とこしえの黄昏の国（更新報告）

　小説置き場に異世界ファンタジー小説「とこしえの黄昏の国」と、その番外編「灼熱の海の向こう」をＵＰしました。

　ふたつ足して原稿用紙３９枚ほどの短編になりました。お時間のある方は、おつきあいいただければ幸いです。
　冒頭だけちらっと紹介。

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　地の涯には、とこしえの黄昏の国がある。
　若い頃から放浪の旅をくりかえしてきたというアシェリ、私の父親からその話を聞いたときには、またいつにもまして荒唐無稽な法螺話をするものだと、呆れかえったことだった。
　生まれ育った故郷の地を、遠く離れて旅をするということ自体が、すでに狂気の沙汰だというのに、まして地の涯までいこうという。実の娘の私にも、いったいなにを考えているのか、さっぱりわからなかった。

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　こんな感じです。拙いですが、ＳＦへのありったけの愛を込めて書きました。……ＳＦへの？

　魔法や神や精霊の出てこない異世界ＦＴと、ＳＦとの区別を、どこでつけていいかわかりません。でも科学技術とか超文明とか宇宙船とかが出てこないので、たぶんどっちかというとファンタジーです。（こらっ）
　しかもＳＦへの愛といいつつ、果てしなく考証が甘いので、ツッコミどころ満載かもしれません……。ハードＳＦが書けるような脳ミソが欲しかった！（人はそれをないものねだりという）

　ともかく、ご意見、ご指導等、ひとことでも頂戴できたら、飛び上がって喜びます。差し支えなければ「読んだよ」の一言でも、ご無理のない範囲でお声をかけていただけるととても嬉しいです。

　ほかにも、書きたいなあと思っているアレの続きとかソレの続きとか、四本くらい抱えていたりもしますが、ちゃんと書けるほどに煮詰める前に、どうやら今年度は時間ぎれとなりそうです。くっ……。

　例年のことなのですが、４月は仕事のほうが繁忙期で、あまり時間がとれないので、こちらのブログはおそらく、毎日更新できなくなります。そもそもいまだって、ろくなこと書いてないけど。（昨日とか）
　たまたま早く帰れた日とか、あと週末には多分、何かしら書き込んでいるんじゃないかなというくらいなので、こまめに覗いてくださっている方がいらっしゃいましたら、４月は週１回くらい見にきてやっていただければ嬉しいです。

　小説も、ただでさえない腕がますます鈍らないように、ちょっとずつでも筆を動かしてはいるつもりですが、次にまとまったものを書けるのは、仕事が落ち着いたころじゃないかなと思います。５月には、なんとかして復帰したい。したいっていうか、なんとかして復帰します。

　って、まだ３月終わってないって。今日明日、何かちょっとでも書けるかなー。