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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 すごくどうでもいいような話題なんですが。
 突然書き始めた二人称小説、ネタ出しがほぼ出来てきました。素材はだいたい出揃ったかなあという感じ。プロットを切らず、断片的なシーンを思いつくままに書き溜めたものが、原稿用紙三十枚くらいです。
 これを並べ替えて、全体を見ながら加筆して、つないで、削って推敲して、というふうにいくつもりでいますが……小説を書く手順が、なんか変な気がします。どうなんだろう。

 毎回、書く方法がばらばらです。ふと思いついて書き出したときにはすでにストーリーが一本まるごと脳内にあって、それをなぞって推敲するだけでいい、ということもあれば、書き始めたときにはまったく先が見えないのに、とりあえず書いてみたら最後までなぜか筆が止まらずに、書ききってから「あー……こんなストーリーだったんだ」と寝ぼけたことを言っていることもあります。
 まっとうにイメージワークに何日もかけて、ノートにきっちりプロットを切って、あらすじを書いて肉付けして……とやることもありますが、そうした方がまともな構成になるとは限らず。むしろ、伏線を張って回収しているものほど、無意識にさらっと書いていて、プロット時点でじっくり考えて書いているものほど、捻りがないような気がします。何かが間違っている……。脳の使い方が分かっていないのかも。

「このやり方をしたときが少しマシな出来になる」というのがあればいいのに、全然ないです。
 誰でもそんなものなのか、普通は決まった「自分に合ったやり方」とかがあるものなのか、ちょっと気になったり。人様のやり方を聞いても、必ずしも参考にはできないのでしょうけれど。

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色々な方法を試してみるのもいいのでは?
断片をつなげるってのは、初期の村上春樹さんとか、リチャード・ブローティガンとか、高橋源一郎さんもやってましたよね。
自分にあったやり方って、やはりなかなか判らないものですよね。
自分で完全に納得できる作品ってのも、まだ書けてないし。

一度でいいからやってみたい方法ってのが「英語で書いて翻訳してみる」ってやり方。
これも村上春樹さんがやってたはず。
でも、英語で書くだけで精魂尽き果てちゃいそう(汗)。
Posted by 山田さん 2009.02.06 Fri 23:24 編集
山田さん様へ
 英語で書く……! それだけで辞書片手に何年かかるかw そういえば、小説だけでなく、作詞をするときに英語で書いてから訳すっていう方の話はきいたことがあります。
 しかし、英語ができるって素敵ですね。私は語学能力ゼロです……日本語も不自由だし。
Posted by HAL.A URL 2009.02.07 Sat 10:28 編集
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