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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 米原万里さんの犬猫エッセイ集を2冊と、それから先日の「打ちのめされるようなすごい本」で紹介されていた奥田英朗の「イン・ザ・プール」を読みました。って、今日読んだというわけじゃないんだけど。書きそびれていました。
 エッセイは、何よりもまず猫の兄妹につけられた「無理」と「道理」というネーミングにやられました……。以前、作家の菅野彰さんのエッセイで「ほたる」と「ゆき」で蛍雪姉妹、という猫の名前を見たときに、さすが作家さんは猫の名付けまで気が利いてるなあと感動したんですが、一度くらいうちもそういうコンビ名をつけてみたいものですが。いつも急に拾ってきて、行き当たりばったりで命名するからなあ。
 ネーミングもだけど、このエッセイのタイトルもすごいよね……(「ヒトのオスは飼わないの?」「終生ヒトのオスは飼わず」)

「イン・ザ・プール」はトンデモ精神科医を主人公に据えた連作短編。総合病院の院長のバカ息子、とにかく甘やかされて育ったどうしようもないお坊ちゃんで、やることなすこといちいち自己中心的でイイカゲンなんだけど、この主人公のトンデモな言動に振り回されているうちに、気がつけば患者は治っている。ただの馬鹿息子なのか、それとも名医なのか……? というブラックユーモアあふれるコメディ。
 シリーズ第一作のようなので、こちらは続きも追いかけたいです。

 新入り猫はやっぱり今日もふつうには歩けなくて、目の腫れも引いたり悪化したり。このままだと、目の摘出も考えないといけないみたいです。まだちび助なのに可哀想なんだけど、でも目が見えなくなっても命が助かるほうが大事だよね……。
 人間がそばにいないと、探しにうろうろしてしまうので(最初のころはそんなことなかったんだけど、ここ数日のことだから、傷が悪化して心細いのかも)、今日もずっと誰かが代わりばんこに抱いてました。ほかの猫たちが焼きもち焼く焼く。
 猫をふやすときは、かならず先住猫のほうをよけいに可愛がれって言いますね。わかってるんだけど、ついつい弱ってる子を優先しちゃうなあ……ごめんよー。

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