本題の前にちょっと私信、拍手コメントありがとうございました! すごく嬉しかったので、返信不要とのことでしたけれど、すこしだけ返事を書いていますので、お手数ですが、お心あたりの方は末尾をご確認くださいませ。
今日の帰宅後に6000字ちょっと書けて、ただいま原稿用紙約125枚。(20字×20行換算なので、文字数的には45000字ちょっとです)近ごろの筆の遅さからしてみたら、快挙かも。
いま、とても楽しくなってきました。この間までうんうんうなっていたのはなんだったんだろう。いつものごとくあとになったら、冷静に不出来さに目がいって「orz」ってなるに決まってるんですけど、どうせそうなるんなら、せめて順調に書けているあいだくらいは、めいっぱい楽しみます。
書いているうちに追加したいエピソードがちらちら出てきているので、少し長くなるかもしれませんが、それでもおそらく三百枚はいかないはず……た、たぶん。
連載形式にしてみようかどうしようか、というようなことを、ここでぶつぶつ呟いていましたが、やはり書きあがって推敲まで終わったら、誤字チェックをすすめながら、何回かに分割してUPしようと思います。連載というほどの形にはならないかもだけど、ともあれ、いっぺんに掲載するには少々長いな。
などと、取らぬ狸の皮算用。まずは狸を確実に捕まえるところからですね。
続きは返信です。
午後にとつぜん遠方の親戚がたずねてきて、話につきあっていたりしていたら、思うほど時間が取れませんでした……む、無念。
しかし一度は下書きをした甲斐もあって、なんとか多少は進みまして、いま、原稿用紙約108枚です。進めるうちにじわじわノレてきました。客観的にも筆が載っているかどうかは、初稿を書き終わってしまうまでは、あえて冷静に振り返らないことにします。たぶんあとでへこむけど、それはそのとき。初稿はとにかく勢いが大事!
話の半分にもたどりついていないので、まだまだ長いみちのりではありますが、引き続きコツコツ書き進めます。一週間まるごとブランクが空くと、出だしのウォームアップに手間取るから、平日にもなんとかアイドリングしておきたいところです。ふぁいとー!
今日の前半は、うっかり読むモードに入ってしまって「天のろくろ」と「夏空に、きみと見た夢」を読了し、我に帰ってあわてて夕方から書いてました。あ、明日こそは早い時間から書く……!
いちど読み出すと、スイッチ入ってどんどん読みたくなっちゃうんですよねー……。
しかし、読書を自重してもけっきょく書く量は増えなかった昨年をかんがみると、やっぱり充電が必要なんだなと思いました。燃費悪いです。
読むのと書くのと、切り替えさえうまくできればなあ。通勤中は読む、帰ったら読まずに書く! みたいな。でも、面白い本だったらほかの何を差し置いても読んじゃいますよねー。
月~木で3冊くらい読んで、金曜は禁読書して書くモードに切り替えて、土日にがつがつ書く、というのはどうだろう。年間が約52週だから、この方式でいければ年150冊くらい読みつつ、書く時間もロスしないんじゃない?
……なんていうタワゴトをいくら考えても、読みたいときは読んじゃいますね。発売日とかの関係もあるし。
火の国~は、本文のつづきに入りました。いま原稿用紙73枚くらいです。
下書きは、ラストシーン付近はあえてしませんでした。終盤は、筆の勢いを残してそのままいきたいなという気持ちがありましたので。
でも、そのラストをのぞく下書きが、ざっくりした書き方なのに80枚ちょっとくらいあって、あれ……と思います。ほんとに書けるのか自分。
書けるか書けないかじゃない、書くか書かないかだ! ……とか少年漫画っぽく呟きつつ、こつこつ書きます。
「これ、頑張って書き上げたって自分にしか面白くないんじゃない……?」という自分の心のささやきを無視するのがとても大変で、ときどき心が折れそうです。短編イコール気楽に書けるとも言いがたいけれど、二百枚とか三百枚とか書いた挙句、もしそれがゴミだったら、とても悲しいですので。
長編書きのひとはほんとうにすごいなあ。
いや、すごいなすごいなじゃなくて。漫然と憧れてないで、飛び込んでみようよ、わたし。長編書きになるんでしょ!
このあいだ読んだル=グウィン「夜の言葉」で、けっこう過激な内容が多くてですね、そのなかで、自分の全力を尽くして最良のものをつくろうとあがいても、結果95%はゴミになるけど、ゴミを作ろうと思ってゴミを作ったら、出来上がるものは100%ゴミなんだよっていうようなことが書いてありまして。泣きそうです。評論全体がかなり手厳しいんですけど、手厳しすぎていろいろ心が痛いんですが!
書いている最中はいっしょうけんめい書いているつもりでも、あとになって、本当に全力で、その小説を面白くするためにわき目もふらず努力したかと、自分にあらためて問いかけたときに、いやどうだったかなあという瞬間がいっぱいあります。楽に流れたんじゃないか? 推敲のときにほんとうに客観的になる努力をしたか?
