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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 新作ではなくて、アンソロジーからの再録です。
 昨日の記事で書きました「僕らはいつだって本の虫なのサ6」の発売を記念しまして、というかこれを良い機会と思って、僕虫4のときに寄稿した短編を、サイトで公開させていただくことにしました。

 去りゆく七月の空に
 現代/完結済み/怖くない幽霊

 根はまじめなんだけど、かっとなったら手が出ちゃう血の気の多い性格のせいで、痛い目を見てきた二十二歳の男の子が、お客を殴っちゃって店を辞めて、住むところに困り、幽霊つきの格安アパートにうつり住むという話です。幽霊、出てはきますが、一ミリも怖くありません。怖い話は自分が怖くて書けないので!

 当時は、アンソロジーの中の一本とはいえ、いちおうはお金を出して読んでいただいたものを、無料でいつでも読めますよというのはどうかなあと思って、ひとまず公開を遠慮していたのですが(編集を担当されたHONET様からは、公開の判断は各自に任せますと言われていました)、もうあれから4年も経ったし、僕虫4の販売も終わっているようだし……ということで、この機会に。

 よろしければ、お時間のあるときにでも読んでやってください。

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 明日の文学フリマin大阪、C-42のCafeCappucci様で出される「僕らはいつだって本の虫なのサ6」。投稿小説サイトTotal Creators!様のつながりで製作されたアンソロジーで、わたしもひっそりすみっこのほうに、「ひとり」という小説を寄せさせていただいています。現代もの、というにはちょっと古くさいテイストなんですが、ともかく恋愛もの……というほど恋愛ものでもないような気もするけど、ええと、なんかそんなかんじの短編です。(ひとつも中身が伝わってこない紹介文)

 今回のお題は、「実在する本を小道具として作中に出す」でした。詳しい紹介は、ひじりあや様が作成されたこちらの記事・動画に。

 ご縁があって、ねじ様の「サンドイッチとテディベア」を下読みさせていただいたのですが、じわっと切なくて胸をつかまれる、素敵な短編でした。ほかの方々の作品はわたしもまだ読めていないのですが、実力派の方々が寄稿されていますので、読むのをとても楽しみにしています。というかぶっちゃけ場違い感にうちひしがれるので自分の書いたのを校正終了後まったく読み返していない始末。うん……。

 さておき。本のタイトルに「6」とついてはいますが、シリーズ物というわけではなく、独立したアンソロジーになっています。明日文フリに行かれる方は、ぜひチェックしてみられてください。

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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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