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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 更新分に拍手コメントやツイッターで声をかけてくださった方々、ありがとうございました!

 ちかごろ、推敲からの現実逃避でちょいちょいコクヨの原稿用紙に小説を書いていたら、じわじわ楽しくなってきました。手書き、まだるっこしくてだめかと思ってたけど、意外とそうでもないです。しかし清書してネットにUPすることにしたら、面倒どころではないなと思います……。
 下書きとしてはいいかもしれません。

 いつも本文を書きながら、頻繁に言葉を書き変えたりいれかえたり削ったりするので、いまさら手書きでそんなんやってられないわ、とか思っていましたが、手書きでルビのところに書き加えたり、訂正したり、二重線で削ったり、丸で囲んで矢印をひっぱったりするので、意外と大丈夫でした。

 いつもノートに下書きしてるときには、あくまでざっくりラクガキの感覚が強いですが、原稿用紙で縦書きだと、いつのまにかちゃんと小説書いてる感覚になってるので不思議です。形って大事なんだなあ。

 パソコンを立ち上げるのが億劫なとき、眼が疲れて画面を見たくないときに、手書きでも書けると、スイッチ入れやすくていいかなあと、それくらいの軽い気持ちだったんですが、原稿用紙だと、小説を書く以外のことに逃げる隙がなくていいですね。
 うっかりツイッターを開いたり、うっかりフリーセルを立ち上げたり、うっかりラクガキしたりしなくてすみます。ポメラがパソコンとちがって、執筆しかできないからいい、っていうひとたちと同じ理屈ですね。(つまり集中力さえあればパソコンで何の問題もない)

 字が汚いのが最大の難点です……。三百枚くらい書いたら達筆にならないかな……ならないか。なるなら学生時代になってますね。
 雨の国のときと同じで、ものすごく行き当たりばったりに書いてるので、いつの間にかしれっとボツにしてるかもしれません。もしまとまったら、パソコンに打ち込みつつ推敲して、いつかUPしようかと思います。

 ……の前に、まずは逃避してた火の国の推敲に戻ります。来週末には完結させたい。

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 週一更新のつもりがプレッシャーに耐えられなくなって、第三話まで載せてしまいました。

 http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/vesper_05_03.html

 お気が向かれましたら、お時間のあるときにおつきあいいただければ幸いです。

 どうせ完結するまで延々「だいじょうぶ? これオチですげえひんしゅく買ったりしない?」という自分のささやきと戦いつづけなくてはならないのなら、連載期間は短いほうがいいわ……(心が弱い)

 でも四話・五話はまだ誤字チェック回数がぜんぜん足りてないので、あと一週間かけて、来週末、残る二話を公開してしまおうかと思います。

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 故・鴨志田穣氏を追いかけたひと月でした。あと終わり際にマルドゥック・スクランブルにのめりこんだ。

 今年に入ってから読書自重をやめてしまったのと、あと鴨志田さんの本は、奥様・西原理恵子さんのマンガも入っていて、1冊あたりの文章量はふつうの文庫本よりは少なめなのもありまして、去年までよりはやや冊数が増えています。
 読書自重しないと書くほうが追いつかないような時期がきたら、また考えるとして、当分はがっつり読もうと思います。栄養補給。

 読んだ分だけきっちり身に着けばもっといいんだけどなー。読んで養分を補給しないと書けないんだけど、それが蓄積されて骨身になっているような感じはしません……。瞬間的に文体の影響を受けているときはあるんですけども。(いっときすると戻る)

 でもずっと読まないでいると、エネルギー不足でへろへろになります……。燃費が悪い。


HAL.Aの本棚
2012年02月
アイテム数:17
ガリレオの苦悩 (文春文庫)
東野 圭吾
読了日:02月01日
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退出ゲーム (角川文庫)
初野 晴
読了日:02月02日
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あなたはひとりぼっちじゃない 新潮クレストブックス
アダム・ヘイズリット
読了日:02月03日
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どこまでもアジアパー伝 (講談社文庫)
鴨志田 譲
読了日:02月06日
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煮え煮えアジアパー伝 (講談社文庫)
鴨志田 穣
読了日:02月07日
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月の上の観覧車
荻原 浩
読了日:02月10日
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Mystery Seller (新潮文庫)
新潮社ミステリーセラー編集部
読了日:02月14日
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オイアウエ漂流記
荻原 浩
読了日:02月15日
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日本はじっこ自滅旅 (講談社文庫)
鴨志田 穣
読了日:02月18日
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火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)
レイ ブラッドベリ
読了日:02月23日
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最後のアジアパー伝 文庫版
鴨志田 穣
読了日:02月25日
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「火の国より来たる者」第二話、更新しました。(一話はこちらです)

