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銀河帝国興亡史は、三巻の「第二ファウンデーション」まで読み終わりました。予想される物語の全体像からすると、まだ道行半ばという感がありますが、解説を読むに、当時はいったんここで完結したらしいです。なんか、作者の意図に反して編集部の方針でシリーズ化が決まってしまって、出版予定にあわせてとにかくどんどん書いたけれど無理が出てネタ切れした的な、身も蓋もない話が書いてありました。ホントに身も蓋もないな。
しかし、その後ずいぶんと間を開けて、後年に続編が出たらしいです。ファンは嬉しかっただろうなあ。
ここまできたら続きも追いかけようという気になっているのは、単純に内容が面白いからというのもありますが、ひとつには、件の書店さんに、着実に次の巻が置かれているからです……。最初はまさかと思っていましたが、その後、立ち寄るたびに着々とわたしが買った次の巻だけ、そっと棚においてあります。店員さんがわたしの財布をピンポイントで狙っている……
書くほうは、まだ書きだせずに、なんかもたついています。いくつか部分的に必要と思われるエピソードが決まらなくて……まあいったん書きだしてしまえば、そのまま勢いで頭の中から出てくるんじゃないかという気もするのですが、うん、でもちょっと、ちゃんとあるていど構成を吟味してから書く的なことを、もう少し身につけたい気がするので、もうちょっとだけ粘ってみます。
完全にコンディションが整って集中できているときには、特に事前に何の準備もしなくても、必要なエピソードがどんどん書く端から出てくるので、本当は頭の中の自分で意識していない部分では、ほとんど決まってるんじゃないかという気はしているんです。無意識の部分で話の全体像を把握しているか、そうでなかったら、書いてみればそういう流れにしかなりようがないというような、必然に埋められていくのではないかと。
でもここのところ、集中するということがとにかく出来なくて、ちょっと書いてはすぐ手が止まり、違うことに逃げたりします。しかたがないので、プロットを切ってざっくり下書きをして、おおよそ把握してから、本文に取り掛かっています。
長編だとやむをえない部分があるとはいえ(※記憶力がなくて自分が何をどこまで書いたか覚えていられない)、なんだかなあ。わたしは筆力だの構成力だのというよりも、その前にメンタルコントロールとか、モチベーションの維持とか、集中力とか、まずそういうところを鍛えなければならないのではないか。
三語とか、お題小説的な即興小説で、千本ノックをしてみてはどうかと思う瞬間もあるのですが、しかしそんなこと初めて何年もかかるくらいなら、いま書くべきものをとにかく先に書けよという気もします。長期的な視点の修行も悪いものじゃないけどさ、あんまり修行修行いってたら、肝心のを書く前に死んじゃうかもしれないしさ……
別にマヤ歴騒ぎがあったからというわけではありませんが、いつまで小説を書けるかなんて誰にもわからないんだから、いま書きたいものがあるのなら、さっさと書いて早めに完結させたほうが無難ですね。思うように書くには腕は足りないが、腕が足りるまで待っていては、余命が足りん。
わかってはいるんだけど、なんでわたしはもたもたしてるんだろうなあ。
……はっ、いかん。年内にというのは無理そうですが、ともかく楽しんで書きます。モチベーションの維持も大事!
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