先日から報告しているとおり、楽しくお勉強してます。まだプロットどころか、ストーリーの漠然とした方向性と、おおよその世界設定と、一部のキャラクターの概略しか決まってなくて、採用するかどうかわからないエピソードの切れ端や設定を、ひとまずがつがつ積み上げている段階です。
こんなことで、はたして空想科学祭に間に合うかどうか、はっきりとした確信は持てないんですけど、しかしいずれにしても、自分自身としては、楽しい執筆になりそうです。(とかいって、フタを開けたらうんうん唸って苦しんでいるかもしれませんが……)
「鳥類学」を読みながら、気になった箇所に付箋をはり、メモ帳に書きうつして、思いつきをその横に書きこんだり。同著を読みながら、あるいは通勤や風呂中に思いついた設定や、会話の断片なんかを、大急ぎでカード(名刺サイズ)にメモして、それを名刺ホルダー(A4)に片っぱしからストックしたり。そのあとで別のネタ帳ノートに、もう少し詳しくメモをとって、ノートのページ数をカードのほうに書きこんで、名刺フォルダをインデックス代わりにしています。
とにかく忘れないうちにと思って、片端からメモをとっているので、メモとネタ帳が膨れ上がっていて、本文で使うかどうかもわからない大量の切れ端が、ひたすら散乱している現状です。
もともと設定魔の傾向があるのですが、かつては脳内で整理できていたため、こんなふうに大量の資源を浪費する必要はありませんでした。思いついたことも、些細なネタはともかく、少なくとも大事な部分は忘れなかった。
それがこのところ、ほんの五分か十分、別のことをしているうちに、さっき思いついたことを、きれいさっぱり忘れる始末です。か、悲しい……。
自分の記憶力の減衰に戦慄しつつ、衰えたなら衰えたで対抗手段を模索せねば……ということで、メモ魔になりつつあります。
世界観萌えーな人間なので、こうして設定を考えているいまが、もしかして、いちばん楽しい時期なんじゃないかなあと思います。いざ書きだしたら、ああでもないこうでもないと頭を抱えそう。
本文用の文体も、まだ決めかねているのですが、もしかしてこの話は、三人称のほうがいいのではないかと思いはじめています。しかし、このところほぼ一人称の話しか書いていなくて、こんなんで大丈夫かなと、ちょっと焦っています。もともと一人称で書くことが多いんですけど、今回は、それでは書けないことがいろいろと出てきそう。
文体の調整をかねて、近々、三人称で何か短い習作を書いてみようかなあ……。
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