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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 Readerのなかに積んでいる電子書籍は、積んでいるという自覚が薄く、そのまま下手をすると何か月も、放っておきがちになっています。そのうち読もう、の「そのうち」が、紙に比べて長いです。  出張があれば、また活躍するんだろうけどなあ。  でも、転勤しても迷わず蔵書を丸ごと持っていけるというのは、ものすごく大きいメリットなんですよね。  あとでまた読み返したい本ほど、スペースが足りなくなっても処分せずにどこまでも持っていける電子書籍で買うのか。  いまの電子書籍の形式が十年後に使えるかわからない……というところを意識して、あえて紙で買うのか。  まだ態度を決めかねています。  むしろReaderは、オンノベを読むほうに活躍していたりして。長編を読むのに、PC画面ではちょっと疲れるので、縦書きPDFを作ってつっこんで、通勤時にときどき読んでいます。  が、バスのなかで読んでいるところを、職場の同僚に目撃されました。 「よくバスで何か読んでるね。あれって電子書籍っていうやつ?」  わたし何読んでたっけ、と思わず眼が泳ぎました。いや、べつにそんなに後ろめたいものは読んでないと思うんですけども。(官能とか?)  目撃されてもちっとも気付きません。読んでるから気付かないのか、ただ鈍いのか。(おそらく両方)  隠れオタクなので、ネット上での自分のナワバリというか、そういうものをオフラインの知人に知られるのは、すごくツラいです。  うちの職場の気風や、地方というのもあってか、職場の人間関係がわりと密接というか、プライベートの領分までけっこう共有しているというか、うっかり趣味の話などしようものなら、即刻広く知れわたる感があります。酔っぱらって人様に迷惑をかけたときの恥ずかしい話が、一年ぶりに電話で話した遠方の同期になぜか知られてたりとかね?  なぜ人は噂話が好きなのでしょうか。  まあ自分も好きなんだけどさ……。悪意ある無責任な噂話は、いやなものですが、それが愛のあるイジリなら、好き勝手な噂も、まあそんなに悪くはないものだと思います。本人に向かって「こんなこといわれてたよ?」と笑って話せるレベルの面白話なら、コミュニケーションのうちかなって。  しかしたとえそこに愛があったとしても、自分のオタク趣味をイジられるのは耐え難いという、この矛盾。  周りにオタクがほぼいないので、カミングアウトしづらいことこの上ないです。どうしてわたしは堂々とオタクをやれる業種に就職しなかったのか。

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 拍手コメントの方、ありがとうございました! 末尾に返信がありますので、お手数ですがご確認くださいませ。

 長いし、暗いし、公開前からやたらとくよくよ垂れ流してしまったしで、読んでくださる方が少なかったとしてもしかたないと、半ば覚悟していたのですが(※だいぶ自業自得)、最後まで読んでくだすった方々からお声をかけていただいて、なにはともあれ書いてよかったと、ようやく思えつつあります。感謝です。

 長編を書くにあたって浮き彫りになった課題も色々と、数えれば指が足らないくらいあったので、喜んでばかりはいられないのですが、それはまた次に活か……せればいいなあ(弱気)

 仕事がちょっとばたついてまいりました。年度末ですね……(遠い目)
 本格的に多忙になるのは4月からのことですが、そろそろぼちぼち残業が増えてきています。今後、唐突にここの更新がない日が出てくるかもしれませんが、元気に働いていますので、どうかご心配なく。

 毎年恒例なのですが、4月前後はネット上での活動が半休止状態になります。といっても、完全に休みもせず、未練たらしくちょろちょろしているかと思います。ただ、いつもよりレスポンスが鈍くなるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。

 今後、まとまったものを書くのは、おそらく5月以降のことになるかなと思います。それまでは、ただでさえ鈍い筆がますますにぶらないように、合間を見て短い習作(ラクガキ?)を書いたり、次に書くもののネタ出しなどしているかと思います。できればちょいちょい三語も書きたいな。


 つづきは拍手コメへの返信になります。

 

 

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 新潮文庫から出た「作家の放課後」というエッセイ集を買いました。
 ふだんエッセイなんかろくに読まないのに、好きな作家さんが何人も寄稿されているというだけで、豪快につられました。出版社の思うつぼです。だって気になる……!

