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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 すごく小さな話で恐縮なんですけど、わたし、えんぴつの持ち方がおかしいです。
 箸もなんですけど、そっちはもう完全に諦めていて、とっくに「食べやすいように食べたらいいさ!」という諦めの境地に突入しているのですが、えんぴつのほうは何年かに一回くらい、発作的に、矯正せねばなるまいかという気持ちになります。

 というのも、ただヘンテコな握りなだけならいいのですが、筆圧が強く、また親指の下のほうでぐっとえんぴつを握りこんで、中指の第一関節と親指の付け根でぐりぐり押さえ込んでいるので、長く字を書いていると、手が痛くてしかたないという弊害がありまして。それで、なおさないといけないかなーと。

 学校に通っていた時にはどうやっていたんだと、我ながら思いますが、しかしよくよく振り返ってみれば、授業を聞かずに寝てたり、ぼーっとしてたりした時間が異様に長かったので、それなりに休憩できていたのでしょう。だめじゃん。
 さらに思い返してみれば、授業中に小説を書いていたときも、手が痛くなって休んだりしていたような気がします。ますますダメじゃん……。

 幸いに、人生のかなり早い時期にタッチタイピングを習う機会があったものですから、十代半ばの頃には、すでに手で書くよりもワープロを打つほうが早くなっていまして、やがて就職してパソコンという文明の利器を得てからは、すっかり手で書くことがなくなってしまい。仕事で手書きの書類仕事を処理したりもしますが、そんなに長文を延々と書くわけじゃなし。それで、あまり切実ではなかったのですが。

 しかしちょっと前に、一時期やたらと疲れ目がひどくなり、パソコン画面の見つめすぎかということで、ちょっとだけ生活改善を試みまして。小説本文を書くときはしかたないにしても、せめてプロットを練ったりネタ出しをするときくらいは、紙媒体でやろうかということで、ここ数ヶ月は久しぶりに、ノートとペンがお友達なんです。

 でも、そうなってみれば、やっぱりペンの持ち方がおかしいせいで、手が痛い。
 箸は、二十歳になるまでに矯正できなかったらもうあきらめたほうがいいと、いつか誰かにいわれた覚えがあります。えんぴつもそうなのかなあ。
 ここ数日、ためしに正しい持ち方で書いてみているのですが、手がぷるぷるします。書くのが遅くなり、字が異様に汚いです。そして慣れない握りで力が入らないためか、筆圧が弱く、字が薄く、ついでになぜか、字が小さくなりました。

 わたし、もともと字がでかくて、ちまちま書くのが苦手でした。世の人々はずいぶん小さい字を書くものだなあと、長年それが不思議だったのですが、なんのことはない、えんぴつの握り方の問題だったようです。二十八歳にして気づく新事実。

 しばらく意識して練習していれば、だんだん慣れて、いつのまにか正しい持ち方で自然に書けるようになるでしょうか。それとも矯正するにはとうがたちすぎていて無理でしょうか。ものは試しに、しばし挑戦してみます。

 友達になったばかりのお気に入りノートに、そんなぷるぷるした字を書いて平気なのかというと、実はもともとノートが汚い女なので、あまり気にしません。えー。
 字も汚いし、余白のとり方もセンスないし、そもそも書いている中身が雑すぎるという三重苦ですが、それが幸いして(?)、もともと汚い字がちょっとくらいよけいに汚くなっても、たいして悲しくはありません。か、悲しくないよ!(自己暗示)

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