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ここ一週間くらい、通勤時間メインでハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んでいました。流刑地として囚人が送り込まれてきた月都市が舞台のお話で、このまま地球がわのいいなりになっていては数年で月の資源が枯渇し、食糧不足になるという状況から、主人公たちが革命を起こすという話です。
序盤から好みっぽいなーという予感はあったものの、厚さもあることだし、途中の展開にはやや単調な感があって、まあのんびり読むかと構えていたのですが、半ばを過ぎたあたりでのめりこんで、今日のこり半分ほど、一気読みしてしまいました。面白かったー!
女性の比率が少ないことから、月の社会の形態が地球の標準とはずいぶん違った発展をみせているという設定で、そのあたりの描写がかなり好みでした。家系婚・部族婚というような多夫多妻制が浸透していたりして。食糧や生活の問題を描いているSFって(異世界ファンタジーもだけど)、好きなんです。あと、人工知能であるところのマイクが、すごくお茶目で可愛い。
ハインラインは「夏への扉」につづいて二冊目でした。そちらはタイムトラベルもので、やっぱりすごく面白いです。(あと猫が可愛い!)
ときどき続けて現代日本の本ばかり読んでいると、いかにも読むものが偏っているという気がして焦るんですが、古典ばっかり続けて読んでいると、今度は古典ばっかり読んでないで現役の作家さんの本も買わないとなーという気になって、それはそれでなんとなく焦ります。いち消費者として、文筆が商業として成立することに寄与することも大事だよねっていう。
そういえば、「しばらく出費を控える(本以外)」的なことを書いたような気がするのですが、某書店のポイント5倍クーポンにつられて、今日うっかり本をドカ買いしてしまいました……いや、本以外っていったしね? それにいずれもいつかは買おうと思っていた本だったから、まあいいんだけども。(そうか?)
このごろ友が家計簿をつけだしたというので、ああわたしも見習おうかなあ、などと頭の片隅で考えつつも、つけたらつけたで自分の場合は性格的に、逆効果になるんではないかという気がして、躊躇しています。
いや……家計簿って、出費を把握して見直すためにつけるものじゃないですか。「ああこのごろお金遣いすぎてるな、ちょっと控えないとな」って思うと、自分の場合「ああそうだった、出費を控えないといけないんだった……(チラッ)」となって、よけいに誘惑が強くなりそうっていうか……(だめだといわれたことほどやりたくなるタイプです)
なんかルールを決めたらいいんだよな。給料日に一定額を下ろして、次の給料日まで絶対にその範囲しか使わないとか、そういうルールを。
…………まあそのうち!(だめじゃん)
続きは返信です。
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