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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。

 あれですね、何も考えずに気楽に書くと、本来の短所が全部もれなくロコツに前に出てきますね。(推敲で心が折れそうになった)
 具体的には、一文が長くごちゃごちゃしており、改行が少なくて読みづらい。山場が盛り上がらず、オチが弱い。考証がちゃんと出来ていなくて舞台背景が曖昧。テーマの打ち出しが弱くて、いったい何がいいたいかわからない。くっ……。

 しかしとにかく、筆を動かさないで悶々としているよりかは、ヘタクソでもヤケでも、とにかく何か書いているほうがいいなとも思います。うまくなりたいと思うのも大事なことなんでしょうけど、毎回毎回なんとかうまく書きたいと力んでばかりいると、それはそれで、その気負いが重荷になって、書くことから逃げ出したくなってしまうというか……。

 人によっては、不調のときには書くことからいったん完全に離れて、また書きたくなるのを待つ、というスタイルの方もいらっしゃるようです。それはそれで、すごくいいことのような気がします。
 しかし私の場合はそれをやると、うっかり何年でも書かずに過ごして、そのうち本気で書き方を忘れかねないので(※前科あり)、どうしても仕事の状況で時間のとれないときのほかは、細々とでも、何か書いてたほうがいいです。

 結果的な出来はどうあれ、気合を入れてちゃんとしたものを書こうと思って書くのと、頭を空にして気楽に筆に任せて書くのと、交互にやっていけたら一番いいな……なんて思ってるんですけど、その気楽なほうの雑文ですら、この惨憺たる有様。うん……。
 あれだ、気楽に書きたいときは、もっとこう、「萌えー」みたいなのを書くべきだ。萌えっていうか、色気のある話を。

 ここまで書いて気付いたんですが、美女が出てこないのがいけないんだと思いました。
 美女や、美少女が出てくる小説というのは、書いていて無条件に楽しいです。それも主人公ではなく、脇役か相手役で、その心のうちが明確に語られておらず、なにを思っているのかしかとはわからないのがよいです。悪役でもいいかもしれない。
 そんで視点キャラは男、できれば少年ではなく、そこそこ歳のいった男がいいです。おっさんの眼から謎めいた美少女を書いて、萌えーってなるのがとても楽しいです。

 ……自分でいっていて、なにか色んなことを間違えている気がしなくもない。

 美女じゃなくてもいいから、ほんとに、萌えー、みたいなものを書きたいなあ。萌え、というと語弊があるかもですが、なんだろう、書いてて滾るというか、そういうものを。

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