空想科学祭の中・長編作品を読むのに、SONYのReaderを活用していたところ、なんとなく電子書籍熱がうっすら再燃しまして、またこのごろ、ちょっと買い込んだりしています。紙の本の積読も、そろそろ危険な感じになってきていたりもするんですけども、まあ、それはそれ。ほら、別腹っていうか!(……)
紙の本は、このごろ有川浩さんを追いかけるのがメインになってます。先日ようやっと図書館戦争シリーズに手を出して以来、ひっそりどっぷりはまっております。あと大沢在昌さんの「新宿鮫」シリーズ、こちらも読みかかったらなんとなくクセになって、ぼちぼち読み進め中です。Reader内の積読では、プリズンホテル2と日本沈没とナルニア1が控えています。うーん、どれから読もう。(ソワソワ)
プリズンホテル(浅田次郎)は、このあいだようやく一巻を読んだのですが、読む前に漠然とイメージしてた内容とぜんぜん違ってびっくりしました。なんでかしらないけど、うっすらファンタジーな感じをイメージしてました。任侠だったのか……。(←あらすじを読まないタイプ)
昔からタイトルだけ知ってる未読の本って、なんとなく頭の中で勝手なイメージが出来上がってたりしますね。読んで「あれっ」てなるギャップも、また楽しいですけども。
ツイッターでぶつぶつ呟いてましたが、Reaaderといえば、いつのまにかReaderストアにコミックが参入してました。「マンガを読むには画面が小さくないか?」と疑問だったので、ためしに小山宙哉さんの「ハルジャン」を買って読んでみましたが、意外とふつうに読みやすかったです。細かい不満はないではないけれど、省スペースの観点からはいいなと思います。
ただ、ネームのぎっしりつまった、セリフの多いマンガだったりすると、もしかして読みづらいかもなと思いました。あと、わたしが持っているのは650(文庫本サイズではなく、ワンサイズ大きいほう)なので、350のほうをお持ちの方がどうでしょうか。次世代機は、拡大縮小ができるようになるらしいですが、でもいちいち拡大しながら読むなんて面倒すぎますね。売れると踏んだのだろうから、小さい画面でも、思うより読みづらくはないのかな。
Reader、次世代機の発表は嬉しいニュースでした。11月下旬の発売だったかな。買い換える予定はありませんが、出るというのがすでに嬉しいです。というか、うっかり売れなくてすーっとフェードアウトしていったら悲しいので。
そしてついでに、電子書籍の品揃えが増えるといいなと思います。
操作や本体への細かい不満なんかは、使っているうちに慣れるので、まあいいんですけども、あいかわらず電子書籍の品揃え自体がよくないのが、いちばんのネックですね。どかんと増えないかなあ。
個人的には、転勤のたびに泣く泣く手放すことを考えれば、本棚丸ごと持っていける勢いの電子書籍はすごく嬉しいんです。パソコンとReaderに入れておけば、両方同時に壊れない限りはバックアップも大丈夫だし。
しかしフォーマットの問題は、やはり心配です。十年後に、はたしてまだこの形式がまだ読めるのかという問題は、小さくはないかな。一生モノの特別な一冊に出会ったときは、やっぱり紙でも買っちゃうかなあ……。
ストアで電子書籍を探すとき、ピンポイントで買いたい作家さんやタイトルが決まっているときは、すぐ探せて便利なのですが、なんとなく何か読もうかなとふらふらするときには、ウェブ画面じゃ見づらいですね。書店でぱらぱら眺めながら、好みに合いそうな本を探すという喜びは、なかなか捨てがたいです。
数年後、電子書籍はどんなふうになってるでしょうね。本屋さんでぱらぱら立ち読みしつながら、その場で電子書籍を買えたりすると、個人的にはものすごく嬉しいんだけどな。無理かなあ。
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