小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
即興三語。暗いハナシ注意。
----------------------------------------
馬鹿な奴を馬鹿だと罵る奴が、馬鹿だと信じて疑わない俺が馬鹿だったのだ。後悔を噛み潰すように、歯を食いしばる。その隙間から、唸り声が漏れた。
俺が高を括ってさえいなかったら。だが、いくら後悔しても時が戻るわけでもなく、目の前にある現実は変わらなかった。
白を基調に飾られた大量の花、棺、遺影。低く抑えられたすすり泣きの声が、控え室からかすかに届いている。祭壇のうえ、線香さしに立てられた線香の丸まった灰がぽとりと落ちた。
棺のすぐ脇に、口の開いた缶ビール。故人の好きだったものを置くというのは分かるが、かすかに泡のはじける音を立てる銀色の缶は、その場にいかにも不似合いに見えた。うるさいこといわずに飲ませなさいよ、そんなふうに顔を顰める彼女の影を見たような気がして、とっさに顔を上げる。しかし棺に収まった遺体はぴくりとも動かず、いまさら起き上がって口を利くはずもなかった。
何かの間違いだったと、誰かそういってくれればいいのに。
びっくりした、ホントに死ぬかと思ったあ。そんなふうに棺の蓋を押し上げて、あっけらかんと起き上がるんじゃないか。何よこんな写真なんて飾って、縁起でもない、遺影みたいじゃないと、そうげらげら笑い出すんじゃないかと。そんなことをいつまでも、くりかえし考えていた。姉貴なら、いかにもそういうことをやりかねない。
いつだったかまだガキの頃、急に行方不明になったときも、山の中で道に迷ったといって、大人たちが心配して捜索隊まで組んでいた中に、けろっと帰ってきた。迷ったというのが事実ならともかく、そのころ不仲だった両親にわざと心配させようと、狂言を組んで身を隠していたのだということを、いまでは俺だけが知っている。
だが目の前にあるのが現実で、棺は閉ざされてぴくりとも動かず、その中の姉はもう誰がどう見てもあきらかに死んでいた。葬儀社の人間も頑張ってはくれたのだろうが、それでも死に顔は安らかとは言いがたかった。いまは棺は閉ざされていて、その姿は弔問客に見えないようにされている。それでも中身は、鮮明に瞼の裏に浮かんだ。苦悶の表情。首には白粉に覆われた痕が、うっすらと透けている。
「叔父さん」
そっと拳を包む手があって、我に帰ると、握り締めた手のひらから、血が滲んでいた。礼のつもりで小さく頷くと、目の前で、まだ高校生になったばかりの美月が、心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
その蒼白な顔に、胸が詰まる。俺よりよほど辛いだろうに、実の母親を失ったばかりで、もう他人の心配をしている……。
手を伸ばして美月の頭を撫でると、気丈なこの姪は、立ち尽くしたままでぽろぽろと涙をこぼした。気が張っていたのだろう、かわいそうに。美月はそのまま無言で、嗚咽を堪えていた。泣き伏したっていいのに、不器用な子だ。
あらためて歯を食いしばる。きっと顔を上げると、丁度その視線の先、鯨幕の前に――奴がいた。
陣野彰祐。その顔を見た瞬間、頭の中で何かが焼き切れる音を、俺は聞いた。
驚いている美月の体の横をすり抜けて、自分の足が斎場の椅子を蹴立てるのを、どこか冷え切った自分が、後ろから見下ろしていた。誰かが慌てて止めに入ってこようとする気配を感じたころには、もう目の前にやつの顔があった。
「姉貴に何をした」
やつの黒いネクタイを引き絞るようにして低く唸ると、陣野はほかの誰にも分からない、ごく小さな笑みを唇の端に浮かべた。
「なんだ、人聞きの悪い。何もしていないさ、君の姉さんが勝手に首を吊ったんだ。弟の君の前でなんだが、馬鹿な女だ」
息だけの囁きだった。ほかの誰にも、その言葉は聞こえなかっただろう。
気が付けば何人もの人間に、取り押さえられていた。拳がじんじんと熱を持っている。蹴倒されたいくつもの椅子の間に、陣野が倒れこんで頬を押さえ、うなだれていた。あたかも故人を悼んでいるかのように、それは他人の目に見えているだろう。そうではないことを、俺だけが知っている。
耳の中でやつの耳障りな声が木霊していた。馬鹿な女だ。馬鹿な……それを言ったのが後悔をにじませた声であったなら、赦そうとする思いも浮かんできたかもしれない。けれどそうではないことを、誰よりも俺がよく知っている。
