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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 なんだろう、書きながらワーキリーのツンデレっぷりに、おもわず失笑してしまう自分がいます。完全に親馬鹿発言で、ものすごく恥ずかしいんですけど、わたしこの子好きだな。(いわなきゃ恥ずかしくないのに……)

 シャガンの話をアカアシの視点で進めていますが、書きながら、本当にそれでいいのかよくわかりません。でもアカアシのことを書きたかった一本目では、ワーキリー視点で書いたし、ワーキリーのことを書きたかった二本目では、アカアシ視点で書いたので、たぶんそれが、いちばん自分にとって書きやすいスタイルなんだろうなって思います。うまく書けているかどうかは別として……

 一人称で、その語り手自身の魅力を語るのって、できなくはないんだけど、というか、できないといけないんだろうけど(汗)、どうもストレートには書きづらいっていうか。どうしてもナルシストっぽくなる気がして。
 自分がどちらかというと感情移入派で、語り手にものすごく接近した視点から本を読むタイプなので、そのせいもあるのかなって思います。

 一人称の視点キャラには、自己嫌悪とかの感情を書きやすいです。そしてワーキリーはいつもクヨクヨしたり、イライラしたりしています。そのクヨクヨやイライラが、本人には大真面目でも、傍目には可愛かったりするといいなって思うのですが、いまいち可愛くかけていない自分の筆の鈍さに、ときどき本気でがっかりします。
 なにが足りてないんだろうなあ。悩み多き青少年の魅力を描くには、私の人間的な包容力が足りていないのかな。(そんな根本的なところ!?)
 ……あ、あんまり悩むまい。どうせ書けるものしか書けないんだ。

 アカアシは、あんまり自己嫌悪とか、そういうややこしいことをしないタイプなので、書いていてなんだか、すがすがしいです。でも悪くいえば、そこがちょっと、色気が足りないような気もします。
 色気っていえば、アカアシが発情期を迎えるであろう春先のお話も、書きたいなってずっと思っていて、でも具体的なエピソードが浮かんでこないんだよなあ……。いざとなったら番外編的な掌編でちらちらっと書けばいいのか。

 ティオトル大で三年をすごして、卒業するとき、アカアシはどう変わっているんでしょうか。いまのところ、具体的な構想の中には二年次の冬までのエピソードしか入っていないので、卒業まで書く予定は特にないのですが、彼が同胞のいる故郷に戻るのか、人間社会に居つくのか、その答えまで書くのが、シリーズものとしては正しいのかなあ。
 でも、先の予定を立ててもだいたい守れない人間なので、とりあえず目先の書ける部分からコツコツ書きます……。

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