エンジンがかからない

　朝って好きなんですけど、小説は夜の方が書きやすい。
　そういう方って多いと思うんですけど、何が問題って、自分はどっちかというと朝型人間で、夜はすぐ眠くなるんです。十二時より遅く寝たら翌日まともに動かないです。

　そして夜書き始めると、目が冴えて全然眠れなくなります……。
　だから、本当は休みの日の朝から執筆するべきなんです。平日も、仕事から帰ったらまずご飯食べて、そして執筆してから家事をして、それから風呂でも入って寝るべきなんだと思います。
　分かっていても、なんか書き出しが遅いです。さあ書こうか、って思ってから実際に手が動くまでがすごく時間がかかります。その間ぼけっとネット巡回したり、ネタ帳に落書きしたり。
　なんかうまいメンタルのコントロールみたいな方法を見つけられたらいいんですが。

　はてさて、執筆があまり順調ではないです。
　一回半分くらいまで書いていたやつを、どうもなんだかぼやっとした感じになったので、もうちょっとストーリーをはっきりさせようとプロット切り直して、頭から書き直し中なんですが。連休の頭から書き始めて、まだ原稿用紙４５枚くらい。書いてはちょっと消し、また書いてはいじり。
　ちょうどお話のなかで、画家が下絵を描いては消し、描いては破りしてます。なんか実生活が小説の中に漏れ出てるような……

　ファンタジーなのに、地味でぼけっとした話です。特に大きな事件はない感じで。
　書くにも読むにも、割とぼけっとした話が好きです。人が死ななくて、日常的で、劇的な変化じゃなくてちょっとしたささやかな成長だったり、変化だったり、そういうリアルが好きで。
　生きるの死ぬのという小説も、もちろん好きだし読みたいんだけど、たて続けにたくさん読むと疲れるというか。ぼーっとラクに読めるやつが読みたくなるときと、そうでないときと、波があります。

　公開済みの『戦場の月』の方は戦争もので人がいっぱい死ぬ話なので、ぼけっとしたファンタジーもひとつ置いておきたいなあという魂胆もあります。頑張って書き上げよう……。

　なんか文章をタイプしてたら調子出てくるかな、って思ってちょっと午前中から更新。そんなだらだら日記でした。