洗いで充分のはずなんです。万年筆のインクのほとんどは染料インクで、水に溶ける性質なので。頑固な汚れもつけおき洗いでOK……と、一般的には言われているようです。
しかしこの2号さんは、軸がセルロース・アセテートというやつらしくて、これが水を大量に含むと、膨張する性質があるんだそうで。公式サイトを見ると、軸の部分を水に浸け置きしたら駄目だよと書いてあります。
しかもこの子に入れている黒インクは、顔料が一部使用されているっぽくて、多少まめに洗った方がいいというようなことも書かれています。
首軸から先だけがぴったり水に浸かるように、コップの水量調節して浸け置きするか、でなければしょっちゅう洗うか……それでも駄目なときは、最後の手段・インククリーナー液に頼るか、ということかなあ。
ということで微妙に苦戦しましたが、前向きに考えれば、だんだん扱いを覚えてきました。仲良くなれたね!
これからますます仲良しになっていきたい所存です。
考えてもみれば外国からはるばるやってきた子なんだし、日本製より仲良くなるのに時間がかかってもしかたないですよね。(朝陽さんなんかこのごろ擬人化傾向が)
大丈夫です、危ない人じゃないです。万年筆に向かってぶつぶつ喋りかけたりとかしてません。
でも若干手段と目的が逆転してる感はあります……小説やプロットを書くための万年筆なのか、万年筆を使うために手書きで小説やプロットを書いているのか。
まあどっちかっていうと後者だよね!(開き直った!)
まだタイトルの決まっていないSF、初稿が上がりました。わたしにしては早かった! えらい!(……)
まだあとから加筆するかなあという箇所がちらほらありますが、心配していたほど長くはならずにすみました。(自分の書くものの枚数がどれくらいに落ち着くか、正しく予想できたためしがない)
推敲が済み次第、ぼちぼち連載するつもりでおります。遅くても七月末までには、ラストまでUPしたいです。
またぞろ暗い話ですので、小説はハッピーエンドじゃないと! という方は、スルーしていただいたほうがいいかもしれません……(しょんぼり)
暗い話もどんとこいな方は、お時間がございましたら、七月頃のぞいてやっていただけると嬉しいです。
とりあえず明日から推敲がんばろう。そんでぼちぼちタイトル決めないとね……(いつもタイトル決めるのが苦手で、無駄に時間を食ってばかりいる)
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