生きていたときから姉貴のことを、やつは馬鹿だ馬鹿だと罵ってきた。人前ではけしてそんなそぶりを見せず、巧妙なやり口で。
たしかに姉貴は馬鹿な女だった。ここまで女手一つで美月を育ててきたにもかかわらず、いまさらこんなくだらない男に惚れて、その本性を知ってもなお、別れられずにいたのだから。いくら男女の仲のことだといっても、姉貴は少なくとも美月のために、どこかで思い切らなくてはならなかった。
俺も大馬鹿だった。いつかは姉貴も目が覚めるだろうと思っていた。いや、思おうとしていた。陣野が姉貴を殴るのは前からだったが、それは痕が残らず人目につかないようにと、巧妙に計算されたものだったし、まさかうっかり加減を間違って死なせるような真似はするまいと、変に高を括っていたところが、俺にもあった。あいつとは別れろと口を酸っぱくしていったことは数え切れないし、強引に実家に連れ戻したこともあったが、それでもじきに陣野に会いに行く姉貴を、縛ってでも止めたりまではしなかった。
「どうやって姉貴に首を吊らせたんだ」
落ち着きなさい。そんなふうに叫ぶ親戚の誰かに取り押さえられながら、声を絞り出した。だが陣野は、計算され尽くした沈欝な仮面を被り、頬を押さえてうなだれている。
「君が混乱するのも、ぼくに腹を立てているのも、よく分かっている。まさかそこまで彼女が思いつめているなんて、思わなかったんだ。悪いのはすべてぼくだ。すまなかった」
数人がかりで取り押さえられていなかったら、きっともう一発やつを殴っていただろう。陣野に同情顔を見せる周囲の人間たちごと、ぶん殴って目を覚ましてやりたかった。
警察は自殺と断定した。姉貴の体に不審な痣の一つもあれば、そうはいかなかっただろう。やつは計算していたのだ。自分がけして疑われないタイミングを、その方法を。自分の恋人が首を吊るまで思いつめるのに気づかなかったということで、陣野を陰で非難する者はいても、そんな風聞はこの男にとって、痛くも痒くもないだろう。むしろそれを盾にとって人の同情を買う、そういうやつだ。
「本当にすまなかった」
迫真の演技で声を震わせて頭を下げる陣野を、言葉もなくただ睨みすえていた。そのときだった。
背後から、軽い足音が聞こえてきた。振り返らなかったが、なんとなく足音で分かった。美月だ。俺は顔を顰めた。美月にはできれば、真相を知られたくない。姉貴は美月の前では心配をかけるまいと無理をしていたから、この子は陣野の本性を、まだ知らないはずだ。
「ああ、美月ちゃん。このたびは、本当になんていったら……」
そう悔やみの文句をいいかけた陣野が、途中で絶句した。その唇が一気に青ざめ、声にならない声でリョウコ、と呟くのが見えた。
まさか本当に姉貴が棺おけから起き上がってきたのかと、とっさに押さえられたままの肩をどうにかねじって、首を後ろに向けた。そこにいるの当然ながら姉貴ではなく、涙に目を腫らした美月だった。
だが、その顔が、どういうわけか、姉貴そっくりに見えた。美月はもともと父親似で、姉貴にはあまり似ていない。そのはずだった。
奇声に気を取られて首を戻すと、陣野が慌てふためいて、這っていくところだった。いったいどうしたのかと、戸惑う周囲をよそに、陣野は足をもつれさせながら、泡を食って逃げていく。斎場の入り口を抜け、駐車場の向こうにその喪服の背中が消えるのを、誰もがぽかんとして見守っていた。
遠くでクラクションが夜を切り裂き、タイヤの焦げる匂いがした。誰かの悲鳴。近所の犬が、異常な高さで吠え立てている。
呆然としたまま振り返ると、美月は亡父によく似た顔を驚きに強ばらせていて、そこには姉貴の面影は、もう見当たらなかった。
----------------------------------------
お題:「馬鹿な奴を馬鹿だと罵る奴が、馬鹿だと信じて疑わない俺が馬鹿だったのだ」「立てられた線香の丸まった灰がぽとりと落ちた」「山の中で道に迷った」
縛り:「怪談」
任意お題:「あなたが帰った朝に、あなたが作ったカレーを温めるのは、少し寂しい」「ああ、そうか。そういうことだったのか、と知ったかぶりをしたあとは、ちょっと機嫌が悪いものである」「静かに燃える蝋燭の炎が揺らめき、消え闇に包まれた」 「このなべ一杯のカレーを私だと思って、毎晩愛してね」「私を本気にさせた奴が悪いことに、まだ気が付かないのか」(使用できず)
----------------------------------------
