小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
読了。
ユキと『ぼく』。ユキの親友・舞子さんとその夫・吉田くん。母親の兄の息子が従兄弟であるように、妻の親友の夫との関係を表す言葉があってもいいような気がした。――義理の友達。言葉の上ではそれが一番正しい気がした。……
それぞれに良好な関係を築いていた二組の夫婦。けれどある日、とつぜん吉田くんが家出した。たった一枚のメモを残して。『十日間ほど留守にします。必ず戻ります。心配しないでください。』
吉田くん自身は、言葉どおり十日もせずに帰宅したのだけれど、その小事件をきっかけに、今度は怒った女性陣ふたりが家出してしまう。彼女らが残したメモには、とんでもないことが書いてあった。
なんだろ。ものすごく盛り上がるとか、感動の超大作とか、そういうのじゃないんですけども、ちょっぴりユーモラスで、絶妙に軽やかで、読んでいてじんわりと心地いい、不思議な読み心地の小説です。ちょっと変わり者のカップル二組が紡ぐ、ひと夏のストーリー。
わたし自身もこの本、いいなあと思うんですけども、解説に何気なく目を通したら、どうも、もう少し上の世代(三十代くらいの方?)のほうが、もっとピンとくるのかもです。出てくるアイテムやエピソードが、同世代にはたまらないものがあるらしいです。
吉田くんって、同じ作者さんの『あなたがここにいて欲しい』に出てくる吉田くんなんですね。私はこっちを先に読んだのですが、もしかして、先に向こうを読んでいたほうが、より楽しめたかも。時系列的には、向こうのお話のほうが先なんですよね。
『あなたがここにいて欲しい』の吉田くんも、天然で変わり者で真面目で誠実で、とっても魅力的なキャラだったので、両方おすすめです。(そっちの感想はまた後日!)
ユキと『ぼく』。ユキの親友・舞子さんとその夫・吉田くん。母親の兄の息子が従兄弟であるように、妻の親友の夫との関係を表す言葉があってもいいような気がした。――義理の友達。言葉の上ではそれが一番正しい気がした。……
それぞれに良好な関係を築いていた二組の夫婦。けれどある日、とつぜん吉田くんが家出した。たった一枚のメモを残して。『十日間ほど留守にします。必ず戻ります。心配しないでください。』
吉田くん自身は、言葉どおり十日もせずに帰宅したのだけれど、その小事件をきっかけに、今度は怒った女性陣ふたりが家出してしまう。彼女らが残したメモには、とんでもないことが書いてあった。
なんだろ。ものすごく盛り上がるとか、感動の超大作とか、そういうのじゃないんですけども、ちょっぴりユーモラスで、絶妙に軽やかで、読んでいてじんわりと心地いい、不思議な読み心地の小説です。ちょっと変わり者のカップル二組が紡ぐ、ひと夏のストーリー。
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吉田くんって、同じ作者さんの『あなたがここにいて欲しい』に出てくる吉田くんなんですね。私はこっちを先に読んだのですが、もしかして、先に向こうを読んでいたほうが、より楽しめたかも。時系列的には、向こうのお話のほうが先なんですよね。
『あなたがここにいて欲しい』の吉田くんも、天然で変わり者で真面目で誠実で、とっても魅力的なキャラだったので、両方おすすめです。(そっちの感想はまた後日!)
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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