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ファウンデーション<銀河帝国興亡史1>が、地元の書店に1巻だけしか置いていなかったので、2巻以降はそのうちAmazonで通販するつもりでいたのですが、仕事帰りに別の用事で同じ書店に出向き、何の気なしにふっとSFの棚を見ると、今度は2巻だけが置いてありました。
1巻はなくて、2巻だけです。
在庫があったのを、たまたま先日は表に置いていなかったのでしょうか。ただの偶然かもしれませんが、財布を狙い澄まされたかのような錯覚とともに買ってまいりました。1巻が売れたのに気付いた店員さんが気を利かせてくれたのか、それとも本当に偶然なのか。とても気になります。
これは一気読みしたい気がするので、通勤バスじゃなくて、休日に読もうかと思います。ということで、通勤読書の海外SFリレーはいったんお休みして、いまは開高健「ベトナム戦記」。
小説ではなくノンフィクションの、いわゆるルポというやつです。高名な方なので、ご存じの方にはいまさらかもしれませんが、二十年以上前に亡くなった方です。1960年代、内戦の真っ最中のベトナムへ取材に行かれた際の記録。
国じゅうどこにいっても戦闘の起きている、全土が最前線だったというベトナム。戦闘のことだけではなく、農村や市街地の風景と、そこで逞しく生きる人々の姿も記されています。ものすごく読みごたえのある一冊。
このごろ、書くほうがなかなかうまくいかなくて、地味に焦ったりもしているのですが、読むほうは読むほうで、ちっとも追いつかなくて、やっぱり焦ります。読むべきものも読みたいものも山のようにあって、圧倒的に時間が足りないっていう。
なんだか、書くことが好きかどうかとか、そういういらんことでうだうだ迷ってる場合じゃないよなあ、という気がしてきました。そんな暇があったら、その時間に読んだり書いたりしたらどうよ。同じ悩むにしても、読んだもののことをじっくり考えたり、書くものの中身で悩んだりするのに時間を割いたらどうなの、なんて。
人生は短いです。いつ何があるかわからないっていうのもそうだし、そうでなくたって体力もないし、健康優良児とも言い難いし(児?)、うっかり早く死んだり、病気して小説書く体力がなくなったりするかもしれないんだしさ。
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