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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 微妙にご無沙汰しておりました。働いたり飲みに行ったり、任侠ヘルパーを観にいったりしていました。

 任侠ヘルパー、すごく面白かったんだけど、しかし予想以上に重かったあー……。(ドラマ版は未見)

(以下ネタバレ)


 施設に入居している、痴呆の進んだお年寄りの人たちの演技がけっこう迫真な感じで、「え、みんな役者さんだよね。まさか本物の人じゃないよね……?」とおもわず不安になったり……いま検索したら、オーディションを重ねて選ばれたんですね。役者さんってすごいなあ。

 最後が、映画の結末そのものはいちおう爽やかなラストだったんだけど、わりと真剣にのめり込んで観ていただけに、「ああ、このあと施設の人たちはどうなっちゃうんだろうなあ……」と考えてしまって、辛いです。想像すればしただけ、暗澹たる気持ちにならざるをえないというか……
 ここからハッピーエンドに持っていこうとすれば、あまりにご都合主義的な、チープな終わり方になってしまうのかもしれないんだけれど、個人的にはそれでもいいから主人公が去ったあとを、何らかの形で施設の人々が無事に過ごしているところまで、描いてほしかった……。

 フィクションと割り切って楽しむには、あまりに介護というテーマが重すぎるのかもしれません。介護にまつわる葛藤が生々しくって。八代議員が「人を救うなんて、誰にも出来ないのかもしれない」といって泣きだすところが、すごく胸のつまるような場面でした。

 途中の暴力描写がわりとふつうにえげつなくて(任侠カッコいい的な映画ではないので、当然といえば当然)、そういうのが苦手な人はちょっとアレかも。

 あと茜ちゃんマジ天使……いかにも男に都合のいいキャラクターなんだけど、でもそこがすごくときめくよねっていうか。美人で、ちょっと頭悪くて、あけすけで、尻が軽いんだけど、情が濃くて、心根が優しくて、ほだされやすいっていう。いいなー……男性作家(この場合は脚本家か)じゃないとなかなか描けないタイプっていうか、女子が書くと、こういう味はなかなか出せないんだよなー。

 12月にはレ・ミゼラブルとホビットがありますね。お金が残っていて気が向けば、またふらりと観にいこうかなあ。

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