小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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読了。
密室殺人や時刻表トリック、バラバラ死体、凶器の消失、消える犯人。『天下一シリーズ』という探偵小説、のメイン登場人物であるボンクラ刑事が、「推理小説の登場人物にだって苦労が多いんだ」と読者に向かってぼやき、作者や過去の推理小説作品を批判しながら、自分の役どころに沿って事件の謎を明かしてしまわないように努力を続けます。謎を解くのは、名探偵がやらないといけないから、うっかり刑事が真相にたどり着いてはならないわけですね。
主人公の刑事や探偵が、ときどき小説の役から外れた顔をして、作者に文句をつけたり、読者に愚痴をこぼしたりする。メタフィクションというやつですね。
本格推理小説作品の欠陥、“お約束”の不条理さを皮肉に笑い飛ばす、風刺に満ちた一冊。
母がドラマを観て買ってきたとのことで、読ませてもらったんですけど、正直、私には微妙でした。ちょっとくすりと笑えて、そこそこ面白くはあったんだけど、絶賛するほどはハマらなかったなあ。
というのが、純粋にコメディとして楽しむにはやや笑いのツボが微妙にあわず、あるいは私が本格推理好きだったら、風刺部分で深い感慨があったのかもしれないのだけれども、そもそも本格推理小説そのものが苦手なんですよね。
ミステリ小説そのものは好きなんだけども、人間ドラマやストーリーテリングに力の入ったものが好きで、トリックや推理に重点をおいたものはあまり楽しめないんです。頭が悪くて、推理そのものを楽しむことができないのが問題なんですが……。
ということで、個人的な感想としては「うーん、微妙」、しかし本格推理ファンの方には根強い人気があるそうで、たしかに、好きな方は好きだろうなあと思いました。本格推理小説への愛があってこその楽しみ方ができるのかも。
密室殺人や時刻表トリック、バラバラ死体、凶器の消失、消える犯人。『天下一シリーズ』という探偵小説、のメイン登場人物であるボンクラ刑事が、「推理小説の登場人物にだって苦労が多いんだ」と読者に向かってぼやき、作者や過去の推理小説作品を批判しながら、自分の役どころに沿って事件の謎を明かしてしまわないように努力を続けます。謎を解くのは、名探偵がやらないといけないから、うっかり刑事が真相にたどり着いてはならないわけですね。
主人公の刑事や探偵が、ときどき小説の役から外れた顔をして、作者に文句をつけたり、読者に愚痴をこぼしたりする。メタフィクションというやつですね。
本格推理小説作品の欠陥、“お約束”の不条理さを皮肉に笑い飛ばす、風刺に満ちた一冊。
母がドラマを観て買ってきたとのことで、読ませてもらったんですけど、正直、私には微妙でした。ちょっとくすりと笑えて、そこそこ面白くはあったんだけど、絶賛するほどはハマらなかったなあ。
というのが、純粋にコメディとして楽しむにはやや笑いのツボが微妙にあわず、あるいは私が本格推理好きだったら、風刺部分で深い感慨があったのかもしれないのだけれども、そもそも本格推理小説そのものが苦手なんですよね。
ミステリ小説そのものは好きなんだけども、人間ドラマやストーリーテリングに力の入ったものが好きで、トリックや推理に重点をおいたものはあまり楽しめないんです。頭が悪くて、推理そのものを楽しむことができないのが問題なんですが……。
ということで、個人的な感想としては「うーん、微妙」、しかし本格推理ファンの方には根強い人気があるそうで、たしかに、好きな方は好きだろうなあと思いました。本格推理小説への愛があってこその楽しみ方ができるのかも。
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ひさしぶりにカキコします
いかんこの本大好きだ(笑)。
うーん、本格推理がお嫌いですとたしかにつまらないでしょうねえ。
わたしみたいな本格推理大好き人間からすると全ページ爆笑の嵐で、しかも小説というものの奥深いところにまで切り込んでくる絶妙な知的エンターテインメントなんですが。個人的に東野圭吾作品のベストだと思っています。
だからテレビドラマ化と聞いたときは怒り狂いました。なんじゃありゃ。
ストーリーテリングや人物描写に力点があるものがお好きでしたら、「トキオ」とか「白夜行」とか名作を山ほど書いていますよ東野先生。
「あの頃ぼくらはアホでした」は古今東西の爆笑エッセイの最高傑作だと思います。
いかん東野圭吾が読みたくなってきた。
うーん、本格推理がお嫌いですとたしかにつまらないでしょうねえ。
わたしみたいな本格推理大好き人間からすると全ページ爆笑の嵐で、しかも小説というものの奥深いところにまで切り込んでくる絶妙な知的エンターテインメントなんですが。個人的に東野圭吾作品のベストだと思っています。
だからテレビドラマ化と聞いたときは怒り狂いました。なんじゃありゃ。
