エピソードの順番を入れ替えようとすると、それまで張ろうとしていた伏線の脈絡がおかしくなってしまい、そこを調整するためにさらに並べ替えたり、あたらしい文脈を挿入したりしていると、あれっあっちがこうで、ここのエピソードは削ったんだっけっどうだっけと、あっというまに混乱して、頭の中が大変なことになりつつあります。自分の脳ミソが残念すぎる……!
EXCELに要点をメモしたカンタンな年表のようなものを作って、それを切り貼りして頭の中を整理しようと、悪戦苦闘中であります。このエピソードはコッチを書いたあとじゃないと成立しない、というようなつながりを、どうやったらわたしの頭はきちんと整理して覚えてくれるんだろう。
長く寝かせたことによる弊害です。思いついてから間をおかずに細部まで作りこんで、そのまま一気に書けば、こんなトホホな悩みは出てこないですよねそうですよねー。あと、サボってプロット簡単に済まそうとしたから、その天罰が下ったんだと思います……。一、二週間くらいで一気書きできる長さだったら、まあそれでもいいだろうけどさ、もうちょっと計画的に構成をきろうよー。
電子書籍リーダー「Reader」の最新機種ではないほうを使っています。キンドルと同じ電子ペーパーで、目が疲れない画面のやつです。
買った当初はほとんど衝動買いだったし(※仕事でいやなことがあった)、電子書籍化されているタイトルの少なさに、とてもがっかりした覚えがあるのですが、途中でコミックスもReaderで読めるようになりまして、近頃、事情が変わってきました。あいかわらず小説のほうのタイトルは、少しずつ増えつつあるとはいえまだまだ少ないのですが、コミックスのラインナップが、急に充実してきた感じがあります。
宇宙兄弟などは、とうとう今回から紙の本と同時刊行になったそうで、そうなると地方者としては、紙を待つより電子書籍で買うか……? という選択肢がおおいにでてきます。(わたしは今回は控えました。ここまでを紙でそろえていて、それを友達に貸したりもしてるので)
紙で買う踏ん切りがつかないマンガを、とりあえず読んでみるには、電子書籍はとても手軽でいいです。あるいはスペースの都合上で泣く泣く手放した古いマンガを、どうしてもまた読みたくなったときにも。
消費者としては、とても嬉しいです。なんせ、スペースの問題にはいつも悩まされているので。コミックスだと小説よりもかさばりますし。
電書でもデータ的にかさばりはしますが、ReaderはSDカードが使えるので、容量の心配はあまりしなくてもすみそうです。
基本、大好きな追いかけているマンガは紙で買いつつ、部屋のスペースを割くほど惚れてはいない、ちょっと気になるタイトルなどは、電子書籍で買おうかなあというのが、いまのところのわたしのスタンスです。だって心底ほれたタイトルは、十年経ってもまだ読み返したいし、このReaderの規格が本当にぜったい十年後にもまだ読めるかというと、まだちょっと確信が持てないので。
図書館で借りる本というのはそもそも買うつもりのない本なので、図書館に置く、イコールそのぶんだけまるまる売り上げが減るというわけではない、という話を耳にしたとき、ああなるほどなあと思ったのですが、電子書籍も同じで、電子書籍を買う分だけ、そのまんま同じものを紙で買わなくなるわけではないですね。紙では買わないものを電子書籍で買う。
だけど、イコールではないけれど、やはり紙の本の売り上げは、だんだん減っていくんだろうなあと思います。
うまく棲み分けができて、紙の書店もなるべく廃れず減らず、残ったらいいのだけどなあと思います。だって、書店で一目ぼれして大人買いとかしたいのよ!
それに電子書籍のヘビーユーザーと、紙の本の愛読家では、多分、読むものの層が微妙に違うと思うので。電子書籍ユーザーにウケないようなジャンルが、だんだん出版しづらくなったりすると、それはすごくツラいなと思います。
五年後、どうなってるんだろうなあ……。
「火の国~」、かっちりしたプロットのないまま見切り発車で書きだしまして、流れはおおむね頭の中で把握しているつもりだったのだけれど、途中で順番を入れ替えたほうがいいエピソードに気づきました。でも、鳥頭なので、そういうことをやっているうちに、自分がどこをすでに書いていて、どこをまだ書いていないのか、だんだんわからなくなって、張っていた伏線がおかしくなります……。
それで、EXCELで要点の時系列表を作って、必要に応じて矢印で結ぶことにしました。で、せっかくだから、そのエピソードの主眼ごとに色分けして……とやっていたら、構成の穴が一発で可視化されてしまって、「うっ……」となりました。
何も考えずに書いている最中に「うっ」てなるよりよかったのですが、それにしても、もうちょっと計画的に書きましょう……。
とりあえず、そこまで書き進む前に、後半のバランスの悪いのをもうちょっと修正しないと。でも、そんなアレコレな悩んでごちゃごちゃプロットいじっても、また書いているうちに入れ替えたり削ったり足したりするんだろうなあ。書き始めてからこういうことを考えている時点で、相当色々ダメだなと思います。書き出したらあとはただひたすら集中して書くだけ、の状態がベストですね……。反省。
あっという間に年始の休暇が終わってしまいました。誰だい、できれば年内に書きあげたいとかいってたのは?