馬鹿な奴を馬鹿だと罵る奴が、馬鹿だと信じて疑わない俺が馬鹿だったのだ。後悔を噛み潰すように、歯を食いしばる。その隙間から、唸り声が漏れた。
俺が高を括ってさえいなかったら。だが、いくら後悔しても時が戻るわけでもなく、目の前にある現実は変わらなかった。
白を基調に飾られた大量の花、棺、遺影。低く抑えられたすすり泣きの声が、控え室からかすかに届いている。祭壇のうえ、線香さしに立てられた線香の丸まった灰がぽとりと落ちた。
棺のすぐ脇に、口の開いた缶ビール。故人の好きだったものを置くというのは分かるが、かすかに泡のはじける音を立てる銀色の缶は、その場にいかにも不似合いに見えた。うるさいこといわずに飲ませなさいよ、そんなふうに顔を顰める彼女の影を見たような気がして、とっさに顔を上げる。しかし棺に収まった遺体はぴくりとも動かず、いまさら起き上がって口を利くはずもなかった。
何かの間違いだったと、誰かそういってくれればいいのに。
びっくりした、ホントに死ぬかと思ったあ。そんなふうに棺の蓋を押し上げて、あっけらかんと起き上がるんじゃないか。何よこんな写真なんて飾って、縁起でもない、遺影みたいじゃないと、そうげらげら笑い出すんじゃないかと。そんなことをいつまでも、くりかえし考えていた。姉貴なら、いかにもそういうことをやりかねない。
いつだったかまだガキの頃、急に行方不明になったときも、山の中で道に迷ったといって、大人たちが心配して捜索隊まで組んでいた中に、けろっと帰ってきた。迷ったというのが事実ならともかく、そのころ不仲だった両親にわざと心配させようと、狂言を組んで身を隠していたのだということを、いまでは俺だけが知っている。
だが目の前にあるのが現実で、棺は閉ざされてぴくりとも動かず、その中の姉はもう誰がどう見てもあきらかに死んでいた。葬儀社の人間も頑張ってはくれたのだろうが、それでも死に顔は安らかとは言いがたかった。いまは棺は閉ざされていて、その姿は弔問客に見えないようにされている。それでも中身は、鮮明に瞼の裏に浮かんだ。苦悶の表情。首には白粉に覆われた痕が、うっすらと透けている。
「叔父さん」
そっと拳を包む手があって、我に帰ると、握り締めた手のひらから、血が滲んでいた。礼のつもりで小さく頷くと、目の前で、まだ高校生になったばかりの美月が、心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
その蒼白な顔に、胸が詰まる。俺よりよほど辛いだろうに、実の母親を失ったばかりで、もう他人の心配をしている……。
手を伸ばして美月の頭を撫でると、気丈なこの姪は、立ち尽くしたままでぽろぽろと涙をこぼした。気が張っていたのだろう、かわいそうに。美月はそのまま無言で、嗚咽を堪えていた。泣き伏したっていいのに、不器用な子だ。
あらためて歯を食いしばる。きっと顔を上げると、丁度その視線の先、鯨幕の前に――奴がいた。
陣野彰祐。その顔を見た瞬間、頭の中で何かが焼き切れる音を、俺は聞いた。
驚いている美月の体の横をすり抜けて、自分の足が斎場の椅子を蹴立てるのを、どこか冷え切った自分が、後ろから見下ろしていた。誰かが慌てて止めに入ってこようとする気配を感じたころには、もう目の前にやつの顔があった。
「姉貴に何をした」
やつの黒いネクタイを引き絞るようにして低く唸ると、陣野はほかの誰にも分からない、ごく小さな笑みを唇の端に浮かべた。
「なんだ、人聞きの悪い。何もしていないさ、君の姉さんが勝手に首を吊ったんだ。弟の君の前でなんだが、馬鹿な女だ」
息だけの囁きだった。ほかの誰にも、その言葉は聞こえなかっただろう。
気が付けば何人もの人間に、取り押さえられていた。拳がじんじんと熱を持っている。蹴倒されたいくつもの椅子の間に、陣野が倒れこんで頬を押さえ、うなだれていた。あたかも故人を悼んでいるかのように、それは他人の目に見えているだろう。そうではないことを、俺だけが知っている。
耳の中でやつの耳障りな声が木霊していた。馬鹿な女だ。馬鹿な……それを言ったのが後悔をにじませた声であったなら、赦そうとする思いも浮かんできたかもしれない。けれどそうではないことを、誰よりも俺がよく知っている。
生きていたときから姉貴のことを、やつは馬鹿だ馬鹿だと罵ってきた。人前ではけしてそんなそぶりを見せず、巧妙なやり口で。