ストーリーテリングや人物描写に力点があるものがお好きでしたら、「トキオ」とか「白夜行」とか名作を山ほど書いていますよ東野先生。
「あの頃ぼくらはアホでした」は古今東西の爆笑エッセイの最高傑作だと思います。
いかん東野圭吾が読みたくなってきた。
ポール・ブリッツ様へ
コメントありがとうございます。
東野さんの本は、すごく好きな本と何だか苦手な本にきれいに二分してまして、次に何を読もうか迷っていたので、参考にさせていただきます。次は『トキオ』を読んでみようかな。
『白夜行』と『幻夜』は、読んでいてすごく面白かったんですけど、同時にすごく苦手な作品です。どうも読みながら感情移入するポイントを間違えたみたいで、後味が……。読み方が変だったんだと思うんですが、悪意と恐怖と嫌悪感が、読後に一番強く残ってしまいました。
あと一つ彼女に共感できる“何か”があれば、全然印象が違ったんじゃないかと、自分では勝手に思っています。それか、もう少し、男たちの純情に焦点を置いて読めばよかったのかなあ。
『秘密』や『探偵ガリレオ』シリーズはすごく好きですし、『変身』や『手紙』もよかったです。『毒笑小説』『怪笑小説』は苦手だったので、笑いのツボがちょっと違うのかなという気もしています。
しかし、私ももうちょっと推理を楽しむだけの脳ミソがあれば、もっと読書の幅が広がるのに。なんとも頭の悪さが悔やまれます。
ありがとうございました。
東野さんの本は、すごく好きな本と何だか苦手な本にきれいに二分してまして、次に何を読もうか迷っていたので、参考にさせていただきます。次は『トキオ』を読んでみようかな。
『白夜行』と『幻夜』は、読んでいてすごく面白かったんですけど、同時にすごく苦手な作品です。どうも読みながら感情移入するポイントを間違えたみたいで、後味が……。読み方が変だったんだと思うんですが、悪意と恐怖と嫌悪感が、読後に一番強く残ってしまいました。
あと一つ彼女に共感できる“何か”があれば、全然印象が違ったんじゃないかと、自分では勝手に思っています。それか、もう少し、男たちの純情に焦点を置いて読めばよかったのかなあ。
『秘密』や『探偵ガリレオ』シリーズはすごく好きですし、『変身』や『手紙』もよかったです。『毒笑小説』『怪笑小説』は苦手だったので、笑いのツボがちょっと違うのかなという気もしています。
しかし、私ももうちょっと推理を楽しむだけの脳ミソがあれば、もっと読書の幅が広がるのに。なんとも頭の悪さが悔やまれます。
ありがとうございました。
無題
名探偵の掟、けっこう好きです。
そこまで本格が好きなわけではないですけど、お約束を踏まえた皮肉り具合がたまらないです。
似たような作品で、超・殺人事件―推理作家の苦悩ってのがあります。
こっちのほうが、個人的に好きです。
雪穂ちゃん、大好きです。
ぼくの中では萌えキャラです。
そこまで本格が好きなわけではないですけど、お約束を踏まえた皮肉り具合がたまらないです。
似たような作品で、超・殺人事件―推理作家の苦悩ってのがあります。
こっちのほうが、個人的に好きです。
雪穂ちゃん、大好きです。
ぼくの中では萌えキャラです。
かなた様へ
かなた様の萌えツボが、ときどき怖すぎですw
冗談はさておき、あれって、雪穂さんの視点が全然出てこないですよね。計算されつくした行動の裏にある本音や素顔が、読み手の想像力にかかっているというか。読み方ひとつでストーリーの意味がまるで変わってくるのかな、という気もしています。
わたしはちょっとトラウマ級にこわかったです……もう一回読んだら違うものが見えてくるかもしれないのですが、読みかえす勇気は出てこない……!
名探偵、笑いのツボばかりは自分の意思ではどうしようも……。読んでつまらなかったわけじゃなくて、途中でくすりとした場面もたくさんあったんですけど、なんとなく途中で一歩引いてしまって。充分楽しむだけの素養がありませんでした。無念です。
超・殺人事件かあ。そのうち、本屋さんで覗き見してみようかな。ありがとうございます。
冗談はさておき、あれって、雪穂さんの視点が全然出てこないですよね。計算されつくした行動の裏にある本音や素顔が、読み手の想像力にかかっているというか。読み方ひとつでストーリーの意味がまるで変わってくるのかな、という気もしています。
わたしはちょっとトラウマ級にこわかったです……もう一回読んだら違うものが見えてくるかもしれないのですが、読みかえす勇気は出てこない……!
名探偵、笑いのツボばかりは自分の意思ではどうしようも……。読んでつまらなかったわけじゃなくて、途中でくすりとした場面もたくさんあったんですけど、なんとなく途中で一歩引いてしまって。充分楽しむだけの素養がありませんでした。無念です。
超・殺人事件かあ。そのうち、本屋さんで覗き見してみようかな。ありがとうございます。
プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
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