公式はこちら→ http://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/
七月から、順次新装版が刊行されて、その後に続いて書きおろし長編……というようなお話なので、読めるのはまだけっこう先みたいですが、もうここまで待ったらあと何年でも待つよ! とにかく出るということが嬉しくてならない。でもとにかくわたしが生きてるうちにお願いします!(必死)
だけど、よりによって四月一日に発表しなくてもいいのに……おかげでツイッター上で「エイプリルフール?」と疑う人続出だったようです。そんな嘘をつけるなんて人間じゃないわー。鬼か悪魔だわ。
話変わって昨日の日記で、「羽生選手の笑顔が可愛いとかいかにもミーハーな気がして恥ずかしい」……とかいうようなことを書きましたが、あとでふと冷静になると、小説や漫画のキャラクターには「萌えー」とか放言しておきながら、実在する人物についてミーハーな発言をするのが恥ずかしいとか、なんていうか、色々と大事なことを間違えている……。自分で気付いて微妙な気持ちになりました。
い、いや、くたびれたおっさんキャラに萌える! とか公言するのが、恥ずかしくないと思ってるわけじゃないんですよけして! だからオフライン生活では隠れオタクなんだし! でもたぶんそういうのって、ぺろっと言えちゃう人よりも、言えずにこそこそしてるほうが、根の深いムッツリ…………なんでもないです。
あとは3月の読書ログ。(話題がとっちらかっていて恐縮ですが……)
ラノベのほうはログひっぱってこなかったですけど、秋田禎信「魔術師オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場」、茅田砂胡「天使たちの課外活動2」を読みました。
課外活動は、あいかわらずキャラが美味しくて面白いんだけども、ここまでくるとマンネリ感はさすがに否めないかな……。といいつつも買い続けてしまう程度には好きなんですけど。ヴァンツァーのさわやか笑顔が主役の巻でした。
オーフェンは意外と刊行が早くて嬉しいなあ。内容的にはまだまだ序盤という感じです。これからどうなるのか、先の展開が楽しみ。第二部から二十年を経て、魔王と呼ばれるようになったオーフェンが、ものすごく美味しい立ち位置にいます。ちょっとしか出てこなかったけど……!(涙)
日記が止まってしまっていましたが、働いておりました。サイトトップにも小さく表示をしているのですが、五月前半ごろまでは、平日はあまりネット上に表れないかなと思います。
年度末から五月前半ごろまでは、毎年恒例のことなのですが、おおむね残業の日々です。それでも今年は、日付が変わる前にはかならず帰宅しているので、まあたいしたことはない……はずなんですけど、なんだか前よりもキツいような気がするのは、ここしばらくハードワークに縁がなかったためか、それともまさか年齢が上がっt…………深く考えまい。
幸いというか生憎というか、転勤はありませんでした。もう一年、実家住まいです。
なにが生憎なのかというと、去年に比べて仕事量が倍増……とまではいかないまでも、かなり増えるという予告があっていたからです。くっ……。
でもまあ、それもやむなし。というか、うすうすわかっていたことではあります。平成23年度は、おそらく部署でわたしがいちばん残業していなかったと思うので(いちばん下っ端のくせに……)、いずれ担当業務を増やされるだろうなという覚悟は、それなりにありました。覚悟していた以上にいきなりどかんと増えた気がしないでもないですが、あまり文句はいうまいと思います。夏までの辛抱。
世界選手権(フィギュア)は、昨日までの放送は見そびれましたが、今日の男子フリーはばっちり観戦できました。相変わらず、細かいことはよくわからないまま観ていますが、とても見応えがありました。高橋選手も見事でしたが、羽生選手、素晴らしい演技でした(……と思います、素人目ですが)。技術がどうこうというだけでなくて、なんだかすごく応援したくなる雰囲気がある選手だなと思います。あと笑顔が可愛い……とかいいだすといかにもミーハーな気がして恥ずかしいんですけど!
