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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 去年、課で突発ボウリング大会があって、そのときにスコアがふるわなかった上司が、またリベンジを挑むというので、旧メンバーを招集しての第二回大会が、とつぜん開催されました。
 真剣に投げる人たちをよそに、ガーターにならなければ嬉しいという、ひとり違うレベルで楽しむ私。
 五十代くらいの人のほうが、過去のボウリングブームのときに熱中してるから、異常にうまかったりするんですよね。わたし、人生でボウリングしたのって、まだ片手で数えるくらいなんですが、それを言い訳にしたとしても、ひどいスコアです。たぶん小学生とかに鼻で笑われるレベルです。

 二十歳ごろまでの自分だったら、そういうのって、恥をかきたくないから、そもそも参加しませんでした。多少角が立っても、たいていなんとか断っていました。いまは普通に楽しいです。
 もともと、性格的に負けず嫌いで、そのくせおよそ運動神経というものを母の胎内に置き去りにして生まれてきてしまったため、必然的に子ども時代から成人するくらいまで、ずっとスポーツの類は、死ぬほど嫌いでした。格闘ゲームも敬遠してました。負けると悔しいのがいやで。
 毎年、運動会なんて台風が着て流れてしまえばいいと真剣に呪いながらすごした子ども時代からすると、へたくそなりに楽しむということを、ようやく覚えたこの頃、そのことがちょっと感慨深い気がします。

 加齢とともに、だんだん図太くなり、いろんなことに鈍感になっていっていく自分がいて、それは人として、シロートとはいえ小説書きとして、いいことばかりではありませんが、楽しめることが増えて、人に笑われるのが怖くなくなったというのは、よくも悪くも、ちょっとは大人になったってことなんだろうなって思います。

 それが悪意のある笑いだったら、何歳になっても怖いのがふつうと思うんですけど、そういえば十代の頃って、そもそも笑われること自体が、すごくいやでした。いまにしてみれば、なんでそんなにプライドが高かったんだろうって、いっそ不思議な気がします。

 ……だ、大丈夫なのかな。いまごろ中学生視点の話なんて書いて。ちゃんと書けてるのかな。わたし、もう忘れ去ってるんじゃない? 十代前半のときの気持ち。
 考え出したら、なんていうか、変な汗が出てきました……。
 い、いやいや。いま冷静になったらだめだよ。書き終わってから、書けていたかどうか悩むことにします……。

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