あまり長引くと、仕事のほうが繁忙期に突入しますので、何がなんでもそこまでには書き上げます。つぎの三連休にはある程度のところまですすめたいなあ……。
きょうは友達と会ってきたのですが、途中、書店に寄ったのが運のツキとばかりに、「Story Seller 2」「Story Seller 3」「Fantasy Seller」を大人買いしてきてしまいました……なにやってんだ。積読が、積読タワーが崩れるー(棒読み)
もともとは好きな本を何度も何度もくりかえして読む派だったのですが、新しい本との出会いを求めるあまり、読み返す時間を惜しむ人間になってしまっている自分を感じます。それはそれで寂しいです。
ほんとうは読み返したい蔵書がたくさんあって、でも読み返そうかなと思うたびに、積読タワーにある未読の本が頭をよぎって、結局そちらから読んでしまいます。一度、積読タワーを一掃すればいいんだろうけどなあ。新しい本を求めるのをやめて。
ほんとうは、一度読んだ本はずっととっておきたいのですが、収納スペースの都合上、泣く泣く定期的に本棚の整理をしています。
かなり思い入れのあるような本でも、あとでまた読み返すつもりというもの以外は、ほとんど処分してしまっていて、いまある本棚は、すでに相当思い入れのある本ばかり。もう読まないかもしれないなと思っても、作家買いする作家さんの本はなかなか売りづらいので、そういう本がいくらかあるくらいです。それもいいかげん手放さねばなるまいか……いやでも売りたくない……しかし場所がない……。
もしかしていつかシリーズ続編が出たりしたときに、過去作を確認したくなりそう……とか思うと、手放しがたいです。それに、作家買いするくらい好きな作家さんなら、初読ではそれほど強く惹かれなかったタイトルでも、数年後に読み返したときに、初読では気づかなかった面白さを再発見したりするので。
……とか思って、なかなか処分できないんだよなあー。困ったなあ。しばらく友達に貸していた本が戻ってきたりすると、すでに収納場所がなくなっていることに気づくんですよね……。
物欲、所有欲。煩悩だらけの日々です。
概算ですけど、2011年に書いた小説の分量が、だいたい680KBくらいでした。三語やリライト企画、文学フリマアンソロジー参加分、個人的な贈り物などの、サイトでは非公開の作品を含み、未完成の「火の国~」はのぞく。
だいたい2バイトで一文字だから、約34万字、単純計算(÷400)で、原稿用紙換算約850枚。
2010年は850KB、2009年は1400KB。途中でボツにしたものも数えましたが、それにしても、2年前にはいまの倍以上を書いていました。年々減っている形です……。
書いたものの内容やそのときの仕事の状況、ボツにした分量の多少もあるので、単純計算で比べるものなんなんですけど、しかし、二年で半減かと思うと、ちょっと「うっ」って思います。今年はもっと意識して書く時間をとっていきたいです。
同じ量でも、コツコツ連載できるタイプなら、もうちょっとまめにサイト更新してる感が出ると思うのですが……一度、ほんとうに連載をやってみたいなあ。
でもまずは目の前にあるのを書き上げます。
読んだほうは、2011年は132冊(オンノベ、ラノベ、マンガを除く)でした。2010年は155冊だったので、こちらも若干減。
書く時間をとるために、わざと読むほうを控えていたはずなのに、結果的には書くほうも減ってるんだから、これはいっそ、ガマンせずにどんどん読んだほうがいいのかもしれない……(自分に甘い考え方の典型)
あとこういうのを数えていると、たまに胸のどこかで「もうちょっと三次元に生きたら……?」という自分の声がしますが、今年も全力で無視する所存です。二次元ラブ!(←末期)
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