たしかに姉貴は馬鹿な女だった。ここまで女手一つで美月を育ててきたにもかかわらず、いまさらこんなくだらない男に惚れて、その本性を知ってもなお、別れられずにいたのだから。いくら男女の仲のことだといっても、姉貴は少なくとも美月のために、どこかで思い切らなくてはならなかった。
俺も大馬鹿だった。いつかは姉貴も目が覚めるだろうと思っていた。いや、思おうとしていた。陣野が姉貴を殴るのは前からだったが、それは痕が残らず人目につかないようにと、巧妙に計算されたものだったし、まさかうっかり加減を間違って死なせるような真似はするまいと、変に高を括っていたところが、俺にもあった。あいつとは別れろと口を酸っぱくしていったことは数え切れないし、強引に実家に連れ戻したこともあったが、それでもじきに陣野に会いに行く姉貴を、縛ってでも止めたりまではしなかった。
「どうやって姉貴に首を吊らせたんだ」
落ち着きなさい。そんなふうに叫ぶ親戚の誰かに取り押さえられながら、声を絞り出した。だが陣野は、計算され尽くした沈欝な仮面を被り、頬を押さえてうなだれている。
「君が混乱するのも、ぼくに腹を立てているのも、よく分かっている。まさかそこまで彼女が思いつめているなんて、思わなかったんだ。悪いのはすべてぼくだ。すまなかった」
数人がかりで取り押さえられていなかったら、きっともう一発やつを殴っていただろう。陣野に同情顔を見せる周囲の人間たちごと、ぶん殴って目を覚ましてやりたかった。
警察は自殺と断定した。姉貴の体に不審な痣の一つもあれば、そうはいかなかっただろう。やつは計算していたのだ。自分がけして疑われないタイミングを、その方法を。自分の恋人が首を吊るまで思いつめるのに気づかなかったということで、陣野を陰で非難する者はいても、そんな風聞はこの男にとって、痛くも痒くもないだろう。むしろそれを盾にとって人の同情を買う、そういうやつだ。
「本当にすまなかった」
迫真の演技で声を震わせて頭を下げる陣野を、言葉もなくただ睨みすえていた。そのときだった。
背後から、軽い足音が聞こえてきた。振り返らなかったが、なんとなく足音で分かった。美月だ。俺は顔を顰めた。美月にはできれば、真相を知られたくない。姉貴は美月の前では心配をかけるまいと無理をしていたから、この子は陣野の本性を、まだ知らないはずだ。
「ああ、美月ちゃん。このたびは、本当になんていったら……」
そう悔やみの文句をいいかけた陣野が、途中で絶句した。その唇が一気に青ざめ、声にならない声でリョウコ、と呟くのが見えた。
まさか本当に姉貴が棺おけから起き上がってきたのかと、とっさに押さえられたままの肩をどうにかねじって、首を後ろに向けた。そこにいるの当然ながら姉貴ではなく、涙に目を腫らした美月だった。
だが、その顔が、どういうわけか、姉貴そっくりに見えた。美月はもともと父親似で、姉貴にはあまり似ていない。そのはずだった。
奇声に気を取られて首を戻すと、陣野が慌てふためいて、這っていくところだった。いったいどうしたのかと、戸惑う周囲をよそに、陣野は足をもつれさせながら、泡を食って逃げていく。斎場の入り口を抜け、駐車場の向こうにその喪服の背中が消えるのを、誰もがぽかんとして見守っていた。
遠くでクラクションが夜を切り裂き、タイヤの焦げる匂いがした。誰かの悲鳴。近所の犬が、異常な高さで吠え立てている。
呆然としたまま振り返ると、美月は亡父によく似た顔を驚きに強ばらせていて、そこには姉貴の面影は、もう見当たらなかった。
----------------------------------------
お題:「馬鹿な奴を馬鹿だと罵る奴が、馬鹿だと信じて疑わない俺が馬鹿だったのだ」「立てられた線香の丸まった灰がぽとりと落ちた」「山の中で道に迷った」
縛り:「怪談」
任意お題:「あなたが帰った朝に、あなたが作ったカレーを温めるのは、少し寂しい」「ああ、そうか。そういうことだったのか、と知ったかぶりをしたあとは、ちょっと機嫌が悪いものである」「静かに燃える蝋燭の炎が揺らめき、消え闇に包まれた」 「このなべ一杯のカレーを私だと思って、毎晩愛してね」「私を本気にさせた奴が悪いことに、まだ気が付かないのか」(使用できず)
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
ブクログ
ラノベ以外の本棚
ラノベ棚
ラノベ棚
フォローお気軽にどうぞ。
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
カウンター