描写の修行

　わあ。拍手で励ましのお言葉をいただきました。返信不要とのことでしたが、お礼だけ。ありがとうございました……！　ものすごく元気がでました！

　すっかり夏ですね。長崎では連日、朝から昼までからっと気持ちよく晴れ、夕方から夜にかけて天候が崩れるという、夏らしいといえばとても夏らしい天気が続いています。夕方になると、ぬるい大粒の雨がぼたぼたぼたぼた降ってきて、むわっと夏の雨の匂いがします。でも翌朝になると、また気持ちよく晴れてる。通勤バスの中からふと外を見ると、満ち潮で逆流する河口の、細かく波立つ水面に、朝の、ぎらっぎらした真っ白の太陽がはじけて、一面銀色のスパーク。

　……たまには小説書くひとっぽく、風景描写してみました。とつぜん何のタワゴトでしょうか。
　じつはひそかに前段があります。
　小説を書くひとは、けっこう普段から無意識に言葉で情景スケッチをして、生活のなかでも絶やさず修業をしているというような話を、わりとよくきいたりします。
　そしてそれにもかかわらず、このアホは、このあいだツイッターで、あろうことか「雷ゴロゴロ。」とか呟いてしまいました。ゴロゴロって。１４０文字もあるのに、いくらアマチュアとはいえ日ごろから小説を書いている人間だというのに、よりによって、雷ゴロゴロ。五文字＋句点で終了。夏の雷を雲越しに透かし見て、出てきたつぶやきがそれか。それしかでてこなかったのか。

　ふ……っとそう思った瞬間、なんか唐突にひとりで色々とものすごくくじけてしまって、あまりにも悔しかったので、リベンジを図ってみました。わ、わたしだって情景スケッチして修行するんだ……！
　と気負ったわりには、たいしたスケッチになっていないというオチ。い、いやいや。継続は力。継続は力！（飽きっぽいのですぐ忘れるほうに５千円）


　あっ。明日は飲み会ですので（二週連続）、更新ないかなと思います。