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ずうっと前に書いた「かれの声」、書き終わった少しあとから、続編の構想がぼんやりとあったのですが、とっくに忘れたつもりのいまごろになって、頭の奥から再度ぼやっと浮かび上がってきました。やっぱり未練、あったのね……。
しかたないので、とりあえずおおざっぱなプロットに起こしてノートに書きとめてはみたのですが、なんかちょっと難しい話で、いますぐ書きだせるかというと、うーん?
でも、いまだに忘れてないってことは、おそらく実際に書くまではずっと未練になって、頭のどっか隅っこのほうを占領し続けるんだろうなと思います。
忸怩たる思いがあるのは、話の中身がむずかしいからだけじゃなくて、モリゴエと佐波が大学生だからっていうのもあるんですよね。自分がキャンパスライフを経験してないから、なんか細部がイメージできてないっていうか、想像だけでへんなこと書きそうでなあ。まあ、そういうのはだいたい書けたところで大卒の友人とかに読んでもらったらいい話なんですけどね。
漠然と暖めておいて、いつか「いまなら書ける」というタイミングが来たら、そのときに書こうと思うのですが、しかし、自分の執念深さに複雑な思いです。結局のところさ、一度書きたいと思った話は、書きあげるまで成仏してくれないんだよね……。
何年も経ってから続編なんて書いたって、いまさらにもほどがあるという気はするのですが。書く前にうっかり死んでなければ、いつか書きます。いつか……。
今日は、お猫さまが机上にチャイをぶちまけてくれて、ノートが一冊全損しました。(パソコンが無事でよかった)
「鳥たちの楽園」の構想ノートでした。これも書こうと思ってからもう半年かそこら、暖めっぱなしで放置している気がします。
万年筆のインキは基本水性なので、ものの見事に流れて消えました。しかたないので、忘れないうちに要点を新しいノートにメモしなおしまして、プロットもあらためて整理しました。そこまでしたのに、まだなんとなく書きだしあぐねています。近々書こうとは思いつつ……
考えてから書くまでに間が空くと、それだけ内容を練る時間もとれますが、反面、ああいうエピソードも入れないといけないとか、こういうところ掘り下げておいたほうがいいんじゃないかとか、いろいろ考え過ぎてしまって、書くのにかえって手こずる気がします。なんでも思いついたその瞬間に、その場の勢いでとにかく書いておいたほうがさ、後々楽なんじゃないの……? その場の思いつきでは足りないところはさ、書き続けるうちにだんだん勘で埋めていけるようになったりするんじゃない? とか思ったり思わなかったり。(どっち)
どういうやり方が自分に合っているのか、いつまでも把握できません。構想の暖め方とか、世界観の作り方とか、書くときの下書きの有無とか、諸々「このあいだこういう手順で書いてうまくいった気がするから、今度も同じようにしよう」なんて思っても、結局はうまくいかなかったりします。一作一作、試行錯誤するしかないのよね。こういうやり方が楽とか、たぶん、ないんですよね……。
まあ、焦らずいくか。焦らないと腕が上がる前に死んでしまうー、とも思うけど、焦って空回りしてるばっかりでもしょうがないもんね。
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