昔は、スポーツ観戦なんて何が面白いのかちっともわからなかったのですが(協調性がないうえに、自分が運動オンチなせいでコンプレックスがあった)、最近ようやく、応援するというのは楽しいことなんだというのが、人並に腑に落ちてきた気がします。フィギュアも、観賞してうっとりする楽しみだけでなく、応援する楽しみがあるんだね。遠くからの応援というのは、ときに無責任にもなりがちなものではありますが……。(選手が失敗するたびに、横で観ている父が偉そうに批判するのがうっとうしくてたまらなかった)
明日の女子フリーも楽しみです。
あと近況……そうそう、今日は平日に読みそびれた諸々を読んでいました。BUTTER!!!や宇宙兄弟の新刊とか、天使たちの課外活動2とか。
少し前から懐かしの「魔術師オーフェンはぐれ旅」の新シリーズが刊行されているのですが、最新刊、とっくに手元に到着していたのに、たいへん無念ながら平日に読みださなくて、今日になってようやく読めました。まだまだ序盤で、先の展開が読めませんが、番外編でオーフェンがしっかり嫁の尻に敷かれているのにものすごくニヤニヤしてしまいました。あとマジクはどんなにかっこいいこといってもマジクなんだなという。
オーフェンは、中学校のころに猛烈にはまっていて、何回も繰り返し読みふけった、思いいれのあるライトノベルです。わたしたぶん中学校の頃とか、秋田先生の文章を丸パクしたような文体で書いてたよね……っていう記憶がうっすらよみがえってきましたが、当時の自分の文章(かろうじて残っているノートがある)をまともに読み返す勇気はもう出てきません。なんか設定が大仰で不幸キャラ萌えで流血だらけで人がいっぱい死ぬ中学二年生な話です。かなり黒歴史。
そのあと十代の後半に、ほかにも色んな作家さんの影響を受けたので、いまはもうあんまり名残りはないんじゃないかと思うんですけど、どうかなあ。自分ではわからないだけかな。
初回限定版の特別小冊子に、平坂読氏(ラノベ作家、「僕は友達が少ない」の人。わたしは未読ですが……)との対談が載っていて、平坂氏が小学生のころオーフェンのファンだった、という話がありました。そのファンの世代の人が、ライトノベルを読んで育って、やがてライトノベル作家になった、という話には、ちょっと感慨深いものがありました。作家は読者のなれの果て、かあ。
わたしのようにアマチュアでのんびり書いている人間が、共感する……なんていうのも僭越すぎてなんなのですが、ちょうどライトノベルというものができて盛り上がったころに、それを読みながら育って、自分でも書きだして、という世代なんですよね。そういう世代の連環というか、つながってゆく流れがあるんだなあということを、わかっていたつもりで、はじめてほんとうに実感したような気がします。
とりあえずなるべく早いとこ仕事を落ちつけて、ゆっくり書きたいなあ。
メッセージをいただいた方から、サイトのメールフォームから長文が送れなかった旨、教えていただきました。実はちょっと前にも同様のことがあったようなのですが、字数制限がないはずなので、またいつものFC2の一時的な不具合かと思っていじってませんでした……ら違いました。たびたびお手数をおかけしまして、申し訳ないです(涙)
サイトトップからつないでいるページには、ずっとFC2メールフォームを使っています。文字数制限はないはずなのですが、たしかに自分で試してみても、字数が長いと画面が固まってしまいます。ヘルプ等を参照しても原因がよくわからなかったのですが、ググってみると、どうもやっぱりFC2側の不具合のようです。
問題はそれが、一時的なものではなくて、解決されないままずっと放置されていて、あげく公式ヘルプに注意書きもされていないということなんですが。FC2さん……。
FC2メールフォームは、ブログやページに埋め込むパーツとしても使えるようになっていて、これまでずっとそのようにしていたのですが、これをやめて、直接FC2が生成しているメールフォームページへのリンクを貼るようにしたら、とりあえず長文でも送れるようになりました。おかげで広告表示がすごくカッコ悪いんですが……TT
そもそもFC2自体を乗り換えようかなあ、と定期的に思うのですが、しかしせっかく慣れた操作画面……という非常にずぼらな理由で使い続けています。そうこうしているうちに三年経ってしまいました。
無料サービスでなんでもすまそうというのがいけないのか。しかし有料にアップグレードしても、いくつかの機能が拡張されるだけで、不具合が多いとか障害時の復旧が遅いとか、そういう根本的な問題についてはたぶん大差ないですよね……。
CSS? CGI? 何それオイシイの? という人間なので、ごくシンプルな機能でいいんだけどなあ。どこがいいんだろうなあ。…………まあ、いつかヒマなときに考えよう。(といってずっと先送りし続けている)
