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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 初稿が書きあがりました。
 書いているあいだ、とても楽しくて、とても苦しかったです。書きながら、いつもうだうだくよくよしていて、ブログを見てくださっている方には、何かと申し訳ないです……(小さくなりながら)

 書き上げてみて、いまのわたしが書くには、この話は、ちょっと手にあまってたんじゃないかって、そんな気がして、へんな汗がでます。
 シロウトはシロウトらしく、もっと少ないキャラで、もっとシンプルなストーリラインの、わかりやすい話を書いたほうが、無難だったんじゃないかな。
 だけどぜんぶ書きたかったんです。教師嫌いの生徒、十代の友情、恋愛のようなそうでないような微妙な間柄、兄弟の関係、同属意識、被害者感情……。書きたいものがいっぱいあって、あふれて、まとまったような、まとまらなかったような、出し切ったような、書ききれていないような。

 詰め込んで、背伸びしすぎて、かえって本筋の邪魔になっているようなシーンがあるかもしれません。いっそ、こんな浅い書き込みしかできないんだったら、ここのところの筋は、削ったほうがよかったんじゃないかな、かえって話を安っぽくしてるんじゃないかなって、そう思う箇所がちらほらあって、でも、削ると今度は、全体の流れとして描写不足になる気がする。力が足りないことが悔しいです。くっそう。修行しよ。

 でも、たとえばあと十年して、いまより力をつけてから、この話をそのときにちゃんと書けるかっていうと、それはそれで自信がないです。中学生のこと、いまだって書けてるかどうか不安なのに、さらに子どもの心から遠ざかったら、もっと書きづらくなるかもしれないし。

 いま挑戦してよかったのかな。
 わかんないや。読んでくださった方の反応を見て、判断するしかないかな。
 ……反応、なかったりして……。
 い、いやいや。いやいやいや。いまから気弱になってどうするの! どうせ落ち込むんならUPしてから!

 と、いうことで、まだもうすこし推敲しますが、初稿が原稿用紙108枚でした。うっ……(汗)
 商業の文庫本に換算すれば、70ページちょいの短編なんですが、オンノベ的にはちょっと長いですね。
 自分がもっとコンスタントに書ける性格で、週イチくらいで連載とか、できればいいのになあと思います。でも、書き上げてからがっつり推敲して、最初のほうまでさかのぼっていじるタイプです。しかも、連載なんてしたら、途中で飽きて止めたりしかねない性格なので、やっぱり完結してからUPするルールは、崩さないでいこうと思います。

 あれっ。完成してから、小出しにすればいいんじゃない?
 でも出来上がってるなら、小出しにする意味なくない? あれ?
 ……まあいっか。

 ともかく、年内にはUPします。TCにも。投稿するにはちょっと長い気もしますが、でも図々しく投稿します。勉強させてもらってきます、今後のために。
 青春ものがお嫌いでない方は、もしよろしければ、お時間のあるときにお付き合いいただけたら嬉しいです。そして、ちょっとしたひとこと感想でも、「読んだよ」だけでも、あるいはずばっとダメ出しでも、何でもけっこうですので、ご意見をお聞かせいただけるととても嬉しいです。

 推敲前にちょっと頭を冷やすあいだ、読もうと思ってガマンしてたオンノベや積読を読んでこようっと。嬉しいなー。
 え、クリスマスイブ? 何のことですか?

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