あと、自分では「これを外したら書きたかったものが表現できない」とか「ここが欠点かもしれないけど、こうするしかない」とか思っていたけれど、あとになってみたら「本当にそうか? ただの自己弁護だったんじゃないか? もっと工夫できたんじゃないか?」と思う部分とかですね。ありすぎますorz
誰かが気楽にさらさら書いたという小説が、読んだほうには面白かったりすることって、普通にあったりするわけですけど。
それはそれとして。書いた自分にとって完璧かどうか、自分の望みうる最高のものか、という意味では、そのとおりですよね。完璧を目指してもたいていは破綻する。でもそれなりでいいやと思って書いたものは、それなり以上にはならない。
念のため、本の中でも、あくまで「読み手にとってではなく、書いたものにとっては」という意味で論じられています。でもたぶん、真剣にベストを尽くしたら、その気迫が文章にのるよね。真剣にっていうのが、必ずしも苦労してという意味ではないけれど。楽しく、苦労を苦労と思わずにめいっぱい楽しみながら頑張れるのが、いちばんいいですよね。
さてなあ。あとで振り返って「ゴミじゃないよ」って主観的に胸を張れる小説が、何本のこるだろうかなあ。誰が読んでもケチのつけようがなく面白いという意味ではなくて、これがわたしにとってベストの形だったんだよ、っていうものが。
だー。
いろいろごちゃごちゃ考えないで、いまはとにかく書きます。あとになったら「やっぱりダメだった……orz」ってなってるかもしれないけど。
大丈夫、盛大にコケたってそれで死にはしないよ。頑張るだけ頑張ってコケたときには、結果がどうであれ、何かしら得るものがあるよ! たぶんね!
えっもう1月前半終了!? などと愕然とする週末の夜です。小説の進捗的にも焦るのですが、仕事のほうも月の中旬からが忙しいタイミングなので、うわあと思います。1~3月はいつも飛ぶように過ぎ去っていくけれど、しかしそれにしても、このごろ時間の感覚がおかしいです。1か月とかほとんど一瞬で過ぎ去っていくよ!?(戦慄)
二十代でそんなことを感じているようなら、十年後には一体どんな時間感覚になってるんでしょうか。恐ろしい!
先日、「あれ、もしかして数え年でいうとすでに三十……?」という気づかないでいい事実に気づきました。なにが嫌って、年齢は着実に重なるのに、人間の中身がちっとも年齢相応に成長していかないところがとてもアレです。
中二魂は手放さなくてもいいけれど、もうちょっとこう、私のイメージの中でアラサー女性は、さりげない大人の気遣いとかができるはずだった。気のせいだった。そんなもん個人の性格の問題だった。
いつまでもすっとぼけたミスはやらかすし、いつまでも不測の事態にはテンパるし。そろそろそれもどうよ? と思うのですが、しかし近年の不景気のあおりを受けて、職場に年下の後輩がほとんどいない状態なので、なんとなくいつまでも下っ端気分から抜け出せません。
では二十代前半の自分に比べて変化がないかというと、そんなことはなく、仕事へのやる気を二十五歳くらいのときにどこかに落っことしてきました。劣化してるんじゃん!
かつて、十年以上前に強烈にハマった須賀しのぶさんの小説「帝国の娘」が、昨年12月、あらたに角川文庫から発売されていまして。一部改稿されているということですし、「これは買わねば!」と張り切っていたのですが、地元の書店でなかなか見かけなくて、痺れをきらしてAmazonで注文してしまいました。
地元の書店で買えるものは地元で買うほうが、地域経済の観点からは望ましいと思うのですが、しばしばAmazon先生の便利さに敗北します……。
最初の刊行は、コバルト文庫からでした。少女小説レーベルなのに、須賀先生の小説は、腹黒オヤジがたくさん出てきたり、サバイバルだったり、政治や軍事の話題で何ページも続いたり、主人公が不倫したり望まぬ相手の子どもを妊娠出産したりと、「少女小説……?」というのをご本人もあとがきでネタにされていたくらい濃い小説が多かったですが、大好きでした。流血女神伝シリーズはけっこう長く続いたのですが、やはり第一部の「帝国の娘」が一番好きで思い入れがあったので、新版を読むのが楽しみです。(とりあえずまだ積んでいる)
いったんライトノベルレーベルから出版された本が、のちに普通の文庫などから出しなおされるケースって、ときどきありますね。十二国記とか、デルフィニア戦記とか。
ラノベだと人によっては手に取りづらかったりとか、そもそもラノベそのものに触れる機会がなかったりしますし、むしろ大人の読者にこそ楽しめそうな小説には、こういうチャンスがあってさらに読者層が広がると、ファンとしては嬉しいです。しかしこっちの書店に入荷していない……。
わたしの探し方が悪かっただけかなあ。なかなか店員さんをつかまえて訊けません。ビビリなのもあるけど、仕事帰りに書店によると、時間帯的に大体レジ周りがにぎわっていて、忙しそうな手を止めさせてまで調べてもらうのはちょっと気が引けますね。
それはともかく、積読がえらいことになってきて、机に置ける限界を超えそうなので、オアズケ解除して、通勤読書を再開しました……。うん、ええと。
例年、四月は仕事が忙しいのですが、そういう時期にはストレスからくる反動で、ちょっとでも空いた時間があるとがつがつ読みます。現実逃避パワーは偉大だなと思います。心が折れそうなときも、ゴハンさえしっかり食べるのと本を読む時間だけひねりだせれば、大抵のことはなんとかなる。
どうせ今年もそうなるのなら、いっそ四月に備えて、いまから積読を溜め込んでいてもいいかもしれない……とか思い始めている自分がいます。いやいや。いやいやいや。
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