 すでに読んでくださった方、声をかけてくださった方、ありがとうございます!

 続きを地味にねちねちねちねち推敲しているのですが、結局は二稿目とほとんど変わっていない気がします。削っては足し、書いては消し、いじっては戻し。そろそろ諦めて、あとは誤字チェックだけにしておいてもいいんじゃないかな……(遠い目)
 なかなかあきらめが悪いです。いくら粘ったところで、結局はこれがいまのお前の実力なのだよ?

 マルドゥック・ヴェロシティも3巻まで読み終わりました。とても面白かったのだけど、つらい話でもありました。前身にあたるマルドゥック・スクランブルを読んでいれば、彼らがこのあと悲惨な結末をむかえるだろうというのは明らかであり、それと覚悟して読んだつもりだったけれど、それにしても、つらかった。

 登場人物が多くて、脇役の名前がわからなくなってとちゅうで混乱したりとかもちょっとあったけども、問題はそこじゃなくて。
 とびきり魅力的なキャラクターたち、信頼関係のあるすてきなチームのメンバーが、ひとりまたひとりと失われ、崩壊してゆくさまを読み続けてゆくというのは、やっぱりすごくしんどいです。
 読まなきゃよかったとかいうのとは違うんだけど。

 悲劇を悲劇として書くことへの葛藤が、あとがきからも察せられました。
 難しいですよね。ただ悲しい話を悲しいように書くだけならば、それはべつに難しくもなんともないんだけど、悲劇をきちんと書くのは、とても難しいことだなと思います。読むほうが悲劇に求めているのは、カタルシスだけではないので。

 単にカタルシスが欲しくて悲劇を読む時期も、人生の中にはあると思います。でも、それって多分、ごく短い期間なんじゃないかなと。
 悲しみをではなく、悲しみの奥にあるものをこそ、読んでいるんだと思うんですけど。それが何かって考え出すと、また難しいな……。

 ともあれ、あとはマルドゥック・フラグメンツを残すのみ。こっちは短編集。楽しみです。
 読み終わったら、ゆっくり冲方さんのほかの小説も追いかけるかなと思います。

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 きのうの「名もなき影のうた」に拍手ボタンをおしてくださった方、ありがとうございました!

 引き続き通勤時にマルドゥック・ヴェロシティを読みながら、火の国~の推敲を進めています。
 明日の夜にはなんとか二話をUPできそうというか、あきらめがつきそうというか、あきらめます。うん……。

 マルドゥック・ヴェロシティはというと、やっぱり面白いです。スクランブルとはまた種類の違う面白さ。キャラクターが魅力的で、設定と演出が派手で、アクションが熱く、ライトノベルのいいところをきっちりおさえた上で、でもライトじゃない。大人のためのライトノベルです。(ただし暴力描写がありますので、苦手な方はご注意を!)

 スクランブルの続編ですが、時系列的には過去編にあたり、登場人物のその後がわかっている分、読んでいて、ついどっぷりと感情移入しないように、心が防御線を張ろうとしてしまいます。悲劇のむずかしさですね。どうか救われてほしいと思いながら読むのと、いずれ悲しい結末が待っていると思いながら読むことの差。

 冲方丁さんって、たしかライトノベルの書き方を出されてますよね。買ってみようかなあ。どうもろくろくハウツー本を活用できない人間なのですが(活用できるだけの基礎力が身についていないともいう)、それを書いた人が好きな作家さんなら、勉強のためというよりもミーハー根性で、つい読みたくなります。

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プロフィール
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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非公開
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朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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