小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
仕事に疲れ、生活に疲れ。息苦しい日々にいやけがさし、死のうと決意した千鶴。誰も知っている人のいないところに行こうと思った。寂しい場所がいい、決心が揺らがないように。
衝動的に北の地をめざし、タクシーに乗った。溜め込んだ睡眠薬を抱えて、山間の小さな集落の民宿の戸を叩く。
別れた恋人にあててさよならのメールを送り、二週間分の睡眠薬を流し込んだ千鶴……だったけれど、丸一日昏々と眠り続けた後、ものすごく爽快に目覚めてしまって……。
死のうと思いつめていたとはとても思えない、案外お気楽で図太い主人公が、すっとぼけていてなんとも可笑しいです。一度死ぬ気で逃げると、案外いろんなことがふっきれて、気持ちが軽くなったとか、そんな呑気なことをいいながら、民宿に長居してスローライフを決めこんでしまう。
帯には「涙が止まらない」と書いてありましたが、ぜんぜんそんな感じじゃなかったです。ちょっとくすりと笑えて、ちょっとしんみりいい話、という感じ。
むしろ主人公には、もうちょっと深刻さがあってもいいんじゃないのか。かなりお騒がせな主人公が、それにもかかわらずいまいち反省してなくて、なんていうか、読んでるこっちが赤面モノでしたが……。でも可愛いな。図太いところが。
民宿の主人がいいキャラ。大雑把なんだけど地に足がついて、懐の広い、魅力的なお兄さんでした。照れ隠しに怒ってみせる場面が絶妙に可愛かったです。
衝動的に北の地をめざし、タクシーに乗った。溜め込んだ睡眠薬を抱えて、山間の小さな集落の民宿の戸を叩く。
別れた恋人にあててさよならのメールを送り、二週間分の睡眠薬を流し込んだ千鶴……だったけれど、丸一日昏々と眠り続けた後、ものすごく爽快に目覚めてしまって……。
死のうと思いつめていたとはとても思えない、案外お気楽で図太い主人公が、すっとぼけていてなんとも可笑しいです。一度死ぬ気で逃げると、案外いろんなことがふっきれて、気持ちが軽くなったとか、そんな呑気なことをいいながら、民宿に長居してスローライフを決めこんでしまう。
帯には「涙が止まらない」と書いてありましたが、ぜんぜんそんな感じじゃなかったです。ちょっとくすりと笑えて、ちょっとしんみりいい話、という感じ。
むしろ主人公には、もうちょっと深刻さがあってもいいんじゃないのか。かなりお騒がせな主人公が、それにもかかわらずいまいち反省してなくて、なんていうか、読んでるこっちが赤面モノでしたが……。でも可愛いな。図太いところが。
民宿の主人がいいキャラ。大雑把なんだけど地に足がついて、懐の広い、魅力的なお兄さんでした。照れ隠しに怒ってみせる場面が絶妙に可愛かったです。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
ブクログ
ラノベ以外の本棚
ラノベ棚
ラノベ棚
フォローお気軽にどうぞ。
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
カウンター