それにしても、いつから送れなかったんでしょうか。サイト立ち上げた当初、自分でテストしたときにはたしか、けっこう長いメッセージも送れたと思うのですが(具体的には覚えてない)、なんかさっきググったときに見かけた、FC2メールフォームを使われている方々の発言からすると、けっこう前からの不具合っぽくて………………すみません。
もしかしていつか受け取りそびれたメッセージがあったかもしれないと思うと、申し訳ないやら悔しいやら。うう。
このブログの右下にもいちおうメールフォームをおいてあるのですが、忍者メールフォームは約1000文字までということで、ついでだからそのことも、フォームの下に書き添えておきます。
何かございましたら、お気軽にかまってやっていただければ嬉しいです。
そういえば、たしか3年前の3月何日だったかにサイトを立ち上げたはずなのですが(※覚えてない)、馬鹿なので、毎年自分の仕事が間違いなく忙しいに決まっている時期です。サイト開設○周年! とかまずやれないっていう。
なんでこんな時期にしたん? と三年前の自分に聞いてみたい。覚えてないけど、わたしのことだから、仕事からの現実逃避で発作的に作成作業したんじゃないかな……。(いつもの行動パターンです)
留守をしている間に、こちらとTCで、とても嬉しいコメントをいただいていました。嬉しすぎてどうしたらいいかわからなくて、昨夜はパソコンの前でごろんごろん悶絶していました。わーい!
拍手、メールフォームからのコメント返信は末尾にありますので、お心あたりの方は、お手数ですが、記事の最後(右下の「つづきを読む」のところ)をご確認くださいませ。TCのほうはこのあと書きにいきます。感謝です!
いただいたコメントの中に、最悪のオチが待っていたらどうしようと身構えてらしたという内容がありまして、思わずあわあわしてしまいました。
物語をハッピーエンドと悲劇とに分類するときに、「火の国~」がどちら側に属するのかは、とっさに判断に迷うところです。何かを獲得するストーリーをハッピーエンド、手にしたものを喪失するストーリーを悲劇と定義するなら、どっちにも片足ずつ突っ込んでいるような話だなと思います。
今回に限らず拙作には、もろ手を挙げてのハッピーエンドというか、みんなが笑顔で終わる幸せいっぱいの大団円……みたいなものが、遺憾ながら、まだあまりないです。我ながら不本意というか、とても遺憾です。できることなら本当は、大団円を書きたいのですが、実力及ばず、なかなかその領域にまで到達できません。ハッピーエンドを書くのって難しいなと、しみじみ思います。
でも、逆に救いのない結末の鬱エンドも、めったに書きません。たまに魔が射して書きますが、それもごく短い掌編から短編に限ります。
長い話になると、基本的にはたとえ悲しい結末の話でも、何かしらの救いや希望が残るものを書いている……つもりです。
これは運営方針として、そう決めてやってますので、どうか安心して(?)お付き合いいただければと思います。
つづきはコメントへの返信になります。
今日は、読みかけてる本の話を書こうかなと思っていたら、さっきTCで読んできたねじ様の新作がものすごくて、全部吹き飛びました。
まだあちらに自分の感想も書きこんでないんですけど、でもとにかくまずオススメしたい……!(今回はちゃんとご本人にご了解をいただいてきました)
ねじ様「マリカのために」
http://www.totalcreators.jp/cgi-bin/genreki/bright.cgi?log=&key=20120320214307&action=html2
愛を信じる全ての人々へ。
リンク先は投稿小説TOTAL CREATORS!さま内の、該当小説ページになります。(ID登録制のSNSとかではないのでどなた様でもすぐお読みになれます)
なんだろう、色々熱く語りたいんですけど、いま勢いだけで何をいっても嘘になる気がする。感想はもうちょっと冷静になってから、ちゃんと自分の心とじっくり向き合ってから書きにいきます。
素晴らしい作品です。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
あとは事務連絡(?)ですが、明日から三日間、送別会と残業でネット上にあまり出てこないかもしれません。ここの日記も、次は土曜日かなと思います。年度末だなあ……。
何かご用がございましたら、ややレスポンスが少し遅れるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
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