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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。


 本題の前に。拍手コメありがとうございました! 返信が末尾にありますので、お心当たりの方は、お手数ですがご確認いただければ幸いです。


 だいたいが性格的にしょうもないことでくよくよするほうなんですけど、推敲中は、わざと自分に厳しくしようというので、よけいにクヨクヨします。仕様というか、もう書く上で、そういうルーチンを組んでるようなものなんですけども。

 だけど今日、仕事をしていたら、単純作業中とか休憩中とか、そういうふとした合間の時間に、推敲中の場面が頭の中をちらつきだしました。厳密にいうと、推敲中の場面をはじめとして、自分で書けていないと思うところや、構成のアラや、目立って文章のひどいところが次から次に。

 いつもいつも、何かしらまとまったものを書くたびにくよくよしていますが、半分くらいは単なる気の迷いというか、公開するぞと決めた日が近づいてくるにしたがって、不安になってるだけなんです。
 これ本当に大丈夫なのかな、通じるのかな、誰にもウケないんじゃないのかな、そもそも最後まで読んでもらえるのかな、このへんで退屈になって投げられちゃうんじゃないのかな。書きたかったこと、これで本当に伝わるのかな。書きながらこのシーンが面白いと思ったのは気のせいで、実はこれ最初から最後まで、すごくつまんないんじゃないのかな……エトセトラ。
 半分は本当に気の迷いです。あらかじめなるべく悪い予想をしとくことで、いざ駄目だったときのダメージを軽減しようという、ごく一般的な心理的防衛。ついつい予防線を張りたくなるんですよね。

 残りの半分は普通に、素でだめだったところが見えてきてる。書いている間は気付かなかったミスとか、書き終わる前にテンションを落とさないためにわざと目をそらしていた欠点とか。その他もろもろの短所が、推敲の段階になってようやく眼前につきつけられて、がっくりきます。

 じゃあ推敲でなおせばいいじゃない、と思うんだけど、いざ手直ししようと思うと、思うようにいかない。ここを削れば話が繋がらなくなり、こっちを足せば冗長になる。どうごまかしてもアラが目立ち、なんかい書きなおしても文章が乗らない。やれるところまでやるけど、これ、ぎりぎりまで推敲しても、どうやっても下手なところが目立つまんまだわ……。

 だいたい構成が下手なんだよ、話が動くのが遅いしさあ。なぜプロットのときに、もっとこういう欠陥にあらかじめ気付かないのか。毎回毎回同じように思うのに、懲りません。自分のアホさと下手さに腹がたつー!

 ……というクヨクヨを、みっともないとわかっているのなら、わざわざ外に垂れ流さないで胸にそっとしまっておけばいいのに、なぜ毎度毎度クヨクヨするのか。
 すいません……。

 今日もうほんとにくよくよしすぎて、どうしてわたしはこの初稿でエントリーする気になれたんだろうとか、いっそトンズラしようか(死語……)とか思ったりもしたんですけど、逃げません。顔面からコケる覚悟は、とっくにできていたはずじゃないのさ。

 恥をかくのがそんなに怖いのか。
 怖いです。
 下手くそなところを人に見られるのはつらい。笑われるのが怖い。これつまんないっていわれるのは、いつだってものすげえ怖い。面と向かっていわれなくても、黙って読むのやめられちゃったりするのもつらいし、だからといって、これすげえつまんないって思いながら義理で無理に読んでもらったりとかするのも、やっぱりすごくつらい。所詮わたしはこの程度のレベルなんだから、って最初っからあきらめることもできない。そんなに現実を直視したくないのか……

 そんなら小説なんか書くのやめちゃえよ、っていう話なんですよね。でも書きたいし読んでもらいたいんだよね……。
 結局、書くのを諦めないんなら、自分がもっと力をつけないことには解決しない問題です。力をつけるためには書くしかないし、書いたらひとりでくよくよして捨てるよりも、誰かに読んでもらったほうがいいし。誰かに読んでもらおうとしたら、結局どっかで恥は掻くわけで。

 ……とかいうのでぐるぐるぐるぐるして、ああ、わたしこれ、今日はホントに調子悪いんだと、ふっと気付きました。ので、今日は推敲から離れることにして、晩御飯をいつもより多めに食べて、積読の中から「ガン・ブラッド・デイズ」と「キュビズム・ラブ」を一気読みして(あと「ばらかもん」も今日買ってきて読んだ)、猫たちとひとしきり戯れて、くよくよこのブログ記事を書いて、いまやっとちょっと元気になりました。

 猫。うちには一匹、ものすごく甘えん坊の子がいて、人がそのへんで寝転がってると、いつも上にのしのしのっかかってきて、めいっぱいすりすりしてきます。
 この子といちゃいちゃしてると、わたしはいつも小さいことで悩んでばっかりいるなあと思います。

 ええい。うまく書けなかったからってなにさ、せいぜい悔しがってまた頑張ればいいじゃないか。下手だからってなにさ。世の中にはこれだけたくさんのひとがいるんだから、へたなところも気にせずに楽しんで読んでくれるひとも、きっとどっかにひとりくらいはいるよ。いままでだって、そうだったじゃないか。

 今日はもう風呂はいって早めに寝て、明日からまた頑張ります。


 続きは返信です。


 

 ありがとうございます……!
 めでたいといっていいのかどうか、悲惨な出来ですがTT、なおせるところまでなおしたら、どっかですぱっと開き直りたいと思います。恥を捨てる練習、わたしも必要かもしれません……(違う意味で)

 執筆おつかれさまです。わたしも掲示板のほうで御作のバナーを拝見しまして、いますごくそわそわワクワクしています。
 自作の不出来から目をそらしてしまえば、読み手としてはすごく楽しみなお祭りなので、投稿期間が迫ってきてブルーになるやら嬉しいやら、ものすごく複雑な心境です……(笑)
 公開が楽しみです……といいつつも、自分のが途中なうちに読んじゃうと、わが身を振り返ってクヨクヨしそうなので、長編の投稿期間が終わってから、張り切ってまとめ読みさせていただこうかと思っています。
 コメントありがとうございました。科学祭でお会いするのを楽しみにしています!

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