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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 推敲中のご当地小説、案の定、方言の調整に手間取っています。決めゼリフとまではいわないけど、わりと真剣なセリフのときに、長崎弁で書き起こすと脱力感があるというか、微妙にしまらないというか。地の文とのギャップが強いというか。むはー。

 地元の若者がいま現在、ほんとうにバリバリの方言で喋るかどうかは、半々です。ほとんど標準語の人もいるし、仕事では標準語だけどプライベートでは長崎弁の人もいるし、仕事でも常に方言丸出しの人もいるし。
 自分自身は仕事のときは基本的に標準語ですが、軽口を叩くときに、ふざけて長崎弁を混ぜることはあります。家族や親戚と話すのは島原弁と長崎弁の混合で、友達の場合は相手によって無意識に長崎弁と標準語をシフトします。ばいりんがる。

 でもどこまでが島原弁でどこからが長崎弁なのか、よくわかっていません。ずっと長崎市民の友達に呼んでもらって、言語指導を仰ぐべきだったかという気もします。
 うちの両親・親戚はみんな島原弁ネイティブ、自分自身はチビの頃まで田舎と長崎市を往復でした。小学校以降は長崎市で育ちましたので、学校の友達は標準語か長崎弁。いちばん母語に近いのは島原弁のはずなんですけど、ずっと住んでたわけじゃないので、訛りがキツいと何いってるのかわかりません。
 このあいだ母が「ひゅうなし」とか「おろんころんして」とか言い出して、とっさに「それ何語?」って聞き返しました。母は母で真顔になって「え? こい島原弁かにゃ。長崎んひとはゆわん?」とかゆうてました。ゆわん。
 ちなみにおろんころんは、うろたえる様子だそうです。ひゅうなしは、なんか説明きいてもよくわかんなかったけど、とりあえず罵倒語のようでした。なんか罵られているけれどなにを罵られてるかわからんっていうのも、微妙な状況ですね。

 どうせローカルネタでいくなら、自分ももっと島原弁バリバリだったら、さらにローカルなものを書けたのに! とか思わず考えてしまって、微妙に悔しいような、わからなくてよかったような。いくら方言を楽しむにしても、まるきり暗号文みたいになったらちょっとねー。

 ともあれ、読めるものに仕上げきれるのか、一抹の不安がありますが、明日まで推敲して、明日の深夜に投稿&UPしようかなと思います。短いものなので、お気が向かれたら読んでやっていただけると嬉しいです。

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