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今日もひきつづき、ネタ帳にイメージワークをがりがり書いていたのですが、途中でなぜか「竜のねぐら」というタイトルの、ドラゴンと村の青年Aが話をするどこにでもありそうな童話風ファンタジーが降ってわいてきまして、その場の勢いで一時間くらいでがががっと書いて、いまにいたります。なにやってるの、わたし……?
こんな感じのです。(途中抜粋)
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だが竜は動こうとしなかった。縦に長い瞳孔を、ゆっくりと開いたりとじたりしながら、いまにも眠りそうに見える。ノノはようやく震える声でいった。
「俺をとってくわないのか」
竜はねむたげに答えた。「食べてほしいのかい、細いの」
ノノはぶんぶんと首を横に振った。だが竜は、見ていないようだった。「いまは腹がいっぱいだ。食べてほしいのなら、そこでわたしの腹が減るまで、そうだね、五年ばかし、昼寝でもして待っておいで」
「人間は五年も、昼寝なんかできないよ」いってから、ノノは慌てて、またぶんぶんと首を振った。「いや、そうじゃない。俺はべつに、食われたくはない」
竜は、ふんと鼻を鳴らした。その鼻息で、ノノは宙に浮きそうになって、あわてて地面にしがみついた。
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……?(書いた本人が首をかしげている始末)
ドラゴン退治(?)の村人という、使い古されきった感のあるネタですし、いくら自分がベタ好きだからといってあんまりだと思うんですけど、うん。まあ、その。書いてしまったからには近いうちに、どこかで晒します……。
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