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前にほしいといっていたトラベラーズノートの軽量紙リフィル、結局のところ、物欲に負けて買ってしまいました。
紙がものすごく薄くて、そしてすごく書き心地がいいです……(幸せ)
手持ちの範囲では、中字のペンで書いても、細字のペンで書いても、どっちもすごく気持ちいいです。これって何気にすごいことなんじゃないのかな。中字のペンなら気持ちいいけど、細字で書くとなんとなく抵抗があるとか、細字のペンでは書き易いのに、中字で書くとインクが乾きにくいとか、わりとそういう紙が多い気がします。
真っ白な紙で、インクの発色もきれいです。
ただこの軽量紙、ものすごく薄い紙なので、フローのいいペンで書くと、わずかに紙が波打ちます。ちょっと時間がたって乾けばそれも落ち着くし、わたしの場合はあまり気にならないレベルでしたが、もっとつゆだくフローのペンの人や、筆圧の高い人だったら、もしかしたら、ちょっとでこぼこになるかもしれないです。
この薄さで抜けないのが不思議になるくらい、インクが裏に抜けません。ただ、紙自体は薄いので、後ろの文字がばっちり透けて見えます。これも個人的にはまったく気になりませんが、気にする人もいるかも?
きのう、友人の万年筆(フローつゆだくのペリカン・スーベレーン)でちょっと落書きしてみたときには、インク溜まりのところがわずかに裏抜けしました。気にしなければ気にならないレベルでしたが、どんなペンでも大丈夫とまでは言い切れないかな……?
スタンプインクはさすがにちょっと抜けます。
書き心地は筆圧によるのかもしれませんが(わたしは筆圧低めです)、ずっと落書きしていたくなるような紙です。紙がインクをするすると引きだすような感覚と、ペン先をやさしく受け止めてくれるようなやわらかさがあります。
これ、いいなあ。四百円ちょいなので、ノートとしてはお高いけれども(くっ……)、しかし私にもぎりぎりなんとか手が出せるレベル。なんてったって、ページ数が多いしさ。(A5変型、128ページ)
ページ数が多すぎるノートって、厚さがそのまま段差になって、ページの下の方が使いづらかったりしますし、あと最初の一ページめに筆を入れるときに気負いがあるっていうか、気軽に落書きしづらいプレッシャーを感じてしまうのですが、この軽量紙リフィルは紙が薄いので、ページ数からは信じられないほど薄い仕上がりです。
これくらいの薄さだと、気負いすぎず、消耗品とわりきれて、そういう意味でもいいなと思います。いまは落書き帳的な使い方をしているけれど、小説の構想ノートや下書き用で、一作一冊とかにして、がしがし使うのにもいいかもしれない。
トラベラーズノートのパスポートサイズのほうに用意されているDP用紙リフィルと、レギュラーサイズの軽量紙リフィルは、はたして違う紙なのかどうか、疑問だったのですが、いざ買って書いてみたところ、よく似ているけれども微妙に違うような気がします。軽量紙のほうがちょっと薄い……ような気がする。
それが本当に違う紙なのか、製造ロットによる個体差というやつなのかは……うーん?(違いのわからない女です)
リフィルだけ買うつもりで、うっかりトラベラーズノートのレギュラーサイズ本体が欲しくなったらどうしようかと思っていましたが(お財布的な意味で)、これだけリフィルの書き心地がいいと、むしろ本体を買うのはもったいないなという気になってきました。メーカーさんには申し訳ないけど……
トラベラーズノート(本体)は、見た目はすごく好きなんだけど、ゴムの結び目が書くときに邪魔だったり、カバーの弾力のおかげで、手をはなすとページが閉じてしまったりするのです。純粋に書き心地だけを問うなら、本体から外してしまってリフィルだけで書くほうが気持ちいいんだよね……。
軽量紙リフィル、しばらく使ってみよう。
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