進捗とか

　のろのろですが、新しいのを書いています。まだタイトルが決まっていませんが、「とこしえの黄昏の地」のアシェリが、灼熱の海をその目で見るために、砂漠を越えて旅をしたときの話です。

　昨日の夜から本文を書き始めて、今日はほぼずっとパソコンに張り付いていたのですが、まだ序盤のほうしかかけていません。
　わたし、こんなに筆の遅い人間だったっけ……？　などと、自分に都合の悪い記憶を抹消しようとしていますが、もともと遅い人間です。うわあん！　すらすら書ける魔法の筆が欲しいよー！（他力本願）

　この数日、プロットを立てたり本文を書いたりしながら、ひたすら悶々としていたところ、心の編集長（友人）から、「美形」というワードが飛んできました。わ、忘れてた！
　美形を書く修行を、そろそろすると何度となくいいながら、いつまでも着手しない私です。か、書く。書くよ、美形を！

　自分の手癖として、もともとほうっておくと容姿の描写は最小限しかしないほうなのだけれど、何とかして、さりげない美形オーラを出したいところです。（こいつは美中年、美中年……）と念じながら書いていたら、なんとなくにじみでないかなあ。にじまないか。そんな消極的な精神論に頼っていては、美形書きスキルが伸びるはずがない……気がする！　美形のオーラっていうのは、もっとこう、こう……なんだ？

　心の中であまりにも美形美形いってたので、そろそろゲシュタルト崩壊を起こしてきました。

　というか、中年男性二人が旅をする話という辺りで、すでに何か色々なニーズをことごとく潰して歩いていますね？
　……うん。深く考えないようにしよう。すまない、友よ。（書き上げる前から諦めモード）

　わたしにしてはちょっと長めの話で、完成までにやや時間がかかりそうな気配がむんむんしていますが、ともあれ、地道に書いていく所存であります。
　完成したらまた報告しますので……というか、たぶん途中でくよくよ進捗状況を呟きますので、書き上げた折に、タイミングよくお時間がとれる方がいらっしゃいましたら、よろしくお付き合いくださいませ。

　話かわりますが、少し前に、なにげなく２８歳になりました。
　そろそろ誕生日を喜ぶべきかどうか真剣に迷いだす年齢ですが、今年は誕生日に物書きのお友達から小説を書いていただき、しかもそれがものすごく素敵な小説という、嬉しすぎるイベントがあり、これは本当に現実なのだろうか、願望のあまりに幻覚を見ているのではなかろうか、明日の朝起きたら何もかも夢だったとかだったら私は泣く！　などとたわごとを呟いていましたが、現実でした。
　翌日目が覚めても、いただいた小説はちゃんとそこにありました。なにこれどういうこと、こんな嬉しいプレゼントがこの世の中にあっていいの？　なんのご褒美？（※誕生日のです）
　あまりに嬉しすぎて、いったい何の死亡フラグかと思いましたが、今日も元気に生きています。
　お二方、ありがとうございました……！

　そんな感じで元気です。進みが遅くてくよくよしていますが、ともかく書いている幸せをかみしめつつ、連休中にすすめられるところまですすめたいです。