小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
悪意ある神、人類を翻弄して楽しむ神の存在と正体を暴き、わずかな手がかりだけを頼りに戦おうとする人類の反逆の話……なんだけど、なんだろうこの気持ち。ファンの方には申し訳ないのだけれど、正直にいうと、すごく面白そうな小説のあらすじを読んだような気分でした。うーん。
細部の描写が少なくて、登場人物の書き込みが足りていないので、「さっき登場して知り合ったばかりの人物同士なのに、いつの間にかなんでそんなに仲良くなってるんだろう?」みたいな違和感がありました。それから、「えっそんな簡単な理屈で納得したの? それでいいの?」みたいな感情と論旨の飛躍も。
壮大な設定に見合うだけの演出、ハッタリが足りてなくて、筋書きが宙に浮いている、のかな。どうせなら五倍くらいの長さを使って、丁寧に細部まで書けば、すごく盛り上がる傑作だったんじゃないのかなあ。
でもそんな好き勝手なことをいいつつも、これが最初に刊行されたときの時代背景を考えたら、衝撃をもたらした作品だったんだろうなあと思います。価値観を揺るがすというか。だから、当時の日本SF界を知らないいまの読者の無責任な意見。
どうせなら自分の妄想フィルターを全開にして、がつがつ人物造形を妄想で補完しながら読めばよかったのかもしれないなと、読了後に思いました。子どものころはそういう読み方が得意だったはずなのに、いつの間にかお膳立てされて提示されたものだけを読む読者になってしまっているような気がする……。うーん。
細部の描写が少なくて、登場人物の書き込みが足りていないので、「さっき登場して知り合ったばかりの人物同士なのに、いつの間にかなんでそんなに仲良くなってるんだろう?」みたいな違和感がありました。それから、「えっそんな簡単な理屈で納得したの? それでいいの?」みたいな感情と論旨の飛躍も。
壮大な設定に見合うだけの演出、ハッタリが足りてなくて、筋書きが宙に浮いている、のかな。どうせなら五倍くらいの長さを使って、丁寧に細部まで書けば、すごく盛り上がる傑作だったんじゃないのかなあ。
でもそんな好き勝手なことをいいつつも、これが最初に刊行されたときの時代背景を考えたら、衝撃をもたらした作品だったんだろうなあと思います。価値観を揺るがすというか。だから、当時の日本SF界を知らないいまの読者の無責任な意見。
どうせなら自分の妄想フィルターを全開にして、がつがつ人物造形を妄想で補完しながら読めばよかったのかもしれないなと、読了後に思いました。子どものころはそういう読み方が得意だったはずなのに、いつの間にかお膳立てされて提示されたものだけを読む読者になってしまっているような気がする……。うーん。
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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