小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
読了。連作短編集。一話一話が少しずつ繋がって重なっています。美しい情景に、情愛と狂気と無残な死体とが絡み合って、なんとも不思議な味わい。かなり良作だと思いますが、ただ、猟奇描写が駄目な方は読まないほうがいいかと。表現が美しいので、私は平気でしたが、身体の一部を切断するような描写は無理、というかたは受け付けないかもしれませぬ。
単純に考えるなら幻想ホラー。でも基調に流れているのはタイトルにもある『弔い』の部分なんだろうなあと思います。怖いというよりは、ちょっと隠微で、それからだいぶ物悲しい感じです。
濃密な狂気をはらんでいて、幻想的で、残酷で、どこかひっそりとした甘美な死の匂いに囚われている。そしてもの悲しい。普段はあまりこういうテイストのものは好きでないのですが、小川さんの手にかかると鮮やかに輝きだすから不思議です。
この本をコメント欄で教えてくださった山田さん様、ありがとうございました。そして、終わり方が明確じゃない、というお言葉に納得です。どちらの人物が見たものを幻覚と捉えて読むか。
普段はどちらかというと、そういうの苦手なんですけど、小川さんが書かれると魅力的に思えるのが驚きです。
単純に考えるなら幻想ホラー。でも基調に流れているのはタイトルにもある『弔い』の部分なんだろうなあと思います。怖いというよりは、ちょっと隠微で、それからだいぶ物悲しい感じです。
濃密な狂気をはらんでいて、幻想的で、残酷で、どこかひっそりとした甘美な死の匂いに囚われている。そしてもの悲しい。普段はあまりこういうテイストのものは好きでないのですが、小川さんの手にかかると鮮やかに輝きだすから不思議です。
この本をコメント欄で教えてくださった山田さん様、ありがとうございました。そして、終わり方が明確じゃない、というお言葉に納得です。どちらの人物が見たものを幻覚と捉えて読むか。
普段はどちらかというと、そういうの苦手なんですけど、小川さんが書かれると魅力的に思えるのが驚きです。
PR
プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
拍手コメントをいただいた場合は、お名前をださずにブログ記事内で返信させていただいております。もしも返信がご迷惑になる場合は、お手数ですがコメント中に一言書き添えていただければ幸いです。
ブクログ
ラノベ以外の本棚
ラノベ棚
ラノベ棚
フォローお気軽にどうぞ。
リンク
アーカイブ
ブログ内検索
カウンター