黙々と空想科学祭作品を読み続けているうちに週末が終わりました。
マルゴ・トアフを書いている間、かなり読書を自粛していたので、読みたいだけ読めるいまの状況が、なにげにものすごく嬉しいです。
ほんとは投票に備えて期間中に全作品読みたいんですけど、しかし今年は作品数が多いので、どうだろう。
とりあえず自分が長編で参加した手前もあって、長編部門は全部読もうと思っています。あとは読めるところまで。余力があれば、オススメ紹介とかもしたいけどなあ。いま読んだ分だけでも、面白い作品が色々あります。落ち込むけど……
落ち込みます。こういうのは人と比べるもんじゃないって、頭でわかってはいるけど、やっぱりどうしても、面白い作品を読むたびに、比べて落ち込んじゃいますね。
読んでるあいだはそんなこともなく、普通にウキウキ楽しんでるんですけど、あー面白かったーって読み終わってふと我にかえると、自分のやれてないことと、ついつい引き比べてしまいます。どうしてわたしはこういうことが出来ないんだろうなあって。
隣の芝は青いです。
自分に書けるものしか書けないんですけどね。
でもまあ、ちょっとは悔しいって思ってたほうがいいのかな。自分ももっと書けるようになりたいって。身の程知らずだろうがなんだろうが、ときどき嫉妬してるくらいで、いいのかもしれないです。
人を妬んで、相手の足を引っ張るような嫉妬は、苦しいばっかりで誰にとってもいいことないけど。
嫉妬してる自分に気付くのが嫌で、嫉妬を打ち消すために、相手のことを無理にこきおろして安心するとか。どうせ自分とは世界が違うんだから、もとの才能が違うんだからーなんて、拗ねて小さくなってるとか。
そういうのよりは、素直にうわーん悔しー! って思ってるほうが、まだいいのかなって思います。
才能ないのなんか、もういまさらだもんね。あえてみっともないのを承知で恥知らずを通すというのも、凡人には必要なスキルかもしれないなとか思います。
どうやったらあんなふうに面白く書けるようになるんだろう、自分もそっち側に行きたいって思うのも、ひとつの原動力ですね。だからって人のことを真似ばっかりしてても仕方ないから、難しいところですけど……
まあ、一朝一夕に実力が身に着くわけじゃなし。気長にがんばろう。
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