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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 読了。

 成瀬将虎は、女好きだ。単にセックスをしたいというだけではなく、「魂が震えるような女とめぐりあいたい」――そんな“妄想”を抱いてすらいる。
 以前、成瀬は私立探偵をしていた時期がある。それは結局半人前にもならないうちに辞めてしまったのだが、今になって友人の女性に依頼され、素人探偵を気取って悪徳商法の調査に踏み出すことになった。彼女の家族が被害にあい、更に知らないうちに保険金を掛けられた挙げ句、轢き逃げされたのだという……

 タイトルに惹かれて手にとってみると、裏表紙のあらすじに「必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。」と書かれている。そこまで薦められると読みたくなる。ということで、ふらっと購入。
 ……すっごく面白かった!
 ものすごくさりげない伏線と、後半のどんでん返し。それまでの先入観がひっくり返った瞬間には「うそ!?」と思い、振り返ると「あ、そういえば……ええー!?」と思い当たる。こういう楽しさがあるから、ミステリを読むのはやめられないんですねえ。
 映像じゃ無理な、小説だからこそできるミスリードを使った技法。こういうの大好きです。あんまり語るとネタバレになりそうなので、詳しくは差し控えるとして。

 いやあ、それにしてもこの主人公、最初は「あんまり好きになれないかも?」と思いながら読み出したんですけど、これが大間違い。後半で株がだだ上がりしました。最高にイケてる!

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無題
葉桜はいいですね。
どんでん返しとタイトルの絡みが、個人的にツボでした。

ただ、ラストの驚きが、なるほどどまりだったんですよね。
技は素晴らしいんだけど……。

これがミステリの難しさなのかな。
万人に受ける作品を書くのは難しいんでしょうね。


歌野さんは、世界のはじまり?(タイトルど忘れ)とか死体を買う男とか好きです。
Posted by かなたん 2009.05.31 Sun 21:56 編集
かなた様へ
 そうですね、全ての人の心を動かす作品っていうのは、そうないですよね。
 私は今回、かなりツボでした。「感動!」という感じではないんだけど、オチを踏まえて中盤までの各場面を思い返したときに、何ともおかしくて。技に驚いたというのもありますけど、それ以上にユーモアがいいなあーと。
『死体を買う男』と、『世界の終わり、あるいは始まり』ですね。ありがとうございます。そのうち読んでみようかな。
Posted by HAL.A URL 2009.05.31 Sun 23:01 編集
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