欠けた月

　今日、皆既月蝕だというので、楽しみにしていたんですけど、あいにく長崎は朝から雨がしとしと降りしきり、午後からも思い切り曇り空でした。まったく、誰だよ日ごろの行いが悪いやつは！（鏡を見たらどうだろう）

　晴れれば、たとえ残業中でも、一瞬さっと抜け出して、空をみるつもりでいましたが、もう完全に雲に覆われていたので、あきらめておとなしく仕事してました。
　でも、十八時半ごろ、ふっと夜空を見あげると、雲がちょうどとぎれていて、右上のほうが欠けた月が、そこにぽっかり浮いていました。これ月蝕だよね、終わりかけの部分蝕だよね！

　あれ、地球の影なんですよね。不思議な気がするなあ。月って、なんとなくけっこう近いような気がしているけど、ものすごく遠いんだよなあって思いました。３８万キロですもんね。

　来年も２回、皆既月蝕が見られるそうなのですが、６月の朝方の３?４時というのは、見る根性がない気がするな……。
　２０１１年１２月１０日は、２１時４５分?２３時０５分に、うまくすれば全部の過程が見られるとのことですから、その日は晴れたらいいなと思います。