小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
読了。
海外ファンタジー。
人間に甘美な罠を仕掛けて破滅させ、ときには愛でる、残虐な妖魔の貴公子・アズュラーン。
宝石に彩られた地底の美しい都を統べ、気まぐれに夜の地上を訪れては、人々を誘惑し、堕落させ、波乱を巻き起こして楽しむ公子。大勢の妖魔を従え、美しい地底の都を統べる彼に、この世界でたった一つ、恐れるものがあるとしたら……
ファンタジーのよさというよりも、おとぎ話のよさ、に近いかなあ。王道の、物語の典型を踏んだパターンと、悪の美学的な妖しさが、すとんとはまる感じで、読んでいて楽しかったです。
私はどちらかというとファンタジーの中でも、神々や精霊や魔物が云々というよりも、現実感のある世界を描いたものがスキなほうなのですが(といっても、人外のものが出てきたらイヤだという意味ではなくて、人間の生きている世界のほうをしっかり書いてあれば、あとはなんでもいいんです)、たまにはこういうのもいいなあーと思いました。
そしてラストが絶妙に美しくていい。様式美っていいな!
なんか赤面するくらい耽美なのも、それはそれでいいなって思いました。ていうか自分には照れが勝って書けないジャンルだな! って思ったら、なんとなく無性にくやしいです。なんだろうこの敗北感。ほんとにぜんぜん書けないかな、耽美系。何かをどうにかすれば目覚めないかな。蘇れ私の中二病!
少し前にハヤカワのファンタジーについて触れたコメントをいただいて、そういえばハヤカワってSF以外に手を出したことがない! と思い立って、ふらふら衝動買いしたのでした。また追々、何か探してみようと思います。
海外ファンタジー。
人間に甘美な罠を仕掛けて破滅させ、ときには愛でる、残虐な妖魔の貴公子・アズュラーン。
宝石に彩られた地底の美しい都を統べ、気まぐれに夜の地上を訪れては、人々を誘惑し、堕落させ、波乱を巻き起こして楽しむ公子。大勢の妖魔を従え、美しい地底の都を統べる彼に、この世界でたった一つ、恐れるものがあるとしたら……
ファンタジーのよさというよりも、おとぎ話のよさ、に近いかなあ。王道の、物語の典型を踏んだパターンと、悪の美学的な妖しさが、すとんとはまる感じで、読んでいて楽しかったです。
私はどちらかというとファンタジーの中でも、神々や精霊や魔物が云々というよりも、現実感のある世界を描いたものがスキなほうなのですが(といっても、人外のものが出てきたらイヤだという意味ではなくて、人間の生きている世界のほうをしっかり書いてあれば、あとはなんでもいいんです)、たまにはこういうのもいいなあーと思いました。
そしてラストが絶妙に美しくていい。様式美っていいな!
なんか赤面するくらい耽美なのも、それはそれでいいなって思いました。ていうか自分には照れが勝って書けないジャンルだな! って思ったら、なんとなく無性にくやしいです。なんだろうこの敗北感。ほんとにぜんぜん書けないかな、耽美系。何かをどうにかすれば目覚めないかな。蘇れ私の中二病!
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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