勇気の在り処

　うっ……。昨日書き上げたものを何回も読み返して推敲しているうちに、アホすぎて、公開したり投稿したりする度胸がだんだん磨り減っていきます。ううっ。

　これ、面白いか？
　自分で何回もしつこく読み返していると、書いたネタがだんだんゲシュタルト崩壊を起こしてきて、面白いんだか面白くないんだか、混乱して分からなくなってきます。いやでも、自分で何回読みかえしても面白いと思う作品じゃないと、本当には面白くないんじゃない？　いやでもそこまでハードル上げたら、私はいつまで経っても書いたものを公開できないんじゃない？

　ううっ、分からないよう。
　どんなにつまらない作品でも、書いてる人間には、少なくとも書いている間は面白く感じられるものなんですよね。でもそれが客観的に面白いかつまらないかは、本人にだけは、けしてわからないという……どなたかに反応をいただかないことには分かりません。
　でもときどき、せっかく作品に温かいお言葉を頂戴して、ぱあっと喜んで舞い上がっても、その直後に「でも、向こうも義理でよく言ってくださってるんじゃない？　いい人だからあんまり悪いこと書けないんじゃない？」みたいなネガティブ大魔神が目覚めるときがあります。もうこの女はどうしようもないな。そこは素直に喜んどこうよ！

　客観的に面白いかどうかっていったって、読まれる方にもそれぞれに好みがあるんだし、万人に完璧にウケるものなんてないんだから、自分にできるところまでがんばったら、あとは出会いを信じてどんどん発信すればいいよ。そしたらたとえ、ある人にはイマイチでも、ある人にはウケるかもしれないんだし。
　……なんてことも思うんですけども、いやそれにしてもコレ、くだらなさすぎるんじゃない？　いくらなんでも二十七歳の書くものじゃなくない？

　年齢はアホさとは関係ないよ！　どんだけネガティブなんですか私。ううっ。

　勇気は何処だ。
　ちょっくら勇気を釣り上げに、エサのついていない釣り糸を川に垂らしてきます。（わかる人にしか分からないネタはやめましょう）

　ええと。
　もうちょっとクヨクヨ推敲してます。