小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
小市民シリーズ第二弾、読了。
ころは夏休み。主人公・小鳩君とともに小市民の星を目指し、互恵的関係にあるはずの小山内さんが、なにか隠し事をしている? 違和感を覚え、疑問を持ちつつも、スイーツが大好きな小山内さんにつきあって、美味しいスイーツの店をめぐっている小鳩君。
そんなある日、小山内さんと出かける約束があって、彼女の家を訪ねていった小鳩君の目の前で、唐突に脅迫電話がかかってくる。小山内さんを捕まえた、五百万で無事に帰す――
前作にも増して軽妙でかつあきさせない展開、すいすいと読み進んでいくうちに徐々に盛り上がっていく緊張感、ふくらんでいく違和感。最後に待っているどんでん返しと、ほろ苦いラストの余韻。
米澤さんて、ほんとほろ苦い感じの展開がうまいですねー。感情移入して必死で読んでしまう。
緩急あって飽きない展開もですが、端々に描かれたユーモアがまたすごくツボで、緊張感のある展開でも、どこかくすりと笑えるようなエピソードが挿入されていく、そのバランスが凄くいいです。エンターテイメントの鑑だなあ。
最後、ちょっと続きが気になる引き方になっています。読まれる方は次の『秋期限定栗きんとん事件』もぜひあわせて。
ころは夏休み。主人公・小鳩君とともに小市民の星を目指し、互恵的関係にあるはずの小山内さんが、なにか隠し事をしている? 違和感を覚え、疑問を持ちつつも、スイーツが大好きな小山内さんにつきあって、美味しいスイーツの店をめぐっている小鳩君。
そんなある日、小山内さんと出かける約束があって、彼女の家を訪ねていった小鳩君の目の前で、唐突に脅迫電話がかかってくる。小山内さんを捕まえた、五百万で無事に帰す――
前作にも増して軽妙でかつあきさせない展開、すいすいと読み進んでいくうちに徐々に盛り上がっていく緊張感、ふくらんでいく違和感。最後に待っているどんでん返しと、ほろ苦いラストの余韻。
米澤さんて、ほんとほろ苦い感じの展開がうまいですねー。感情移入して必死で読んでしまう。
緩急あって飽きない展開もですが、端々に描かれたユーモアがまたすごくツボで、緊張感のある展開でも、どこかくすりと笑えるようなエピソードが挿入されていく、そのバランスが凄くいいです。エンターテイメントの鑑だなあ。
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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