小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
SONYの電子書籍リーダー、「Reader」が、ほしいほしいっていって、ずっとジタバタしていたのですけれども、長いこと迷いに迷っていろいろ検討した挙句、このあいだ、「もうちょっと待ってからにしよう」という結論を出したんです。
なのに今わたしの手にはなぜかReader PRS-650が!
ええと……。
仕事なんかでストレスがたまると、書店にいって本をドカ買いして解消するのは、もう数年来の習慣です。ほかのものを買うときには、わりと節約精神が機能するのに、本マンガに関してだけは、財布の紐なんて最初からなかったかのように消失するのも、常のこと。要するに、今回の衝動買いもその延長上の行動なんですけども、なんていうか、桁がですね。あいたたたた。懐がいたい!
まだちょっとしか触ってませんが、操作性、電子書籍の入手の手順など、いろいろ不便な点はあります。というか、以前に店頭で触ったときに、すでにそのことはわかっていたのですけれども、それでもまあ、いざ使ってみると、ある程度はすぐなれました。最初に覚悟していたよりは、けっこう使いやすいです。
でもやっぱり不便な点もかなりあるので、迷われている方は、検討の余地はたっぷりあると思います。
個人的には、目が疲れない電子ペーパーなのが大きいです。PC作業のあいま、目を休めるためにちょっと画面の前から離れて読書をするような人間なので、その息抜きの読書までふつうの液晶というのは、つらすぎます。これまでそれがネックで、あまり電子書籍を買わずにきたのです。いやもうホント、目にやさしい電子ペーパーを作った人は偉大すぎる。
それでもだんぜん紙の本が好きなことには違いないのですが、転勤のたびに本の処分に懊悩する身としては、ホントは電子書籍というものは、すごくありがたいんです。
品揃えよりなにより、個人的な一番のネックは、いま買った電子書籍が、十年後にまちがいなく読める状態かどうか、保証がないところかなって思います。でもいまはそこは、割り切るしかないのかな。十年後にもし読めなくなっていて、それでもどうしても読みたかったら、買いなおすつもりで。うっかりその本が入手困難になっていないことを祈りつつ。
電子書籍業界は、もっとどんどん発展していただいて、いろんなものの使い勝手がどんどん向上していったらいいな……と思う一方、電子書籍があまりにも一気に浸透して、紙の本を扱う書店が大打撃を受けて、規模を縮小していってしまうというのも、すごく悲しいという気持ちがあります。
実際、紙の本がすぐになくなるわけはないのですが、それでも、通販や電子書籍の影響で、いますでにアメリカの書店が苦しいというニュースも流れているみたいですし。
紙の本はエコでないというのもあるし、いずれは避けられない流れかもしれないのですが、できるだけその流れは、ゆるやかであったらいいなというのも本音です。
たとえばふだん本をあまり読まなかった層の人々が、電子書籍で手軽に本に親しむようになり、そこから紙の本も買うようになる、みたいな流れも、一部にはできるのかもしれないけれど、それを差し引いても、絶対量としては、書店がどんどん苦しくなるのは間違いないんだろうなあ……。
なんだか切ない。
なお、記念すべきReader用電子書籍の初購入は、桜庭一樹さんの『私の男』にしてみました。そして、まだ3分の1くらいなんですけど、ページめくりはじめたらめちゃくちゃ面白くて、明日仕事だというのに、うっかりさっきまで読みふけってました。そして我に返ってこれ書き始めました……。すごい続き気になるんだけど、居眠り運転しそうだから、明日にしよう。うう。
とりあえず、仕事のストレスを吹き飛ばすという当初の目的は、ちゃんと果たせたようです。高くついたけど!(涙)
明日、がんばって難題をやっつけて、帰ってきたら残りを読みふけろうっと。
なのに今わたしの手にはなぜかReader PRS-650が!
ええと……。
仕事なんかでストレスがたまると、書店にいって本をドカ買いして解消するのは、もう数年来の習慣です。ほかのものを買うときには、わりと節約精神が機能するのに、本マンガに関してだけは、財布の紐なんて最初からなかったかのように消失するのも、常のこと。要するに、今回の衝動買いもその延長上の行動なんですけども、なんていうか、桁がですね。あいたたたた。懐がいたい!
まだちょっとしか触ってませんが、操作性、電子書籍の入手の手順など、いろいろ不便な点はあります。というか、以前に店頭で触ったときに、すでにそのことはわかっていたのですけれども、それでもまあ、いざ使ってみると、ある程度はすぐなれました。最初に覚悟していたよりは、けっこう使いやすいです。
でもやっぱり不便な点もかなりあるので、迷われている方は、検討の余地はたっぷりあると思います。
個人的には、目が疲れない電子ペーパーなのが大きいです。PC作業のあいま、目を休めるためにちょっと画面の前から離れて読書をするような人間なので、その息抜きの読書までふつうの液晶というのは、つらすぎます。これまでそれがネックで、あまり電子書籍を買わずにきたのです。いやもうホント、目にやさしい電子ペーパーを作った人は偉大すぎる。
それでもだんぜん紙の本が好きなことには違いないのですが、転勤のたびに本の処分に懊悩する身としては、ホントは電子書籍というものは、すごくありがたいんです。
品揃えよりなにより、個人的な一番のネックは、いま買った電子書籍が、十年後にまちがいなく読める状態かどうか、保証がないところかなって思います。でもいまはそこは、割り切るしかないのかな。十年後にもし読めなくなっていて、それでもどうしても読みたかったら、買いなおすつもりで。うっかりその本が入手困難になっていないことを祈りつつ。
電子書籍業界は、もっとどんどん発展していただいて、いろんなものの使い勝手がどんどん向上していったらいいな……と思う一方、電子書籍があまりにも一気に浸透して、紙の本を扱う書店が大打撃を受けて、規模を縮小していってしまうというのも、すごく悲しいという気持ちがあります。
実際、紙の本がすぐになくなるわけはないのですが、それでも、通販や電子書籍の影響で、いますでにアメリカの書店が苦しいというニュースも流れているみたいですし。
紙の本はエコでないというのもあるし、いずれは避けられない流れかもしれないのですが、できるだけその流れは、ゆるやかであったらいいなというのも本音です。
たとえばふだん本をあまり読まなかった層の人々が、電子書籍で手軽に本に親しむようになり、そこから紙の本も買うようになる、みたいな流れも、一部にはできるのかもしれないけれど、それを差し引いても、絶対量としては、書店がどんどん苦しくなるのは間違いないんだろうなあ……。
なんだか切ない。
なお、記念すべきReader用電子書籍の初購入は、桜庭一樹さんの『私の男』にしてみました。そして、まだ3分の1くらいなんですけど、ページめくりはじめたらめちゃくちゃ面白くて、明日仕事だというのに、うっかりさっきまで読みふけってました。そして我に返ってこれ書き始めました……。すごい続き気になるんだけど、居眠り運転しそうだから、明日にしよう。うう。
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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