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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 マンガ『ヘルシング』の平野耕太さんの新作、『ドリフターズ』一巻を店頭で見かけて買ってきました。読んでみてニヤニヤ。ものっすごいシュミに走ってるな! やりたい放題だな!

 まだ一巻では明かされていない部分が多くて、設定の解釈を間違っているかもしれないのですが、何やら、時空間を超えて人を召喚する力をもった組織があって、エルフやドワーフの住むとある異世界に、現実世界から人間をどんどん引っ張り込んでいる。それも、有名な歴史上の武将や戦略家たちを。そして彼らに戦わせて、その世界を変えようとしている(?)……というような設定なんですね。

 主人公は関ヶ原を戦った武将・島津豊久。そのほか織田信長、那須与一、源義経、土方歳三、菅野直、ジャンヌ・ダルク、アナスタシア・ニコラエヴァ・ロマノヴァ、ハンニバル・バルカ、スキピオ等々、時代も国もめちゃくちゃな方々が、どかどか出てきて、ああー好きなんだなーと、思わずにやにやしてしまう。

 とはいえ勉強不足で歴史にあかるくない私ですから、名前を聞いてそれとわかる人物は一部に限られるのですが、それでも「誠」の旗が翻った瞬間はマジときめいたね!
 歴史ファンの方ならなおさら楽しめると思います。
『以下略。』を読んだときも思ったんですけど、自分がこれについていけるくらいのレベルのどオタクだったら、もっと楽しく読めるんだろうな。ちょっと悔しいな。

 あっ、ただ流血とか暴力とか苦手な方にはおすすめしません。

 好きなものを好きなように全力で描いてあると、そこには作品の完成度とかいうものとはまったく別の、がむしゃらでストレートで問答無用なパワーが生まれてくるなと、こういうマンガを読んでいると、つくづく思います。人は選ぶけど!
 自分の書くものに、悔いがない全力の愛をつぎ込むには、小手先の技術とはまた別のスキルというか、ものすごい心構えがいるなーなんて、そんなことをつくづく思って、途方に暮れるような気持ちがしたり。好きなものを全力で好きなように描く。簡単なようで難しいですねー……

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