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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 感想文の前に……小説『各種技能、取り揃えております。』をUP。書いたっきり、きれいさっぱり忘れて放置していたのを思い出して、今さらだけど掲載しておきます。
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 本題。読了。

『蒼穹の昴』の続編。舞台は清代末期、義和団事件の折。八ヶ国連合軍が攻め入った北京の、紫禁城の奥深くで、一人の妃が無残に命を落とした。なぜ珍妃は命を落とさねばならなかったのか。そのとき紫禁城の奥深くで、何が起きたのか。
 事件の二年後、八ヶ国連合軍の略奪の実態を調査するために来華した英国貴族・ソールズベリー提督は、舞踏会で出会った不思議な女から提示されたこの謎の真相を求めて、二年前の事件の調査を始める。

 提督は、他国の人間を集めて証言者の話を順番に聞いて回るわけなんだけども、聞く相手によって、言うことが全然違う。
 歴史は語る者によって姿を変えるという話、人は見たいものを見たいように見るという話、あるいは、主人公たちはこの悲劇の表面的な事象ばかりを追っているけれど、本質的な罪科はどこにあったのかを問う話、なのかな。 個人であるときはごく普通の、あるいは善良な人々が、ひとたび集団となって大義名分のもとに戦争を始めたときに、どれだけむごいことを平気で行うのか、ということ。

 深いお話なんですけど、前作ファンが前作の登場人物のその後を知りたくて読む分には、少し物足りないかな、という気もします。蘭琴の証言の部分なんかは、正直泣いたけれども!
 はて、さらなる続編の『中原の虹』はどんなものだろう。読みたい、しかし、まだハードカバーでしか出ていないような気がする。果たして私は文庫本になるまで待てるんだろうか……。

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