 でもうかつにも、まだ角田光代さんの、肝心の小説のほうを積んだまま未読でして、自分的には、その作家さんの小説を読まないうちに、先にコラムやエッセイによって人物像のイメージを固めてしまうことに、うっすらと危機感があります。できればまず作品のほうを、フィルターなく読みたいのよ……。
 その結果ハマったなら、あとは普通にファン心理に従って、エッセイを読もうが新聞記事を読もうが、素直に読めるんですけど。なんでしょうね、この気持ち。

 そもそも知らない作家さんのエッセイについては、読んだ後たぶん誰がそのエッセイを書かれたか忘れてしまって、数年後にその方の著作を読んだときには、どのエッセイの人かわからなくなってると思うのです。

 さて、どうしたものか……。さきに八日目の蝉を読むことにして、まずは積読コースか。それとも割り切って読んじゃうか。

 伊坂幸太郎さんの新刊が出ていることにも、うっかり気付いてしまいました。伊坂さんの本ならまず間違いなく、いつか文庫版が出るだろうし、基本的にはなるべく文庫落ちを待つ派なんですけど(転勤族だからハードカバーで買っちゃうと引越しのときに持っていきづらくなる)、しかし、文庫落ちまで一般的には約3年……。待ち切れるかというと…………うう。どうしよう。

 一時期、残り三冊くらいにまで減っていた紙の積読が、ふたたび十冊を超えました……。年度末までにいったん整理するんじゃなかったのかよ!
 誘惑の多い世の中がいけないんです。

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 読んでくださった方々、拍手ボタン押してくださった方々、ありがとうございました! 拍手コメントの方、返信不要とのことでしたが、末尾に返信あります。お心あたりの方は、お手数ですがご確認くださいませ。

 そして以下は、ネタバレを含む反省文です。自分への備忘兼ねて残しておきますが、ネタバレ苦手な方、作外での説明に興味はないわというご主義の方は、読み飛ばしていただければ幸いです。


 

 今回、技術的な反省も多かったのですけど、もっと根本的な、ストーリーそのものとしても、あれこれ迷いました。
「火の国~」のストーリーって、本来けっこう「大人って汚い……」みたいな気まずい話だと思うんです。でも、主人公の視点を通した時点で、構造的にその辺にフィルターがかかっています。

 後味の悪くない話にしたかったので、わかっていてあえてそうしたのですが、結果的にそれでよかったのかどうか、いまだに判断に悩みます。ヨブの罪悪感のわけや、気まずさやあれこれが、きっちり伝わるように書いたほうがよかったのではないかなあ……。

 そういうところもみっちり書いて、なおかつ後味よく終わらせるには、筆力が足りませんでした。
 何年か経ったころに、あらためて振り返ってみようかな。そのとき、「いまならどんなふうに書くか」って、実際に書きなおさないまでも、もうちょっと腕が上がったら、あらためて考えてみたい気がします。

 


 続きは拍手コメへの返信です。

 

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 五話、UPしました。これにて完結になります。
http://dabunnsouko.web.fc2.com/novels/vesper_05_05.html

 まとめ読み派の方は、txt版とPDF版も作りましたので、ご活用いただければと思います。PDFを軽くするテクニックを、勉強しようとしてみたけど結局よくわからなくて、ちょっと重いです……。

 txt版はこちら (約182kb)
 PDF版はこちら (約712kb)

 異世界FTとしてどうかはわからないけれど、少女小説としてはいろいろ王道をはずしている感じがしますし(汗)、ご期待に沿えるものになっているかわかりませんが、お時間がございましたら、お気の向かれたときにでも読んでやっていただけるとうれしいです。

 書いている間じゅう、たくさんの方々に背中を押していただきました。ありがとうございました!

 結果的には原稿用紙266枚、約93000字に落ち着きました。うまく書けなかった箇所とか、構成のへたさとか、いろいろ思うところはあるけれど、とりあえずこの長さのものを完結できたことは、ひとつの前進と思って、素直に喜ぼうと思います。

 もしご負担にならなければ、ご感想、ご指導等たまわることができれば、とてもうれしいです。

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プロフィール
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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