憧れは憧れ

　いつもお世話になっている投稿サイト、Total Creators!　様が、あしたから新装開店オープンのご予定なので、それにあわせてなにか一本投稿したいと思って、こそこそちまちま書いていたのですが、遅筆の呪いが悪化していて、どうにも上手くすすみません。うわーん。

　実際、分量的にはけっこう書いたんですけども、悪い癖がでて、ついつい説明だらけになってしまうので、書きながらくどくなったところをがつがつ削っていくと、残った実がちょびっとになって、なんとなく悲しいです。でもしかたない。自分だって本筋にぜんぜん絡まない設定を延々くどくどと読まされるのはつまらないもの。削れ削れー。
　でもたぶん、がっつり削ったつもりでも、人様が読むと、まだまだくどいんだと思います。小説にかぎらず、普段の生活から長広舌なので、そもそも人生的に、長弁を自粛する傾向を身につけたいです。要点だけすぎてもそれはそれで味気ないけど、わき道に逸れすぎる話は、何をいってるのかわからなくなるし、退屈させると大事な部分もまとめて聞き流されます。必要最低限とはいわないけど、無駄はなるだけ削るべし。

　憧れのオンライン作家さん（昔から激しく憧れすぎて、お名前を出すだけでもなんでかやたらと緊張するので、あえて伏せます……）が、一文一文がすべて面白く、どんな文にもキャラの魅力が出ていて、退屈なシーンが一個もないという、すごい離れ業をされていて、読み手としてはもう素直に憧れるばかりなのですが、たまに自分の小説を書いているときにそのことを思いだすと、自分の冗長さに嫌気が差して肩が落ちます。いやいや。へこんでる暇はないのよ。憧れは憧れ、目指すところは目指すところ、いまできることはいまできること！（自己暗示）

　明日投稿はムリっぽい気もしますが、ぎりぎりまで頑張ってみます。「ファナ・ティオトルの学び舎にて」の続編なんですけど、明日には間に合わなかったとしても、近々なんとか書きあげて投稿したいです。書けたらこちらにも載せます。頑張れわたし。