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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。

「とこしえの黄昏の国」の世界観を固める、という名目で、それ専用のネタ帳を一冊作ってラクガキしまくってるんですけども、季節のない世界という特異性から、あの世界での風向きがいつも微妙に気になります。

 南の煮えたぎる海のあたりではいつでも上昇気流で、昼夜で差がありつつも、地表では陸から海へ吹く風。高空では逆に赤道側から極がわへの風。(過去作の舞台は、北半球のつもりです。灼熱の海に閉ざされて、南半球との交流はいまのところなく、人類が住んでいるかどうかもわからないという設定)

 季節風はないけれど、偏西風は当然あるはずで。雨が降りっぱなしの地域とか、乾燥しっぱなしの地域とか、そういう特異点が、地球より多いんじゃないかなあ。地形によって、何かしら一定の周期で風向きが変わるようなサイクル、仕組みがあるのかどうか。
 なんとなく、海流とか気流が、いつも強そうな気がしたりもするんですけど、それも漠然と考えていて、あまりつっこんで考証してません。したほうがいいのかなー。

 ……というようなことをぼけっと考えつつ、ネットの海を徘徊し、うっかりコリオリの力について学びかけてから、はっと我にかえりました。無学者の手にはちょっとばかり余るよ! というか、自分に都合の悪い事実に気づく前に、ノリだけで書いちゃったほうがいいんじゃないかな、ファンタジーなんだから!

 でも、誰かすでに、もしも地軸の傾きがなかったら~みたいなシミュレーションとか、されてる趣味人がいらっしゃるんじゃないかという気はします。

「とこしえ~」の惑星は、公転軌道も新円に近いという設定なので、それも季節のなさに一役買ってるわけなんですけど、でも果たしてその環境で、生物が複雑に進化し得るのかなあ、とか。

 季節がないから、回遊や鳥の渡りは、ほとんどなくて、生物の移動が、そもそも少なく、何かの環境の変化で、飢えたときなどに限られる。だから、各地の生物の相にはかなり落差があって、旅をするとまるで見たことのない動植物ばかりを見る、というのが地球上よりも極端。

 衛星はひとつあって、地球の月よりもやや質量が小さい、というイメージです。それでも影響はあるので、生物のサイクルには月が深くかかわっている。年という単位にはあまり意味がない。

 月の質量がもしいまよりも小さかったら、月が地球の周りを公転する軌道は、どうなるのかな。速度次第? 速度が小さかったら……とか考え出すと、なんかすごく調べること多いような気がしてきて、うっ、と逃げ腰になります。
 投げ出しかけてから、ふと出来心でググったら、「もしも月がなかったら」という書籍を見つけてしまいました。こ、これは……。資料本として買うべきか。買うべきなのか。(誘惑との戦い)

 Amazonなんでもあるな。恐ろしいな。

 とりあえず、いまうっかり注文すると、おそらく出張中に届くことになるので、いったん思いとどまりました。うん。出張から帰ってきてまだ欲しかったら注文しよう……。

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